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【完結】腐人に葬る最期の時  作者: モ虐
第Ⅰ章 インディラ・ガンディー空港

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Episode 35 AREA RULER  204809020931IST

 


 夏斗と千秋は、空間を支配する能力を持つ面をつけたエアルによって、エアルとともに東側ターミナルに飛ばされた。


「千秋君!春央君と二河さんとクロムの姿がない!」

「あぁ~中森はクロムと交戦中だろうなぁおそらく西側ターミナルかどっかだろ。二河はたぶん大丈夫だ。保安検査場だろう…どうせあれだ、ほら、面の能力で。」

「なるほどね。大体状況はつかめたね。僕たちでコイツを倒さないといけない、と。」

「あぁ。中森が死ぬ前に、な。あっちはこの寄せ集め部隊で最強とはいえ、〈十腐〉に一人で勝てるわけないだろぉしな。」


 そう言いながら千秋は素早くミニガンとバックパックの準備をする。


 千秋はミニガンの引き金を引き、弾丸が勢いよく銃口から飛び出していく。

 しかし、エアルの目の前に弾丸が届いたその瞬間、弾丸は急に地面に落下していく。まるで、エアルの目の前に透明の壁があるかのように。


 エアルを守るその壁は壊れることなく延々と弾丸をはじき続ける。

 そしてエアルによってはじかれた弾丸が地面に吸い込まれていく。


「お前、何したんだよ?」

「Easy. I distorted the space around the bullet, sending it flying into the western terminal.」


「はぁ?そうか、お前日本語話せないの―――」

「いや話せるわよん」

「じゃあなんで今まで英語だったんだよ!いや確かにインドの公用語は英語も入ってるががよぉ、腐人ってそんなグローバルな感じなのか⁉」


「えぇ。ニホンゴとエイゴとチュウゴクゴが話せるわ。」

「(英語は話してる国が世界一多い、中国は使っている人数が一番多いからまだわかるけど、なんで日本語なんだろう?まぁいいや)」


「銃弾の周りの時空をゆがめて西側ターミナルに飛ばしたって言ったのよん。そうしたらお兄ちゃんも弾丸を武器にできるし、私は邪魔な障害物が消えるし一石二鳥よね~ん」


「それだ!」そう言った夏斗は小声で千秋に話しかける。

「千秋君!ミニガンの弾丸をありったけ撃って!バックパック全部出してくれたら接続は僕が手伝うし。」

「〈頭〉様が言うんだ。なんか狙いがあんだろ?」


 そう言って千秋はバックパックを全部出し、すべての弾丸をエアルに向かって撃った。

 最悪土元素魔法を使えば補充はできると気づいた千秋は途中で鉛で弾丸を量産し始め、事前に用意していたミニガン20100発+5000発の鉛玉を打った。あと4つあるバックパックの中身もすべてうって、バックパックだけ〈空間収納〉にしまう。


 鉛玉も10000発ほど補充し、最終打ち込んだ分は110100発となった。


 その弾丸によってできた山は一瞬にして消えた。






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