勘違い?
「必殺のぉー」
「フライングボディアタック!」
その直後、俺はあまりの衝撃で目が覚めた。
苦しすぎて息ができない。
佳代「いーつーまーでー寝てるのよ!!」
佳代が怒った口調でそう言うと俺は
「げほっ、げほっ、いやマジで死ぬからやめて、肋骨折れるかと思った。」
必死に返事をした。
佳代「何回呼んでも起きないし、いたずらしても反応なし。仕方ないから強行手段に出ただけですぅー」
どうやら俺は深く眠っていて、なにをしても起きなかったと言うが何したんだよ。気になって眠れない!いや起きる時間なんだけどね。
佳代「とりあえず朝ご飯用意してあるから食べよ!」
そう言って一緒にリビングに向かった。
2人で食事にしようとしたがおばぁさんがいない。
俺が佳代に尋ねると
佳代「ゴンベさんがなかなか起きないから先に家でたわよ」
「ごめん、待たせて申し訳ない」
居候の癖に2人に迷惑かけたことに謝罪した。
佳代「悪いと思うなら今日は仕事に付き合って貰おうかなぁーんんん?( 笑 )」
二ヘラ顔で佳代が言う。
もちろん俺に断る理由がないので快く承諾した。
食事を済まして仕事にいく準備をしようとした時、ふと不思議な体験をしたことを思い出す。
あれって夢?夢にしてはリアルだったので、現実と夢の区別がつかない。
時が止まるとか非現実的なので、夢として納得しようとするものの、気になってくる点がある。
少女が言った秘密基地なる洞穴。
そこにあった日記。
何気なく佳代に滝の近くに洞穴があるか聞いてみた。
佳代「洞穴?そんなの見たことないよ?どうして急に?」
佳代がなんか落ち着かない様子で答える
「夢で滝の近くに洞穴があってね、気になったから聞いて見た」
佳代「滝には何度も行ってるけど、洞穴があるなんて聞いたことないよ?それより早く準備して!」
佳代の様子が若干おかしいが、俺は気のせいかと思い仕事の準備を済ませて佳代と仕事に出掛ける。
この時俺は大事な部分を忘れていたことに気付かなかった。
不思議体験後の話は少し記憶が薄いみたいです。




