皇女の成長
短くてすみません。
前後の文とうまくつなげられませんでした。
「痛い、痛い……」
クラリスは発熱の後、耳飾りを皇帝陛下に外してもらってからすぐに元気になったのだが、しばらくすると、どうしようもなく全身が痛むようになった。
特に足や腕の関節が痛む。
毎晩痛みを訴えるため、侍医の診察を受けた。
「成長痛と思われます」
侍医はそう言った。
後日、皇太子が部屋を訪れ、申し訳なさそうに言った。
「耳飾りが、そなたの本来の成長を妨げていたようだ。すまなかった」
クラリスには、なぜ謝られるのかよくわからなかった。
あの耳飾りを付けていたからといって、特に不便を感じたことはなかったからだ。
それでも痛みは続いた。
「痛いです……」
クラリスは毎晩のようにマリアに泣きついた。
侍女たちは必死に腕や足、背中などをさする。
背が高くなりたかったけれど、こんなに痛いのなら小さいままでもよかった……。
そんなことまで思ってしまう。
「ぼっちゃまも成長期には同じようになりました。落ち着くまでの我慢です」
マーサが言った。
「すごい勢いで背が伸びております。服がすぐ小さくなってしまいます」
マリアがマーサに報告する。
「ご両親が二人ともかなり長身だったと聞きます。その血なのかもしれませんね。小柄な方が皇帝陛下に似てよろしかったのに……」
「こればかりは何とも……。実際、皇太子殿下は御父上には似ず、とても長身ですし……」
「ふう……亡くなられた実のお母様のように、普通の男性より高くなったらちょっと困りますね」
マーサはふと、フェルネスの女装姿を想像してしまった。
(いけない、失礼なことを……)
そう思い、慌てて首を横に振る。
「お母さま、どうなさいました?」
マリアが不思議そうに尋ねる。
「いえね、失礼なお話なのですが……皇女様がフェルネス様とそっくりでしょう? それで、フェルネス様のドレス姿を想像してしまいました」
「…………確かに、そうなるかもしれませんね……。お胸があれば、少しは違うかもしれませんが……」
二人は顔を見合わせ、思わず吹き出してしまった。
「まあ、とにかく。こればかりは見守ることしかできません。マリア、大変ですが頼みましたよ」
「ええ、お母さま。がんばります」
クラリスの全身の痛みは、ふた月ほどで収まった。
その頃には、年齢相応よりも背がぐんと伸びていた。
後から読み直したら本当に短い!
1話の話を同じ分量ぐらいにするって事ができてなくてすみません




