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ヤクザと召喚師  作者: 緑一色
レイグルロード~レイグル編
6/38

vsレイヴン

狂助は前を行くレイヴンの後ろをピッタリとついていった。



レイヴンは追いつかれまいとスピードを上げたが、尚も狂助は食い下がった。




先に折れたのはレイヴンだった。



「やめましょう。こんなことで体力使っても意味ないですし」



レイヴンは少し開けた場所で歩を止めた。



狂助も少し遅れてそこに辿り着く。


狂助とレイヴンの距離は5mも無い。




その気になれば一足飛びで狂助はレイヴンの懐に入り込める。



「じゃあ、狂助先生の授業の時間といきましょうかね」



「体罰は禁止のはずじゃないですかね。先生」




「馬鹿野郎。体罰を受ける前に体罰がどうこうとか言ってんじゃねえよ」




狂助は素早くレイヴンの目の前に移動した。



そこから狂助のゼロ距離からの右ストレートがレイヴンを狙った。




だが、レイヴンは上手く狂助の右腕を往なして左回し蹴りで反撃した。


狂助の側頭部に蹴りは入ったが、狂助は怯まない。




「それくらいの痛み屁でもねえな」



狂助は反撃とばかりに追撃する。



レイヴンに反撃の隙を与えないほどのラッシュを叩き込んだ。


レイヴンも全て上手くかわしていたが、少しずつ綻びが出始めた。




「顔面、クラアアッシュ!!」


レイヴンは反射的に顔の目の前で両腕をクロスさせる。




だが、レイヴンに痛みが来た部位は腕ではなく腹部だった。



「うぐっ・・・・・・」



レイヴンは腹を抑え、うずくまる。




狂助は容赦なく追撃の踵落としをレイヴンの背中に入れる。



「嘘だよ、馬ー鹿」



狂助は満面の笑みを見せた。



「おら、剣抜けよ。それ無いと勝てないんだろ?んー?」



狂助は余裕たっぷりの声で挑発する。



「まあ、そうですね。でも、後悔しないでくださいよ?」


レイヴンはよろよろと立ち上がり、剣の柄に手をかけた。




















ズドンという音と共に狂助の背後の2本の木が同時に倒れた。狂助は間一髪で斬撃をかわした。



そこに木が倒れ込んできた。


それもぎりぎりでかわした。




「どうしたんです?防戦一方じゃないですか」



男は愉快に笑いながら言った。



「くそっ!!いくらなんでもそりゃないだろ・・・・・・」





狂助は右肩に鋭い痛みを感じた。



先ほどかわした時に掠ったのだろう。


だが、今回も出血していない。




「そういえば名前を言ってませんでしたね。俺はガードの凶悪犯罪殲滅部NO.6、レイヴン・K・ロッドルです。まあ、どうせ死ぬので名乗っても無駄だったかな?」




そう言ってまた剣を伸ばし狂助を横薙ぎにした。


狂助は低くしゃがみかわした。



また狂助の背後にある木が3本倒れた。





「ったく、森林伐採なんかしやがって」



「やっぱりあなたは人間ですか」


「お前もだろ?」



「いや、俺はご先祖様がここに召喚されたらしく半分ここの住人の血を継いでますよ」


「ほう、そうかい!!」




狂助はレイブンに向かって走って行った。



同じようにレイヴンは剣を伸ばし狂助を突く。




それをかわして狂助は剣に向かって思いっきり拳を振るった。



「なっ!?」


「どんな剣でも剣腹に一撃を喰らったら終わりだ!!」





「やめろおおおお!!・・・・・・って、言うと思いました?」



剣腹から出た無数の針の様な刃が狂助を貫いた。




「うぐっ!!」



狂助はすぐに後ろに跳んだ。



だが、普通なら確実に重傷である。


体に鞭を打って動いた狂助の体に激痛が走った。



「あああああああああああっ!!」



狂助は悲鳴を上げた。


「特別に教えてあげますよ。

俺の能力、質量変換マスチェンジャーは物質を伸ばしたり縮めたりする事が出来ます。

さっきのは剣腹の辺りの鉄を横に伸ばしたってことです」





そこまで言い終えてレイヴンは狂助の体に起きている異変に気付いた。



レイヴンは傷口をまじまじと見つめ、続けた。



「あっ!!完全回復オールキュアですか。へー、初めて見ましたよ」




そう言ってレイヴンは狂助の腹を2回刺した。


「ぬああああああっ!!があああっ!!」




狂助はまた悲鳴を上げる。



レイヴンはそれをまるでおもちゃを貰った子供の様に楽しそうに見ていた。



「すげえ!!本当に何ともなんないんですね!!じゃあ、これならどうかな?」





そう言ってレイヴンは額に剣を突き刺した。



一瞬、狂助の動きが止まった。




が、すぐに痛みを感じ、のたうち回り始めた。



「あはははははは!!」





レイヴンは大声で笑い始めた。



狂助は痛みに苦しみ声を上げる事さえできない。




「ぐっ・・・・・・がっ・・・・・・」



狂助は額と腹を押さえながら立ち上がった。


それに気付きレイヴンは笑うのを止めた。




「無駄ですよ。本当だったらあなたもう3回も死んでますよ?それに完全回復オールキュアだって何回発動するか分かった物じゃありませんよ。地べたに這いつくばっててください」



そう言ってレイヴンは狂助の足を切った。



また、狂助は地面にへばり付く。






しかし、今回は今までの結果と全く違う物になった。




狂助は悲鳴一つ上げずにすぐに立ち上がった。



「え?」


「そんだけもらえばもう馴れちまったよ」




そう言って狂助は思いっきり左ジャブをレイヴンの腹に入れた。



「ぐふっ!!」



レイヴンは腹を抑えた。



そこに間髪入れずに狂助の右上段回し蹴りがヒットする。





今度はレイヴンが地べたに這いつくばる番だった。




「来いよ。俺が死ぬまで殺してみろ」



「・・・・・・良いですね。俺の質量変化の真髄を見せてやりますよ。{首狩り騎士}の腕も」

と、まあこっから完全にバトル方向にシフトしました。バトルが好きな人にとっては良いかもしれませんがこれファンタジーって名目なんですよねwww

ご意見ご感想お待ちしております。

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