優しさと温もり
布団に横になっている俺に、おばぁさんが来て
おばぁさん「大丈夫かい?ゴンベさんが意識を失ったって、佳代が泣きながらアンタを背負って帰って来た時はびっくりしたよ」
あの森から俺を背負って帰ってきた佳代の体力に俺はびっくりした。
「ごめん、佳代ちゃん。迷惑かけて...」
俺が申し訳なさそうに佳代に謝ると
佳代「大丈夫!体力には自信あるから!」
と佳代は二の腕の力こぶをだす。ちっちゃくてかわいい。
そんな健気に力こぶを出そうとする佳代に余計に申し訳なさがこみ上げる。
「佳代ちゃん、ありがとう」
謝っても佳代はきっといい気しないと思い、俺は素直に礼をした。
佳代「どういたしまして!またなにかあったら困るから、今日はこのまま休んでてね!」
佳代がそう言うとおばぁさんが
おばぁさん「お粥ここに置いてるから、食べたい時に食べなさい。食欲なければ残してもいいからね」
おばぁさんがそう言って部屋を出る。
佳代「ゴンベさん、気分悪くなったらいつでも呼んでね!」
佳代もそう言い残し、部屋を出る
俺は特に気分が悪い訳でも、食欲がない訳でもないので、お粥に手をつける。
「世話になりっぱなしで頭があがらないなぁ...」
俺は涙目でお粥を食べる
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お粥を食べ終えて俺は布団に入り横になる。
意識を失った際に見たあの夢
佳代が連れて行ってくれた滝
夢でみた少女が指さしたあの場所と完全に一緒だった。
最初に見た時は洞穴の存在に気付かなかったけど、詳しく調べればみつかるかも。
そこになにかあればもしかして、、、、
俺はそう思い希望を抱く。
明日また行って調べに行きたいが、今日あった出来事だけに止められるんだろうなと俺は溜息をつく。
「一応明日相談してみるか」
と俺はボヤく
あれこれ悩んでも仕方ないので俺は明日に備えて早く寝ることにした。
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ふと俺は目が覚めた。
まだ夜中みたいだが俺はおしっこに行きたくなったので、トイレに向かった。
用を足して部屋に向かおうと2階に上がろうとすると
佳代「ゴンベさんどうしたの?」
いきなり後ろから佳代が声をかけてきた。
「ひぁっ」
俺はびっくりして出し切ったはずなのに、漏らすかと錯覚に陥った。
「佳代ちゃん、心臓に悪いじゃないか!トイレ行ったばっかなのに漏らしかけたよ( 笑 )」
矛盾してるがそうゆうことだ。
佳代「えっ?普通に声かけたつもりなのに....ゴンベさんこわがり?いい年して( 笑 )」
あんた俺の年しらねーだろ、、、、俺もしらんが。
「夜中に、静かな状況で、いきなり、うしろから、話かけられたら、誰だって、びっくり、する」
わかりやすく強調してみた。
佳代「どんまい!テヘペロ」
佳代は一言で片付けた。
「もうふて寝してやるー!!!」
そう言って2階にかけ上がろうとした俺に佳代が
佳代「元気みたいで良かった」
佳代の呟きに気付いた俺は振り返り佳代に
「いつもありがとう」
といい部屋に戻る。
佳代の言葉はひねくれてるが、俺を気遣ってくれたり、今日みたいに体張ってくれたりと、とても優しい子なんだと実感する。
出会って間もない彼女に、俺は段々惹かれていくのである。




