↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
memory  作者: 猫きっく
PR
6/12

希望

夢で見た風景。


あの少女...


夢の中では自分も少年ぐらいだったから、今じゃあの女の子はもう20すぎの女性か...


まさかな。


佳代「なんかわかったの?」


と佳代が俺に言ってきた。


「昨日夢で、この風景が出てきてたんで驚いてた。」


佳代「どんな夢?」


「小さい女の子と学校帰りかな?んで、この道を歩いていたんだよね」


佳代「ふーん」


「でも、俺自身その子のこと覚えてないんだ。その時の自分もまだ少年みたいだったけど、もしも同じように成長したら、佳代ちゃんと同じぐらいの年齢かも」


俺がそう言うと佳代は一瞬だけ寂しそうな顔をしたように見えた。


すぐに笑顔になったので、気のせいかと思い、特に気にしなかった。


佳代「案外あたしの友達だったり( 笑 )けどここって年寄りばかりで、同じ年の子ってみんな都会に出ちゃったんだよねー!若い子少ないから、学校も学年ごとに3人とか当たり前な感じ」


佳代が軽くいい放つ、一クラス3人とか少なすぎる。そりゃ友達もあんまりいないわな。


「それじゃあ夢の中の情報辿って見るつもりで、あの頃は小学生ぐらいだったから、学校見てまわるか!」


そう言って俺は佳代と学校に向かうことにした。


そうして辿り着いた学校を見ると、既に廃校だった。


佳代「言うの忘れてた。この学校5年前に廃校になったんだよね。テヘ」


先に言えよ。と俺は心の中で突っ込んだ。


佳代「ちょっと中見てまわってみる?もしかしたらなにか思いだせるかも!」


佳代が俺にそう聞くと


「勝手に入って大丈夫なの?」


俺は心配で彼女に聞いてみた


佳代「とくに立ち入り禁止にはなってないから大丈夫と思う!」


思うってなんだ、思うって。


「佳代ちゃんがそう言うなら少し見てまわるか。危ないとこあったら行かないようにしよ」


そう言って俺は佳代と、廃校の中に入っていく。


校舎に入った俺たちは周りを見渡す。


廃校なためか周りは静けさと相まって、不気味な感じを漂わせていた。


佳代「人のいない学校て、なんか寂しいね。」


佳代はぼそっと呟く。


「佳代ちゃんはここに通ってたんだよね?その時はどうだったの?」


俺がそう佳代に問うと


佳代「小さい頃だしあんまり覚えてないんだけど、子供が少ないから学年関係なしで、休み時間みんなでよく遊んでたなぁ」


佳代は答える


「毎日ちっちゃい運動会みたいだね( 笑 )」


佳代「それはそれで楽しかったけどね!」


俺の冗談に佳代は笑って答えた


佳代「で、なにか思い出せた?」


校舎の中を歩きながら佳代は俺に聞いてきた


「これだけ回っても、ピクリとも感じないんだが、、、」


俺は自分の夢から推理して、ここにヒントがあると睨んできたが、なんにも感じないことにガッカリした。


佳代「これだけ回って収穫なしなら他あたってみる?そう言えば、森の方からきたんだよね?もしかしたらなにかあるかも!」


佳代がなかなかいいこと言った。


「たしかに、、、あの時は寒さで気が動転してたから、じっくり見てなかったし、改めて確認するのもわるくないね!」


俺は佳代の提案に乗って、廃校から出ることにした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。