CodeⅧ:戦の後始末
完全に投稿を忘れておりました。
申し訳ございません。
やはり毎日はダメですね…(笑)
忘れてしまいます。
以後気をつけますので、暖かい目で見守って頂けると幸いです。
呆気なく勝利した尖閣軍とギーナ達。
尖閣軍はギーナの力に戦慄を覚えていた。がしかし、ギーナはどこ吹く風、周囲に散らばったガラクタの山を、復旧したデコイーズ搭載型ドローンで回収に勤しんでいた。
尖閣軍の一部は、この回収に意識的に手伝う者も少なくなかった。
この戦いでギーナの貢献した割合は全体の多くを占めていることを誰もが感じ取っていた。
ギーナなくしてこの勝利はあり得なかったのだと。
だが、あまりにも、そう、あまりにも呆気がなさすぎた。
一度、たった一度手を動かしただけ。
マッドが倒れないようにと手を尽くすそのギーナの姿に、少しでもと、尖閣軍の者達がギーナのために動くのは自然の摂理よりも当然のことだった。
「大した物資ではないが…、鉱石と別の用途があるというだけで、様々なものに使える。
全てを回収し、全てを戦力に回す。
さぁ!効率的に動け!
ドローンでもできることだ!
意思ある君達ならば、直ぐに終わらせられるぞ!
終わった後は、宴という人類の娯楽の極致を味あわせてやる!!
ほらほら!キビキビ働け!
私よりも貢献度の低いものはお仕置きだぞ!!」
尖閣軍にとっては最高に愉快な仕事の始まりである。
そうして、回収、改造を終え、ギーナはリリィと共にマッドの製作を行った。
デルタ、ベータ、シータと名付けられた3機。
捧げる者・デディケイトではない、正真正銘ギーナが作り上げた、オリジナルメイドマッド。
「今日から君たちの仕事は私達三人のお世話のみだ。
食事、睡眠、後は…、ああ、掃除だ。
施設の点検も頼むぞ。
自分たちで手が回らなかったら、尖閣軍を頼れ。それでも駄目な時だけ、私に声をかけろ。ああ、別に好きに話しかけてもいいぞ。
いいな?」
「「「畏まりました。ギーナ様」」」
うむ。悪くない。
プログラムコード【働きすぎるな】も入っているし、これで機械のように動くこともないだろう。
そして、それから更に1日後。
「さて!約束の宴だ!!
元来人間は勝利の美酒を祝杯と呼んだが、私はこれが好きではなくてね。
この盃を勝利に酔うのではなく、次の勝利を確約するための軌跡とする!
さあ!乾杯だ!!」
中身は、酒でも何でも無く、マッド達のはただのオイルであり、ギーナのはただの気化した水だ。
だがその表情は前世で飲んだ酒よりも、美味しそうだった。
ーー更に1日後。
「……これが、ギーナの究極のマッドですか?」
「理論で言えば、人間と同じだ。
私と同じDNAを持ち、感情を成長させ、自身で思考し、技術を吸収しようとする。
性格を決められない、このマッドは、人間とどう違うのだろうな。
このマッドが行き着く先が、幸福であることを願うばかりだ」
気づいているか?ギーナ。
お前は生み出しちまったんだよ。
ガラハッドと同じ存在を。




