夢の欠片2
佳代の提案で俺たちは森にきたが
「昨日来た時は暗くて薄気味悪いとこだったけど、昼間くると別世界だ」
俺は驚くように見渡す。
佳代「実はこの近くにいいとこあるんだよねー」
佳代が得意げに指差す方に目を向けるとそこには大きな滝があった。
「すげー、、、昨日必死こいてたからまったく目にはいらなかったけど、こんな場所があったんだ!」
佳代「ここって、あたしにとって思い出深いとこなんだよねー」
そう言った佳代は、目をつぶって感慨深く答えた。
「へぇー、どんな思い出なんだい?」
俺がそう聞くと佳代は
佳代「えへへ、内緒( 笑 )」
そこまで言っといてお預けとかいい度胸だ。
俺は佳代の返事に苦笑いすると
佳代「で、ここも収穫なかった?ゴンベさんの初期地でなんにもないと、、、、うーん、、なんにも思いつかないテヘペロ」
初期地とかどこのRPGプレイヤーだっての。
そうこうしてるうちにいい時間になってきたみたいで、あたりはだんだん暗くなってきた。
そろそろ帰ろかと言おうとした瞬間
激しい頭痛が俺に襲い掛かった。
あまりの痛みに声が出せずに膝を付いた俺に
佳代「ゴンベさん大丈夫!ねぇ!答えて!ゴンベさぁぁぁぁぁん」
佳代の叫びを聞きつつ俺は意識を失った。
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意識を失った俺はなぜか変な夢を見ていた。
???「???くん!ここにねぇ、いいとこあるんだよ!」
夢にみた少女が俺の前にまた姿を現した。
???「ここー!すっごいでしょ?前に森を探検したら見つけたんだー!」
少女は見た目とは裏腹に、結構アウトドアな子みたいだ。
???「ここにね!秘密基地作ろうとしててね!ほらあそこ!あそこにちょうどいい洞穴あるから、こっそり家の物持ってきて少しずつ基地らしくしてるんだぁ!」
女の子なのになかなかいい趣味をお持ちで。
関心してるよそに幼少の俺は
「ぼくも今度家からなにかもっていくよ!」
と言った後景色が真っ暗になった。
意識が回復して気が付いたら、そこは佳代の家だった。
佳代「ゴンベさん、、、あっ!ゴンベさん気がついたよーおばぁちゃん!」
佳代が大声でおばぁさんを呼ぶ。
「佳代ちゃんごめん、心配かけたね。俺は大丈夫だから」
俺が何事もなく起き上がると
佳代「いきなり頭抑えて倒れるんだもん、びっくりして過呼吸起こしそうだったよ。ぐすっ」
よっぽど心配してくれたのか、目が赤く腫れ上がっている佳代
心配かけまいとガッツポーズ取る俺に佳代は
佳代「無理しないで安静にして。馬鹿は気絶しても治らないんだから、、、、馬鹿」
2回馬鹿って言ったーこの子馬鹿っていったー!!!
けど、減らず口たたきながらも涙目の佳代に俺は胸が熱くなった。




