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【完結】腐人に葬る最期の時  作者: モ虐
第Ⅱ章 ングラ・ライ国際空港

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Episode 47 〈十腐〉のクマネコパンダ 204809030518WITA

今まで史上一番自信のある回です。

ハンカチの用意がまだの方はをお願いします。

泣けなかった方は保険証を持って、精神科へ行くための準備をお願いします。



 


「ハハ!あいつらが何考えてるかなんとなく分かったかもしれねぇ!」

「どういうことなの松尾君?」

「まぁ見てりゃあ分かるだろ。」


「お前が何を考えてるかはわからんが適当な方法じゃ俺には勝てない。確かに兄妹腐人は強い。だがそれ以上に俺の力が上なんだよ。」

「「それはどうかな?〈分身創造(クリエイトクローン)〉」」


 初めて千秋と一緒に戦った相手、初めて戦った災害級、初めて戦った〈屍〉、レオン。〈屍〉で左足と〈怠惰〉を担当していた男が持っていて面はここにきて活きてきた。

 ニクロムのつけていた面のおかげで分身達も泥のような見た目ではなくニクロムをまとった人間のシルエットのように見える。


 そんな分身も、消滅させるのには心臓を貫かないといけない。

 それに気が付いたパンダは7本の爪でどんどん分身体を灰に変えていく。


「ねぇ松尾君、春央って〈憤怒〉の面をつけてなかったっけ?」

「あぁ着けてたなぁ。」

「〈憤怒〉の面の魔法は確か〈完全反撃〉………まさか⁉」

「そのまさかだなぁ!」


 ざっと100体の分身がパンダによって破壊された。

「「そろそろ頃合いか。」」

「何がだよ?お前は今俺に押されているんだ。逃げられるわけなんか――」

「「逃げる気なんてさらさらない。今この場でお前を殺す頃合いだと言っているんだよ。」」

「何を言って――」

「「〈完全反撃(パーフェクトカウンター)〉」」


 ハツトが先ほど召喚した分身(・・)は自分の一部。自分の心臓にダメージを食らうわけではないが、自分の魂の一部は、心臓を潰されている。まぁ、その魂はすぐに復元されていき、また使えるようになるのだが。


 その「心臓を潰された」という情報を100個用意すれば、パンダに確実な死を与え、パンダを葬ることができる。


 ハツトがその言葉を発し終えた途端、パンダは心臓のあたりを手で押さえ、膝から崩れ落ちる。

 そのままうつ伏せで倒れこみ、パンダの体は灰になって消えていく。


 〈統合〉を解除して、春央は面に向かって語り掛ける。

「ニクロム、エアル。お前らの死は消して無駄にしない。国に帰ったらこの面を埋めて、お前たちの墓を作ろう。」

「まさか腐人を葬る日が来るなんてね。これが最初で最後だろうね。」


「最後でもあり最期だ。腐人へ葬る最期の時だ。それに、俺達はまだやらないといけないことがあるだろ。」

「うん。連続放火犯を捕まえて、殺す。」






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