表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
8/20

第8話 危険なお店である。

ウィーン。


自動ドアが閉まる。


ゼノスは店を出ていた。


数歩歩いて、ふと違和感を覚える。


右手を見る。


コンビニの袋。


左手を見る。


肉まん。


脇には唐揚げ。


さらにお茶まで抱えていた。


「……。」


ゼノスは固まった。


もう一度確認する。


右手。


袋。


左手。


肉まん。


「……。」


「待て。」


袋を見る。


「待て待て。」


「いつ買った!?」


ゼノスは必死に思い出す。


店へ入った。


笑顔で迎えられた。


そこまでは覚えている。


その後。


「……。」


「何も覚えていない。」


もう一度手元を見る。


「ちゃんと袋詰めされている。」


「肉まんも温かい。」


「お茶まである。」


「なぜだ。」


ゼノスは頭を抱えた。


「我は敵情視察に来たのだ!」


「それがなぜ!」


袋を掲げる。


「買い物を済ませて帰っているんだぁぁぁ!!」




魔王の悲痛な叫びは、魔王城にまで届いていたとかいないとか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ