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【完結】腐人に葬る最期の時  作者: モ虐
第Ⅲ章 ヴェネツィア観光

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Episode 50 天国の道 204809031806CET

 


「ほぉらな!腐人がちゃんといるじゃねぇか‼」


 千秋に頬を引っ張られがら春央は

「ひは、ほへいほうふぇんふぉくはいほふぉふぁ…(いや。これ以上めんどくさいことは…)」

「何言ってるかわかんねぇんだよ!」

「ふぃふひんがふひふ(りふじんがすぎる)」


「これは春央の自業自得な気がするんだけど…」

「いや、頬引っ張っといて喋ったら何言ってるかわかんないは理不尽な気がする。」


「お主ら、何も見ておらんというなら生きて返してやろう。すべてを見たというなら…わかっておるわな?」

 と、腐人の質問に、春央は当然のように、

「何も見てません。よって、生きて帰ります。」

「「「「おい!」」」」


「腐人狩人として、たとえ上司から旅行行って来いって言われてきた先で狙ったようなタイミングで現れた腐人でも見過ごすわけにはいかねぇな。」

「うん。そうだね…約1名本気で観光しようとしてる人がいるけどそんなことできっこないってのは経由地点でうすうす気づいてたんじゃない?」


「ちぇっ」

「「「『ちぇっ』ってなんだよ」」」


「〈過負荷拘束〉」

 夏斗は炎でできた紐に高電圧の電気を流しつつ、その紐で腐人を拘束しようとする。

 しかし、その紐が腐人の右手に触れた瞬間ガラスが割れるような音とともに炎のひもは糸がほつれたようにバラバラになって消えていく。


「〈過負荷拘束〉」

 再び試すも、腐人の脇腹に触れたタイミングでまたガラスが割れる音とともに糸がほつれたように消えていき、失敗する。


「何を…したんだ?」

「何を難しく考えておる。簡単なことよ、(わっぱ)らの魔法をこの羽衣に触れただけで無効化する。それが(わらわ)の面の力というだけのことじゃ。

 〈十腐〉に、勝てると思うな。」

 これをきっかけに5人目の〈十腐〉との戦いが始まった。


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