Episode 56 〈十腐〉のアレイ=マグナ 204809041900IST
「「〈立方体の部屋〉〈元素操作〉」」
夏斗と千秋が巻き込まれた渦を立方体で囲い、その空間の中の酸素をすべて消す。
酸素が消えて燃えることができなくなった炎は消えて、夏斗と千秋を解放した。
それ同時に立方体も消して、夏斗と千秋が息をできるようにしておく。
「「夏斗、千秋、近隣住民に避難を呼びかけてきて」」
そう言うと2人は足早に去っていった。
「「さぁ、かかってきなよ」」
「まぁめんどくさい敵が出てきたなぁ…〈獄炎の隊列〉」
先ほどは鳥に変わった火の玉は屋のような形に変化してフルオめがけて飛んでいく。
フルオはよけようという動作すらなくすべて魔女の羽衣だけで受け流す。
「〈獄炎の牢獄〉」
部屋を作るように四角い形に炎がフルオやマグナを覆う。
「これでお前さんの仲間は入ってこれなくなったぞ」
「「そんなの関係ないよ」」
フルオは炎の壁に向かって歩いていく。
壁にぶつかった瞬間、ガラスが割れるような音とともに炎の壁は割れていく。
「「〈立方体の部屋〉〈元素操作〉」」
フルオはマグナの全身を立方体で覆い、その中を真空にすることで、マグナを閉じ込め、さらに炎を出せない環境下に置いたのだ。
「「「鋼鉄の多面立方体」〉」」
マグナは部屋の中で鋼鉄の立方体に飲み込まれて死んでいった。
「「〈パンダ〉の方がまだ強かったな。やりがいのない仕事だな」」
その後、
動物園や周辺の消火活動は水で行えないため、冬美が〈名もなき魔女〉の羽衣で、春央が〈兄妹腐人〉の面で火を消していった。
そして数日間こうしたのちインドを去った。




