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偽国戦記  作者: ブレヒトさん
貴族たる者、優美たれ
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あらすじ 三章 貴族たるもの、優美たれ

第一話 幸せな夜に

 カイは、レオーネの家族に魔術を通して面会する。レオーネはほとんど魔力を持たなかったため、彼らの声も姿も見ることは出来ない。そのために、一度はただ涙を流すだけであったが、カイを召還した今は、そうではなかった。その面会はレオーネ、サラ、そしてカイにとって、マルブに来て最も幸福な夜となった。

 しかし、そのとき、レオーネを狙う影があった。決闘の責任を取らされたサンサがレオーネを暴行、殺害すべく潜んでいた。火を放とうとしたそのとき、ブリギッタとライラが現れ、公国騎士の名を持ってサンサを粛清する。

 それを見つめるのは、ガイゼリックの使い魔、異形の怪物たち、そして行商の碧眼の女だった。


第二話 剣神弟子をとる

 カイと決闘し、負傷したオーギュントがたずねてくる。オーギュントは非礼の侘びとして、レオーネに高価な食材の贈り物をする。料理が好きなレオーネは目を輝かせる。オーギュントの狙いは、レオーネの家に入り込み、サラとの仲を進展させること、そしてカイに稽古相手を頼むことにあった。

 了承したカイは、オーギュントと早速稽古をするが、オーギュントを瀕死に追い込んでしまう。狼狽するカイであったが、豪放磊落な家礼ザイオンはカイの力量に感嘆し、さらなる稽古を頼む。治療を受けたオーギュントもまた、呆れるカイをよそに、歯ごたえのある稽古が出来ることを素直に喜んだ。


第三話 血を浴びる騎士、公女の記憶

 グラナトゥム公国第一公女で時期国王レナータは、カイが黒騎士であったことに頭を悩ませる。黒騎士は国家機密に関与して居るのだから、カイがかつて他国に所属していた場合、その国との摩擦が生じる恐れがあるからであった。

 そして、個人的にも黒騎士には懸念を感じていた。それは、彼女が幼い頃の黒騎士にまつわる体験に由来していた。

 結局レナータは、手持ちの情報を補強すべく、サラのほかに派遣してあった魔術師ブリギッタに連絡を取る。


第四話 警邏に出る剣神、ブロンドの少女とともに

 カイは学園の教師メルキドから、オーギュントと共に学園生を引き連れた警邏任務を申しつけられる。嫌々ながらも承諾するカイしたカイであったが、集合場所に向かうと、そこにはだらけた貴族連中が居た。しかし、そこにブリギッタが現れ、見事に統率してみせる。感心したカイは、家に帰りその話をする。そこで、ブリギッタがかつてレオーネの近衛騎士だったこと、二人との間にわだかまりがあることを知る。


第五,六話 ブリギッタ・ラスコーシヌイ・ペトロヴナ 1,2

 ブリギッタは、生真面目な父と温厚な母の元に、長女として生まれた。彼女の才能に気付いた国は彼女を宮殿に招く。そこでブリギッタは魔術の勉強に明け暮れる。一年ほどで公国の魔術を理解したブリギッタを、有力者達は本国に送ろうとするが、本人は公国で理想の下で生きることを選ぶ。貴族たるもの、王家を助け、民を治めることが本分であるという、父の教えこそが彼女の夢であった。

 そして、異例の若さでレオーネの近衛騎士となったブリギッタは、しかし、自身の理想とはかけ離れたレオーネに苛立ちを募らせる。そして、レオーネにとって自分はいらない存在だと思い込み、レオーネの近衛の役を放棄する。

 しかし、ブリギッタは、公国からレオーネたちと共に学術機関に行くよう命じられる。意図を測りかねたブリギッタであったが、仕方なしに付いていく。

 やがて、レオーネが使い魔召還の儀を執り行うという知らせが届き、説得してやめさせようとするブリギッタであったが、レオーネの姉、公国第一公女レナータからの手紙により、翻意する。レオーネの思いと、自分が機関に送り込まれた真意を知り、ブリギッタは儀式成功のために奔走する。

 そして、使い魔召還の場で、彼女はカイに出会う。カイの力の一端を垣間見たブリギッタは慄き、その正体を思案した。


第七話 ブリギッタの挑戦

 カイはオーギュントと警邏から帰る途中、暴漢に襲われる。咄嗟に対処を試みるカイであったが、暴漢の用いた魔具にはカイの力を封じる秘薬が用いられていた。それを調合できるのは、同じく神だけであった。

 結局、拘束されてしまったカイの前に姿を現した暴漢は、ブリギッタとライラであった。ブリギッタはカイを打ち破ったことで、カイが黒騎士であると確信したのか、気分を良くする。

 一方のカイは、敗れたことよりも自分を拘束したライラの使い魔に見覚えがあったことに、疑念を持つ。


第八話 ブリギッタ来訪

 ある日、ブリギッタがライラを連れてレオーネの屋敷を訪れる。わだかまりを解消できずにいたレオーネは緊張し、サラはぶしつけなブリギッタに対して不機嫌さを隠さない。しかし、ブリギッタがカイを召還したレオーネを友人として扱い、これからはそうあろうとすることを知ると、ブリギッタに憧れていたレオーネは喜び、サラはそんなレオーネを見て、ブリギッタを受け入れる。

 ライラはレオーネの作った菓子を気に入り、二人は仲良くなる。覗き見ていたカイは安堵する。

 

そうして、役者がそろい、物語は次のステージに進む。


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