28話「宿泊学習day1」
なんか筆がのったんだよね~
例によっていつも課題がピンチだから少しずつ進めていきまする...
「明日は宿泊学習なので遅れないようにすること
そして忘れ物もないように!」
ついに宿泊学習前日。
帰りのホームルームで先生が言った。
ふっふっふっ
俺は支度は完璧だ。
なんならもうすでにアイテムボックス内にすべて入っている。
水筒、弁当、筆記用具、財布にスマホ。
あとは...ポーションと聖剣、あとは前から入っていた野営装備かなぁ。
これだけあれば何があっても大丈夫だろ
「なぁベアトリス。お前準備大丈夫か?」
一番の不安因子だからな...
「え?まだに決まってるじゃん☆」
ほら言った...
「え?でもみんなまだじゃない?」
「俺は終わってるぞ」
「俺もだ」
「私も終わってるわ」
賛同するエリックとセレナ
「えぇ~そんなの今夜やればいいじゃん♪」
「そんなこと言ってると忘れ物するぞ?」
「しないしない~」
余裕そうに手を頭の後ろで組みながら言う。
大丈夫か...?こいつ
「忘れても私は貸せないわよ?
自分の分しか持って行かないもの」
「大丈夫だって!
じゃ、またね~」
「おう。忘れものすんなよ」
「また明日」
「またね~」
♢♢♢
「んっ...あぁー...海風気持ちい~」
少し長めのバスだと体こっちゃうなぁ
それにしても、平和な海。最高!
「ユ、ユートぉ...」
「ん?どうしたベアトリス。
気まずそうな顔して、忘れ物したのか?」
「い、いや~...そういうわけじゃないんだけどね?
お弁当分けてくれたりしないかなぁって...」
「はぁ...忘れたなら忘れたと言え。
でも俺も予備の弁当は持ってねぇぞ?」
「えぇ~...」
落ち込んでるけど自業自得だろこいつ...
「”弁当は”な」
二ヤり
「ユート、もしかして...」
「あぁ。近所の飲食店のデリバリーから、
向こうの世界のごちそうまで。
ありとあらゆる食べ物が入ってる」
「?!ユート、素晴らしいわ」
「はいはい、二人とも。変なキャラ入らない」
「ユート、もしかして王城でこの前料理人に作らせてたのって...」
「お。よく気付いたなエリック」
「はぁ...まったく。あとで俺にも分けろよ?」
「あ、私にも!」
あきれつつも結局食べるというのが実にエリックだ。
そうだな...異世界未経験の陽葵に向こうのやつ食べさせてやるか。
「お前ら集まれー
点呼とるぞ」
もう集合か。
今日は...
「よし。全員いるな。
今日はあそべ!今は10時だ。
昼も各自持ってきたものを食べるなり海の家行くなり自由だ!
ここに17時に戻ってくること。いいな?」
「「「「うおぉぉぉ!!!」」」」
「遊ぶー!!!!」
こういうところがこの先生のいいところだろうな。
「平和な海は何回来ても良いものね」
「だな。気持ちもいいしワクワクする」
「エリック前回はしゃいでたからな~」
「思い出させるなよ...」
思い出せ、完璧イケメンの黒歴史よ...
ってイヤーな陰キャだなこれ()
「とりあえず水着に着替えるか。
ここ集合でいいか?」
「えぇ」「おう」
「りょーかーい」
といっても野郎の着替えは早い。
「なぁエリック。そういや好きな人できたのか?」
「何言いだすんだよユート。ユート達とが一番って言ったろ?」
「そうはいってもいないのか~?俺恋バナは大好物だぞ~
陰キャなりにもラブコメ見たりはしてたからな」
まぁ俺は画面の向こうの主人公みたいに勘違いはしないけど
(お前の周りが一番ラブコメしてるだろ...ってのはユートには言えないか)
「そうだな。でも俺からはそんないいものも出てこないぞ。
せいぜいお見合いの申し込みに断りの返事を入れる作業をしていたぐらいだ」
「これだからモテ男は、うれしい苦労じゃんかよ」
「かもな」
んな清々しく笑うなよ~
「お待たせー!!」
「あ、その。待った?」
走るベアトリスにゆっくりなセレナ。対照的だなぁ
「いや?エリックと話してたしあっという間だったよ?」
それにしてもセレナの水着...いや、もう前回みたいな失態は...
後から魔法で助けられてたと知ってから心を凪にする特訓をしたんだ。
ラブコメ見ながら
ちょっとあれなシーンでも今は大丈夫。
「行こっ」
「れっつごー☆」
「おう」「はいはい」
「あ、あの..優斗私も一緒にいい?」
「陽葵か?もちろんいい...ぞ...」
あ、な、なんて言うか今日の陽葵の水着は(以下略)だ。
「ありがと♪」
それでこの笑顔である。
それにしても女子ってのは一回来ただけで水着を買いなおしたりするものなのか?
「...いや、俺は大丈夫だ。訓練したんだ。俺の凪は鉄壁だ」
「ユート...明後日の方向見て何ぶつぶついってるんだ?」
エリックくん、それは言わないお約束だ。
「じゃ、じゃあ行こっか」
「「「おー!」」」
♢♢♢
「あ~遊んだな~」
大体12時半を回ったぐらいだろうか。
みんなで海岸から少し離れて人気の少ない砂浜レジャーシートを敷いてすわっている
「さすがに疲れた...」
「はしゃぐ王子様もいいもんだったぞ」
「うるさい。」
「ユートもなかなかはしゃいでたじゃん♪」
「っ。せれな。ベアトリスほどねーよ」
あいつまだあそんでるやん...
「ベアトリスー!ご飯要らないのか~?」
「要るに決まってんじゃん」キリッ
瞬間移動かよ...食いしん坊が
「陽葵も遠慮せず食べろ」
「う、うん。ありがと」
「さて、まずは近所の食堂フルコースから~
哲朗おじいちゃんの中華料理に
友昭おじさんの定食~
ご笑味ください」
「おいしそー!!」
「だろ?ベアトリス」
「ユート...海に定食は無いわよ...」
「「うんうん」」
「なっ?!うまいんだぞ?
このだしがまた最高なんだぞ?」
「食べるなら家に居るときでいいじゃん...」
「陽葵までかよぉ。
みんなそんな残念な物を見る目をして」
はぁ、やったろうじゃんの
「これでどうだ!
アルデリア王国王城にて提供される最高級のコース料理だ」
「「「嗚呼...」」」
「これもおいしそう~♪
いただきまーす☆」
「みんな食べないなら俺がもらうからな?」
「っ...それは。私も食べるわ」
「俺も食べるか...まぁなれ親しんだ料理だが」
「さすが王子様って感じだよな」
「?!?!?!」
「どうした?陽葵」
「おいしすぎ...」
「だろ?俺も初めて食べたとき驚いたわ。
モンスターも物によるけどそこらの食材よりうまいからな」
「モンスター....ゴブリン....あぁ...」
飲めや歌えや(歌ってはいないが)この人数だと宴会みたいだな...
♢♢♢
「食べた食べた~」
「よしっ。泳いでくる☆」
「まだ動けるのかよ...」
なんでベアトリスはあんだけ食べてまだ動けるんだ?
人間と魔族じゃ胃袋の容量違うのか?
「俺はもうちょい休んでるわ」
「俺も」「私も~」
「おいしい...ごぶりん...おいしい...」
なんか一人半分ぐらい放心してるけど...まぁ大丈夫か。
そのうち良くなるだろ。
あとでゴブリンじゃ無いことだけ伝えといてやろうかな。
「さーて俺も遊ぶかな───」
バリッ...ドーン!!
立ち上がろうとしたとき、聞き覚えのある嫌な音がした。
ちなみにこれ書いたの社会の時間ね((ボソ...




