五章 始まり
21時に短編「築き上げた努力」を上げます。
カミラを虜にしたカイゼルの心中エンドを見てください
5時30分と17時の2回更新しています。
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エーデル男爵家の小さな応接室。
午後の柔らかな光が窓から差し込み、丸いテーブルの上には紅茶と焼き菓子が並んでいた。
ロゼッタは椅子にちょこんと座り、少し誇らしそうな顔をしている。
向かいには父、ハインリッヒ・エーデル男爵。
その隣には母、マルガレーテ夫人。
男爵は紅茶を一口飲みながら言った。
「それで、今日はどうしたんだい。ずいぶん嬉しそうだな」
ロゼッタは胸を張った。
「今日、爺やに褒められました!」
男爵と夫人は同時に目を丸くした。
「ほう?」
「まあ」
ロゼッタは嬉しそうに続ける。
「魔力制御の練習を見てもらったんです。
そしたら“よく頑張りましたね、お嬢様”って」
ロゼッタはその言葉を思い出して、少し照れたように笑った。
男爵はにっこり笑った。
「それはすごいじゃないか」
夫人も嬉しそうに頷く。
「ええ、本当に」
夫人は優しく言った。
「ロゼッタちゃん、ずっと頑張っていましたものね」
ロゼッタは少しだけ恥ずかしそうに紅茶のカップを見つめる。
「……はい」
男爵は腕を組み、うんうんと何度も頷いた。
「爺やは厳しいからな。あの爺やが褒めるなら本物だ」
三人の笑い声が、応接室にやさしく広がった。
エーデル家のお茶会は、穏やかな団欒の時間になった。
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