49 勃発! 神様問題!
49 勃発! 神様問題!
「不憫」
塩田がさっさと歩いて行ったせいでポツネンと取り残されたわたしは後から歩いてきたお兄ちゃんに何があったのか聞かれた。
ので、斯々然々此此こうでと言ったら上記の様に言われました。
なんで~? わたしが悪いの?
「瑞はな~、もうちょっと情緒を学ぼうな?」
慰めるように頭を撫でられた。
解せん。
「それよりお兄ちゃんいつからなるちゃんさんとお付き合いしてたのさー」
「ん~? いつからだろう? 小5の時からの知り合いだから」
「そんな昔からの知り合いだったの?」
「うん、ボーイスカウトの時のメンバー」
あー、そう言えばそういうのお兄ちゃんやってたなぁ。
「落ち着いたら結婚するから瑞のお義姉ちゃんだな」
お兄ちゃんが当たり前のように言う側で昴さん、テッちゃん、健ちゃんが
「「「リア充爆発しろ!」」」
と叫んでいた。うわー、リアルでこの台詞を聞くとは思わなかった。
そうか、お嫁さん問題か。年少組はこれから先産まれてくる女の子がお嫁さんになる事も無いではないが、お兄ちゃん達より上の年代は・・・
うん、有罪。
「そんな事言ってるからお前らは女の子がドン引くんだよ」
「三花姐さん!」
呆れた様にため息をつかれた。
「確かに昴も健児も徹も素は悪くないのになんか残念臭が漂うんだよなぁ」
とこれは開さん。
「・・・あの~ 何でお二人手を繋いでるんすか?」
ケンちゃんが恐る恐る尋ねると
「うん? お付き合い始めたからだけど?」
さらっと開さん爆弾落としてくれました。
「「「えぇっ!!!」」」
見事に三人がハモった。
「ヒドイ、神は俺らを見捨てたのか」
「開さんも結婚出来ない仲間だと思ってたのに・・・」
「開さんMなんだ・・・」
「おい、最後のは聞き捨てならんぞ」
「「「だって、女王様の下僕・・・」」」
「お前達死にたいらしいな?」
三花姐さんの背後に怒りのオーラが起ち昇る。
「「「滅相もございません!」」」
3人は見事なスライディング土下座を披露しましたw
「でもさお兄ちゃん、結婚式ってどこでやるの?」
「?」
「だってさ、新しい神様に変わったんだよ? だったら教会とか神社じゃないよね?」
素朴な疑問を言葉にしたら色々思い浮かんじゃった。
「そう言えば、初詣はどこ行くの? 節分は? バレンタインとか子供の日とか。七夕やお盆は? ハロウィンも、クリスマスもこれからどうするの!?」
大変! 特に初詣! 日本人の初詣参拝者数は2009年時で約9.939万人。日本の総人口1億2614万人うちの9.939万人!
普段たいして信心深くない日本人。何故か大挙して押し寄せる年の初めの一大イベント、やっぱり何となく初詣に行かないと新年が初まった感じがしないっていう人が多かったんじゃなかろうか。
「あー、確かに要検討案件だわ」
新規創造神様って名前じゃ変だろうしなぁ
ラテン語で創造するは『creare』だっけ?




