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【完結】腐人に葬る最期の時  作者: モ虐
第Ⅰ章 決意

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Episode 3 廃校探索 2048824

 ゾンビには公安がある程度の強さの区別をした階級が存在する。


 Lv.1凡庸(ノーマル)。そこら辺を歩き回っている腐人がこれに当てはまる。公安狩人なら弱い方の狩人でも一人で3人は同時に相手できる。(その代償として作者が頭痛を訴える。)

 Lv.2人喰(イーター)。腐人化してしばらくたつと人を食おうとし始める。そいつらがここに当てはまる。春央なら5人は同時に相手できる。(その代わり作者が泣き始める)

 Lv.3我儘(エゴ)。奴らは人喰が進化したもので、自分の縄張りを形成することで底一帯の人間を食べる腐人。支部長クラスがぎりぎり単独で倒せるかとかいう代物。強くても2,3人仲間を連れて行くのが普通だ。(おかげで作者が喜ぶ。)

 最後がLv.4災害級(ディザスター)。世界に最初に降り立った腐人や〈四肢〉のような化け物のような腐人のこと。ここまでくると単独での討伐はもはや無謀と言わざるを得ない。(強敵との激しい戦闘に作者は頭を抱える。)


 そんな最強というか対処不可能というか、手の施しようがないというか、もうどうにでもなれと公安狩人が頭を抱える腐人がここにいるらしい。

「怒らねーでほしいんだけどさ、マジでこの廃校の中に腐人がいるのか?まったく気配を感じねぇぞ。ガセじゃね?」思わずそう口にしてしまう。でも無理はない。血痕もなければ死体が転がっていることもない。何の物音も立たないし物はきれいに整理整頓されており、まだ学校として機能するように見える。放課後忘れ物を取りに帰った時のような感覚だ。その時横に人がいることはなかったが。


 そんな学校に二人銃を持って侵入した春央達は明らかな場違い感を生んでいた。


 一応ここは春央や夏斗の母校であり思い出の場所なのだ。


 謎に漫画やラノベの品ぞろえがいいのは司書の先生の趣味だろと言われた図書室、先生が美人だからみんな仮病を使って行きたがった保健室、汗水たらしながら体育の授業を真剣に頑張った気がする体育館。


 見覚えのある光景が頭に浮かぶ。ここでゾンビと戦う。もしもこれがそこら辺の凡庸なら、いや、人喰までなら春央は学校のどこも壊さずに戦うことができるだろう。だが相手は〈四肢〉。災害級に分類される腐人だ。そんな腐人相手になにも壊さず、壊されずの戦いは望めないだろう。これはあきらめるしかないかと思っていたころには校舎はすべて見終わっていた。「校舎じゃない。おそらく体育館だ。」そう千秋がつぶやいた。


「でも体育館なら開けてて戦いやすいじゃねぇか。腐人にとって開けた場所は射撃されやすくて嫌な場所じゃねぇのか?」


 そう聞くと千秋はいらだつように言い放った。「だからこそだ。あいつらは俺らが〈怠惰〉の場所つかんだことぐらい気が付いていてあえて歓迎するようにしてるんじゃねぇの?要は、舐められてんの。俺ら。」そう言いあいながら入った体育館には案の定腐人がいた。深緑の面をかぶっている〈四肢〉の〈怠惰〉は言った。「戦うの?めんどくさいなぁ~僕はレオン。僕が直々に殺すんだから、名前ぐらい覚えて逝けよ。ニンゲン!」


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