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なきにひとしい。


《アーバンシティ突破隊活動報告》

小冊子のタイトルにはそう記されていた。ちなみにアーバンシティとはこの都市の愛称だ。


「亜綺が入りたい部隊って、これのことでしょ?」

夏綺がそう言って渡してくれたのは、アーバンシティの内部レポートだった。

「いいの!?これ、内部機密とかじゃないの!?」

アーバンシティ突破隊は、亜綺が前々から入りたいと言っていた部隊だった。

亜綺はページを繰り始めた。写真はあるが、少ない。


それは、緑に覆い尽くされてしまった地上を取り戻すために、以瑠と佐以の下にできた組織で、地上に再び人類の戻れるようにと、日々自然と戦っている。

人々が地上に帰る可能性として残されたもの。再び人類の繁栄する為の鍵。


亜綺はこの部隊に来年、高校を卒業し次第、入隊することを考えていた。

亜綺には一刻も早く地上に帰りたいという夢があったから。


「お姉ちゃん、ありがとう!

こんなすごい資料もらって帰ってきてくれて、めっちゃ嬉しい!」

姉の予想外なプレゼント(?)に喜んだ私は、キッチンに夕飯をつくりに行こうとした姉にまた飛び付く。


「亜綺、だから飛び込むのはやめなさいってば。」


夏綺は呆れた顔で亜綺を眺めると、頭を撫でた。


どう考えても夏綺と亜綺はシスコンだ(--;)ww


あ、GL違うからね!?ww

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