Episode 37 AREA LIKE DESPAIR 204809021005IST
「馬鹿だねぇ~36分もかけた必死な連続連射ありがとう。こっちはずいぶん退屈だったわね。だって全く効果がないんだもの。」
「ハハハ、馬鹿はお前ぇだよ!わざわざ敵に塩を送ってくれるなんてなぁ!」
「どういうことよ?」
「いやぁ、この110100発の銃弾はどこかに飛ばされる。でもこの銃弾、金属製なんだよ。ってことは金属である弾丸の扱いはクロムの得意分野ってわけだろう。
だから君は金属はすべてクロムの近くに飛ばすしかない。」
「で、その弾丸は中森が喰い尽くすか、大量に溶かすかの二択だ。前者なら中森が何かしらの策を講じてクロムの野郎をブッ潰す。後者でも、クロムの体の金属に覆われている部分がはがれてかなりの熱にさらされて体が解けて心臓がブッ潰れるだろうな。」
「な、、、そんな、私がそんなヘマをしでかすわけがないじゃない。そうよ。お兄ちゃんを殺すだなんて、私がそんなことをするわけないじゃない空港の外にすべて吐き出したに決まっているじゃない。」
「ハハ、何言ってんだよ、お前ぇさっき、『ジュウダンノマワリノジクウヲユガメテニシガワターミナルニトバシタッテイッタノヨン。ソウシタラオニイチャンモダンガンヲブキニデキルシ、ワタシハジャマナショウガイブツガキエルシイッセキニチョウヨネ~ン』とか言ってたじゃねぇか!お前の言葉が一番の証拠じゃねぇか」
「もう君に弁解の余地はない。君は相棒を殺した、あるいはピンチに追い込んだ。」
「でもあんたらに勝ち目はない!ここの空間が歪んでる以上あんたらが私に攻撃することなんてできるはずないじゃない!」
「〈魔法強制解除〉」この一言で、周りの時空はすべて元に戻ったのだ。
その後、何度も魔法を再試行しようとするも、夏斗と千秋がどんどん魔法をぶつけてきてなかなか集中できずまったく時空の歪みを生み出せない。
「そんな馬鹿な…もういい。」
そういうとエアルは、空間転移でエアルと夏斗と千秋を保安検査場に連れ戻す。
「これで準備は整った、かしらね。」
夏斗や千秋には一瞬この行動が何を意味するのか分からなかった。
わざわざ保安検査場に戻すということは、2人を戦線から離脱させるということ。
つまり、2人掛かりで春央を倒す気なのだ。
それに気づくころにはエアルはその場にいなかった。




