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memory  作者: 猫きっく
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9/12

異常

部屋に戻った俺はすぐに眠りに付いた。


すると

.

.

.

.

何事もなく普通に目が覚めて、朝を迎える


今日は何も見れなかった。


また夢でなにかわかるかもと期待したが、今回は何も見れずただ普通の睡眠にガッカリした。


目が覚めたはいいがやけに静かである。


佳代が飛んできて、フライングボディアタックしてくるんじゃないかとドキドキしていたがそんなハプニングはなく、妙な静けさに違和感を感じる。


なにかおかしい


俺は部屋を出てリビングに向かった。


おかしい


誰もいない


時間を確認したらもう朝の10時、この時間に2人ともいないのはおかしい。


そう思って外に出てみたら....


鳥が空中で停止している


あまりの不自然な状況を見て俺は驚愕する


まさか時が止まるとか?有り得ない。


あまりの異常な光景に俺は戸惑いながらも、その場から移動して辺りを散策する


川の流れが止まっていて、風でなびいてただろう木の葉すらも空中で停止している。


不安になった俺は佳代の家に戻り、2人の存在を確認すべく辺りを見回す。


部屋という部屋をところかまわず調べたが、2人を見つけることが出来なかった。


そんな俺は昨日の夢を思い出す。


少女が秘密基地と言ったあの洞穴。


なにかあるかもと俺はそこへ向かうよう走り出した。



俺は洞穴があると思われる滝に辿り着いた。


滝も停止している。


そこで俺は滝のそばを調べてみる


夢では、滝の横に洞穴があったはずだが見当たらない。


いくら調べても見つからないことにショックを受けた俺は、背に滝があったにも関わらず後ずさりしたのだが、ふと気になって後ろを振り返ったら洞穴があった。


滝の裏側に洞穴があるなんて普通気付かない。


とにかく見つけた洞穴に俺は入っていくと


そこには机と椅子が置かれていた。


よく見ると、机の上にノートが置かれていた。


気になるので、ノートを開いて中を確認するとどうやら日記みたいだ。


ところどころ破けている上に、文字が滲んでボヤけている。


〇〇月〇〇日


~君を〜~秘密〜~招待し〜~


うん、解読不能


次


〇〇〜~〜日


~〜君~〜心~〜~した


全くわからん。


ペラペラっとノートをめくって見るが、どれもまともに読めたものではなかった。


日記の最後に目をやると



〇〇月~日


〜~君〜重い~〜~院〜~〜することに~〜寂し~〜大~〜のに


だめだ。損傷が激しすぎてまともに読める文章が一つもなかった。


これがあの少女が残したものであるならば、相手は俺なのか?


しかし見事に名前だけは全ページ滲んでいるか、破けている。


あまりにも都合良すぎることに不快になったが、他にも手がかりがないかあたりを調べてみる。


しかし日記以外で特にめぼしいものがなかったので、詳しく調べるために日記を持ち出し外に出ることにした。


俺が滝から出た瞬間


急に全身に力が入らなくなり、俺は前のめりに倒れてそのまま意識を失った。


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