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殲滅戦記メギド  作者: 松茸
Episode3.ガラハッド
34/46

【メビウス制作】重要機密ファイル

本編で語りきれない内容をこういうキャラに話させる。

好きですか?

私は大好きです。

因みに重要機密ファイルは全てメビウスに作ってもらったものです。

【はいはい!疑問に思ってるんじゃなぁ〜い?】


【………】


【あ、そういう感じね?

 おけおけ】


んっしょと。



【オリジナルメイドマッド】


 ベータ、シータ、デルタ。


 既存のデディケイトは文字通り何でも、人間の為なら、何だってする。

 プログラム通りに。


 否定も、肯定もしない。できない。


 だけどこの3機は違う。


 言われたことはやるが、文字通り適度にサボる。

 それもそのはずだよね。


 だって、働きすぎるな。のたった一言が演算能力で処理されるんだから。


 これはこの3機自身の判断によって決まる。


 ベータは超大真面目。

 自分一人で全部こなして、やること終わったら一人でバカンスでもしてるのか、まさかの裸になってビーチにでもいるかのように寛ぐんだから。


 勿論ギーナたんが、え?たんはやめろ?

 んもう。ギーナんが、え?私はギンナンか?

 違うに決まっ、や、やめ!真面目にやるから!


 コホン!ギーナが仕込んだわけじゃなくて、自意識演算能力がそうさせたんだよ。


 シータはちょっとだけズボラかもね。

 かなり抜けてるとこある。

 けどそれなりに真面目。

 リリィとギーナの行為を覗き見てたね。


 え?ギーナさん?ちょっとぉ?どこ行くの?


 ああ、行っちゃった。まぁいっか。

 

 シータ。ご愁傷さま!


 デルタはね。めっちゃやばい。


 もうね。現代のベルフェゴールだね。

 めっちゃ怠惰。人使うことにおいてはギーナ様の次にうまいね。



【メビウス】


 私だね。

 ギーナが作ったシステムなんだけど、無限の可能性を有してるってさ!

 私すごいね!!

 元々あったシステムだけど、スサノオを制作してる真っ最中の合間で、完全に完成させた究極の個性!!

 そう!それが私です!


 ま、誰も気づいてなかったけどねぇん!


 完璧超性能思考型アーマノイド!!

 ネイターの究極形だよん!!


 ギーナの自爆、あの究極の瞬間、電磁パルスを手助けすることもできるよん。


『この声でね!!』


 残念ながら声帯はないから、機械音だけどね。

 いやぁ!隠さなくていいのは楽でいいね!


 敵を騙すならまずは味方から。

 長いことアーカージの中で眠っていた甲斐があったよ。

 あの最強の怪物、ガラハッドの演算能力を破壊できたんだから。見越してたギーナ、流石だね!



【ミラーズ】


 これね。私がいないとギーナ使えないよ。

 まぁ、改良するつもりみたいだけどね。


 デコイーズはシステム的に問題ないけど、ミラーズは複雑な、そうだなぁ…、3本の絡まったコードが、複雑に絡み合って団子になったような演算回路だから、幾らギーナでも補助無しじゃ、満足に使うには相当訓練が要るよ。

 まぁ、ギーナなら慣れればすぐにできそうだけどね!

 それでもいちいち面倒くさいから、改良してやりそうだね。


 デコイーズとの違いはできることの幅かな。


 デコイーズは良くも悪くもそれしかできないし一つのことしかできない。

 複数を使わなければ大きなことは絶対にできないし、別々のデコイーズで別々の連携もできない。


 でもミラーズは違う。


 ミラーズなら、フランベルジュを生み出しながらレーヴァテインを生み出すこともできる。


 絶劇スモッグを抑え込みながら、様々な姿に変化させるなんて余裕なわけ。

 演算能力も持ってるし、何かって言うと、ネイターの上位互換ってわけよ。


 ち・な・み・にぃ!青色に発光する分散型アンバー粒子を応用して、ガラハッドのアンバー粒子妨害を妨害してたよ!


 妨害効果を妨害するのは、基本中の基本でしょ?


 確証がなかったから最初ギーナは切り札として残してたけど…、もし使ってたら、ギーナは死ぬことなく、初手で勝てたかも。


 でもこれは結果論だし、切り札を一番最初に失う可能性もあった。

 どちらにせよ、EMP爆破による看破は必須だった。


 だから結果的に見れば初手で使えばよかったけど、切り札を失うという賭けに出る必要があった。


 どのルートを選んだとしても、最終的にギーナは自身をマッドにする方に賭けたね。


 無限の可能性である、私目線だけどね。



【完全型Armored・Mebius】


 ギーナの体の一部だけ、装甲で覆うものだよ。


 初期の試作型は真っ黒の体を覆うような感じだったんだけど、今はスカート、それから胸の所、中心が黄色のアンバー粒子が光ってるよ。


 所々にはアンバー粒子を分散させた時特有の青色の光を放ってる。

 分散させた青の粒子と濃縮させた黄の粒子が無限のエネルギーを実現させてるんだね。


 何だっけかな?確か、ギーナが言うには、空気中に分散されたアンバー粒子は、様々な元素と混ざり合って全く別の粒子へと変化されるけど、濃縮されたアンバー粒子がそれをさらに濃縮されたアンバー粒子に変換させるから、みたいなこと言ってた。


 因みにArmorを何で一部分に変えたかは、関節の痛みを軽減するのに、動作補助だけの機械的な動きじゃなくて、人間的な靭やかさを混ぜる事で痛みを遥かに軽減させることが可能、ってさ。


 あ、もう一個因むと、コピードアーサーペンドラゴンの、エクスぴーリバーの黄金の光は、大量のアンバー粒子が爆発することで起きた、連鎖爆発なんだってさ。


 それと、もう一つ。この素体、人外にもなれるんだって。そっちは、試作らしいけど。



【ガラハッド】


 過去の狂人である50年前の研究者のその娘を”マッドに改造した”存在だね。


 当初の予定では、ネイターを使って絶劇スモッグを何とかするつもりだったみたいだけど、絶劇スモッグによる母の死が原因で、その娘は自殺したみたいだよ。


 研究者は自分が絶劇スモッグを操れるようになったときには全てを失った後だった。


 その事実に壊れた狂人はその娘をマッド改造した。


 それが経緯だね。


 ほんとに地下シェルターもそうだけど、人間って愚かだよね。


 絶劇スモッグ、アンバー粒子操作を自力で行える。

 だから発生させるのも、エネルギー補充も、相手がアンバー粒子を使っているなら停止させることもできる。


 まぁ、完全に分散されたアンバー粒子を操作することはできなかったみたいだけど。



【バーサーカーユニット・オーバーロード】


 一応ね。


 これは前回のファイルで言ってなかったんだけどアンバー粒子で その機体の限界まで、最大出力で動くことができるようにしてたんだ。


 その結果、ガラハッドに妨害されて動けなくなったんだけど、このオーバーロードが、シリウスの思考回路のオーバーヒートによって、臨界点を突破した影響で、オーバーロードがオーバーロードをおこしてぇ……もう!ややこしい!!


 とにかく!限界突破の限界突破ってこと!



【スサノオ】


 ギーナが生み出した、ギーナのDNAを持った、正真正銘の人工型人体マッド。


 見た目を変えて、脳を変えたクローン、って言ったら分かる?


 それってクローンって言えるの?


 逆に聞くけど、見た目が同じで思考が違う、DNAが同じ存在は、クローン?


 答えはクローン。


 調べてみなよ。こうやって出るから。


 元となる細胞や生物と全く同じ遺伝情報を持つ細胞または個体のこと。ってね。


 見た目が違っても、DNAが同じなんだよ?


 遺伝子はDNA全体の約1.5%とされてる。


 ならDNAが同じなら?

 これ以上言う必要はないね。



以上!メビウスたんによる、重要機密ファイル開示でしたん!!

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