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11話「異次元カラオケ」

なんか筆が乗ったので11話~

「今日は学園祭の話し合いをするぞ~」


「え~まずはクラス模擬店から決めていきたい。

 なんかやりたいのあるか~?」


「はい!メイド喫茶!!」「おぉ~」

なんだ男子のその歓声は...

みんなセレナやベアトリスを見てやがる。

もはや清々しいな。


「なら執事喫茶も!」「女子ばっか楽しむのか~」

「え~いいじゃないメイド喫茶だって男子が楽しむためじゃない」


「俺は縁日!」「私焼きそばとかやりたい!!」


「いったん静かに~。陽翔、仕切れるか?」

「先生任せてください。

 みんな、投票で決めようと思うんだがいいか?」


「おう」「おっけー」「いいわよ」

みんな議論をやめて賛同する。

さすが陽翔。一瞬でクラスをまとめて投票までもっていくとは。

もうこいつが勇者でよかっただろ。


「よし、じゃあ今から配る紙にそれぞれがやりたいやつを書いてくれ。」


俺は...無難でみんなで参加できるような縁日にするか。


「よし、じゃあ開票していくぞ。」


「おい、まじかよ...」

まさかのメイド喫茶になった。

男子と、一部女子の熱い思いの結果...


「じゃあ、今年はメイド喫茶をするのでいいか?」

「おっけー」「よーしやるぞ~!」


まぁ、やるしかねぇよな。



その後はクラス対抗競技とかの話し合いがあったが、特にトラブルもなくて安心した。

唯一心配なのは、四人の中で俺だけが競技に参加することになったことだ。

リレー、早く走り過ぎないようにしないとな。



今日はあっという間に放課後だ。色々ありすぎたせいか?

まぁ、まだ気が休まるとはいえないけど...


「みんな~カラオケはこの後帰りそのまま寄るでいいか?」

「わかったわ。」「どこによるんだ?」


「駅前のところでいいか?」

「いいね~おけおけ~」


「優とも来るんだろ?楽しもうぜ」

「お、おうありがとう。」

端でこの先のことを考えないように黄昏てたら陽翔が声をかけてきた。


行くか。



意外と、おとなしいな。


エリック、セレナ、そしてベアトリスの三人はドリンクバーに夢中だ。

エリックには黒色の某炭酸飲料。

セレナはカ〇ピス。

ベアトリスはというといろんなものを混ぜだしていた。


やっぱこいつ小学生レベルだろ...


「ね~ね~ベアトリスちゃん歌ったりしないの?」

「歌?それなら私得意よ!」


「ほんとに?聞きたいな~。

 はい。これで流せるから。」


「ん〜。知ってる曲見つからな~い。」

カラオケのタブレットをいじっているベアトリスがつまらなそうに言う。


「よし、そのまま歌う!」

「あ、おい──」

「♪~~」

「あ、どこの国の歌?外国語よね。」「俺この言葉聞いたことないな。」

「歌うま~」


「ベ、べアトリスが昔居た地域の曲らしい」

「いろんな言葉があるんだなぁ世界には」

「へ~なんだかきれいな曲ね~」

ナイスすぎる!エリック。


確かこの曲は...前にダンジョン潜った時に敵を殲滅しながら歌っていたような。

自分を鼓舞するとかなんとか。なんて曲歌ってるんだよこいつ。


とりあえずバレなくてよかったな。



「あ、ベアトリス。」

「なに〜?優斗」

戻ってきたベアトリスに問いかけてみる。


「モンスターの転送ってお前がやってたのか?

 お前が来たの日日本にも初めて来たけど。」

「え、私そんなことしてないよ?

 最初にエリックたちが来た時のやつだけ。

 優斗とかこんな楽しい世界侵略するわけないじゃん♪」


「お、おう、そうか。」

ならやっぱり、ほかに送ってきてるやつがいるのか?

だとしたら早々に突き止めなきゃな。

でも、最近はモンスターの話を聞かないし。


学園祭でのベアトリスの監視が第一だな。

次、転送があったら調べてみよう。


「ユート♪そんなに思いつめないの~

 元気出して!」

「あ、セレナ」

セレナがカ〇ピスを持って隣に座ってきた。

クラスのみんなは...盛り上がっていて気にもしていないようだ。

「あ、ありがとう。」


「ユートって悩んでるときいっつも1人で怖い顔してるよね~」

「あ、ほんとに?気をつけるわ」

「まぁ無理に変えなくていいわよ。

 それもユートでしょ?」


「あ、ありがとう。」

セレナは笑ってみんなの輪に入っていった。

そんなとこも気づかれてたのか、

なんだか頬が熱くなった気がする。



その後はみんなで飲んで騒いでお開きだ。

学園祭まで準備頑張るか。


三年ぶりの青春ってものを味わいたいな。


そろそろ学祭編行くぞ~!

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