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異世界ALIVE  作者: 路地裏
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y16.爆炎

 

街に来てから数日、私は壁にぶち当たっていた。


 必要な物も届き、鉱石も買える物を見せて貰った。

 鉄の代わりになる物を期待してたけどそれは無かった。



 正直かなりキツい……。

 本当は銃を作りたかったが鉄の加工がやはり問題で一丁作るのに結構なコストと時間がかかるのだ。

 そして、これに使い捨ての弾が絡んでくるとなると断念するしかない。


 やはり簡単に作れる爆弾を活かしていく路線だ。


 私は設計図の様なものを書き、それを元に実際に大工が制作している所まで行って指示を出していた。


 一つ作ってしまえば後は勝手に増やしてくれる。

 とりあえず色々ためしてみるか!




 それからしばらく試作品を作っていく日々が始まった。


 まずは1作目!ボウガンと言うやつだ!

 普通に弓を撃つより遠くまで飛び、威力も高い。


 そして、弓シリーズの矢には自家製の毒を塗る、これで殺傷能力もあがり、安全な距離から攻撃出来る!



 そして2作目!おっきい爆弾!

 とにかくでかい皮袋に火薬をありったけ突っ込んだだけの超危険物!!

 一人じゃ持てないので投げられない!!


 3作目!投石機だ!これが1番大変だった……。


 そう!これにおっきい爆弾を積み、放り投げるのだ!

 投げた勢いで火が消えるだろうし導火線ではなく、中に火打石の粉を少し入れて着弾の衝撃で爆発するようにする。


 おっきい爆弾を投げるタイプと小さいのを同時にいくつも投げれる2タイプを用意した!

 さらに簡単に動かせるように足下には台車をつけた!


 試作段階で強度が弱い部分には鉄を入れる、飛距離がもう少しほしいがまあスリング部分がツタじゃこんなもんか。


 とりあえず投石機と爆弾がメインだな、あとはおいおい作るか……。



 そこからしばらく月日が経ち、記念すべき投石機くん1号が完成した。

 いや石は投げないから投爆機か?まあどっちでもいい!!


 それで今はデルセンが試し撃ちをと言うので街の外まで来ている。

 なんでも町の外に大人数でいれば魔物が森から集まるんだとか。



 「来たぞ!!構えよ!!」


衛兵が前方の森を指差し叫ぶ。


 うええ!?早過ぎない!?

 マジで来たよ……。


 まだ心の準備が………

視認出来る範囲の敵はどうやらゴブリンだけらしい。


 「撃て!!」


 衛兵の合図と共に投石機は爆弾を放り投げた。



 試作段階で何度も飛距離計算をされた爆弾は、見事十匹程のゴブリン達の手前に着弾。

 同時に爆炎と轟音を鳴らし、破裂した。


 近くの木々はなぎ倒され、燃え始める。


 魔物達は……木っ端微塵だった……。



 「す……す……素晴らしい……。

 なんて威力だ!!これなら後いくつか数を作れば森の魔物共を皆殺しにできる!!」


 正直私もこの威力には引いた……。

 思った以上の火力と範囲だ。命中精度が不満だったけど近くに落とせれば問題ない範囲攻撃。


 しかしこっちから仕掛けに行くのか?撃退ならともかく出来ればあんまり森は燃やしたくないな………。


 そんな事を考えても、もう戻れない。

 兵器開発を進め突き進むしか無かった。





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