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13話「調理を攻略」

寝落ちしたり課題が重なったりしたせいで遅くなりました...

すみませんでした...

「今日は集まってくれてありがとう。」


今日は調理組が陽葵を中心に調理室に集まっていた。


「今回作るワッフルは、バニラとイチゴ、チョコレートの三つの味にしようと思うの。

 お手本見せるわね」


陽葵はみんなの前でテキパキとワッフルを作り始めた。



なるほど、

スタンダードなものがバニラ

──ワッフルの上にバニラアイスと生クリーム、小さいミントがのせてある。


そしてイチゴやチョコのソースがかかっているのがイチゴとチョコのようだ。


これなら分けて作ることもないし適している、そして何よりうまそうだ...


「優斗はそんなだらっとしてないで」

「っ...」俺そんな変な顔してたか?

てかあのときのメッセージでのやりとり以来、

初の陽葵との会話これかよ。



うん、我ながらうまく焼けたな。

こういうゆっくりとできる時間...すばらしいね。

あとはクリームを...


「優斗じょうずね。

 あ、ここはこうやって...」


なんだか腕に柔らかいものが...

ち、近い。

ほ、ほかの生徒は...居ない?!


「ん?優斗どうしたの?」

そんな何事もないように言われても...

いや、いつも通りいつも通り。平常心平常心。

ふぅ


「あとはソースをかけて...できたっ」

「優斗やっぱ上手だね~家庭的男子♡

 ふふっ」


「...え?」

なんだか陽葵の頬が赤くなっている気がした。


いや、最近は暑いからな。そのせいだ。

きっとそうだ。そうに違いない。

うんうん。



「ユートやっほー!」

「げっ...ベアトリス...」

あの某金髪問題児がメイド姿のまま勢いよく乗り込んで来やがった。


「げっ...はないでしょ?ユート♪」

「はぁ、で?何しに来たんだ?」


「おいしそうな匂いがしたから☆

 あ、これ?いただきまーす!」


パシッ


「あ、ユート止(と)めんな~」

こいつ、恐ろしく早い手...

俺じゃ無きゃワッフル食べられてたな。


なんてね。


「これは俺が作った練習用のやつだ。

 食べるなら材料費おいてけ」

「え~これでいい?」


「おう。さんきゅーな

 ...と言うとでも思ったか?これ金貨だよな?」

どう考えても使えるはずの無い金色に輝く大きなコインを渡してきた。


「あ、こっちがよかった?はい」

「ん?魔石か?これも使えないぞ日本円で払え」

にしても、魔物からドロップする魔石を出すとは...

強さとサイズは比例するよな...?

直径15cmはあるぞ?これ


「なぁ、ベアトリス。

 この魔石なんのやつだ?」

「ん~ドラゴンとかかなぁ。ほかにも色々あるよ~」


「...とりあえず今日のアイスは無しな?」


「え...」

なんだよ、この世の終わりみたいな顔しやがって。

こいつならアイスのために世界滅ぼしかねんな。


「あのな?魔石も大金貨も使えねぇよ。

 大金貨一枚で軽自動車は買えるぞ。

 ドラゴンの魔石に至ってはもう言葉が出てこねぇわ」


銅板、銅貨、銀貨、金貨、その上が大金貨だ。

大体日本円で100万円ぐらいだったか?


その先は...白金貨と星金貨か。

これは価値を考えるまでも無い。

手に入れたら億万長者だな。

まぁ、俺は持ってたけど。


そういえば魔王討伐前にまとまった金貨とかは家の金庫に入れてきちゃったな。

俺と仲間しか開けない特別製だ。

まぁ、こっちの世界じゃ必要ないだろうけどな。

こんなことなら国に寄付でもしてくれば良かったか...


っと、そんなことより今はベアトリスか。

「とりあえず、日本で生きていくなら日本円が必要だぞ?

 何か稼ぐあてがあるのか?」

「稼ぐ?なにそれ?」


「はぁ...働くって事だ」

「え~!私が働くの?!

 この可憐な超絶美少女☆ベアトリスちゃんが?!」

「そういってるけど?」

フリルのスカートを振りながらターンして上目遣い...もはや怖いわ。


「よし、学園祭終わったらバイト探し手伝ってやるよ。

 バイトでお金を稼いだら、そのお金で色んなスイーツ買えるんだぞ?」

「ほんとに?!なら、頑張ってみる!!スイーツ!!」

ほんとに甘いもの好きだなぁ、そこらの女子と変わらんわ。

…ずれてるとこ以外。


話について行けずに放心している陽葵に笑顔でピースを決めるベアトリス。


それにしてもこいつのテンション高すぎだろ。


「優斗達お疲れ様。

 調理班のみんなが自販機の周りでニヤニヤしたり、

 妬ましそうな顔したりしてたんだけど、どうかしたのか?」

「お、陽翔。

 みんな居ないと思ってたけど何してるんだか...

 陽翔は装飾と接客の担当だっけ?」

さっき...やべ、なんか恥ずかしくなってきた。

顔赤くなってないといいな...


「おう。

 ん?どうした?優斗。」

「い、いや。なんでもない」


「それならいいけど、いい学園祭にしような」

「おう」


っぶね。さすがにあれは動揺しちまったわ。

やっぱ現実、異世界と同じぐらい怖ぇ...


陽翔が放心状態の陽葵にも声をかけたのか、

「えっ...あ、うん!がんばろ!!」

と、慌てて取り繕ったような陽葵の声がした。


これでちゃんと学園祭ができるといいな...


14話は早く出せるように頑張ります。

作品の応援よろしくお願いします。

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