表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】腐人に葬る最期の時  作者: モ虐
第Ⅱ章 ングラ・ライ国際空港

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

59/69

Episode 48 目標 204809030534WITA

 


「でも、それって公安の仕事から逸脱してない…?普通に犯罪だよ?」

「だな。独断だし、公安の仕事外だなぁ。だけど抜け道はある。」

「「「おい、まさか…」」」

「あぁ。腐人にしちまうんだよ。ここにいるのは全員獣化現象になれる人間ばかり。そして俺たちの体には腐人ウイルスは残り続けている。なぜならウイルスが消えれば、それが原因で灰化しちまうから。」

「つまり僕たちはウイルスを保持したまま。つまり、感染させられる。」

「だったらそのウイルスで感染させた腐人を野良腐人ってことにして殺してしまおうぜってことだろ千秋?」

「あぁ。おおむね正解だ。ただ問題は梅雨川だ。」

「え、あの人は楽勝じゃないかな?って私は思うんだけど…事情話したら二つ返事でオッケーが出そうな気がするんだけど…」


「やぁ、キミ達。危なかったネ。あの人たちが亡くなってしまったのは残念のことだけどネ」

「「「「ターさん⁉」」」」

「大丈夫ヨ。私、さっきの話聞こえてないヨ。」

「ありがとうございますほんとに…」

「いやいや、聞こえてないから。お礼をされるとかじゃなく、むしろ内容を聞きたいぐらいだけどネー」

「それは勘弁してください。」


 その後梅雨川に連絡すると、梅雨川は「あぁ。君たちが『野良腐人を殺した』という設定を貫けるならばそれで構わない。もともとそれほどの規模の連続放火犯なら死刑になっていてもおかしくないしね。」と、本当に二つ返事でオッケーが出た。


 2時間後、梅雨川は、わざと飛行機の時間をずらして、「ごめんごめん、飛行機の時間ミスってて、日本行きの飛行機、デリーに着く日から3日後のしかとってなくて帰りの移動期間で3日間空いてしまってね。その期間は自主パトロールに当たってもらうということで構わないかい?」

 という明らかに「飛行機の時間ずらしたから3日の間で連続放火犯殺してこい」という心の声が丸見えの電話をしてくれた。


 その為、春央達は旅行の最後、確実に連続放火犯を殺すという約束を交わした。

 すべては、ニクロムとエアルを何の心残りもなく葬るため。


 その為ならどんな汚れ仕事だってやってやるよ。

 〈十腐部隊〉のメンバーたちはそう決意し、新たな目標を掲げて進むのであった。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ