40 レ○ブロックは創造力を育みます
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翌朝から堀を掘る作業開始です。スキル《設計士(仮)》を持つ真由さんが掘る位置を指定、幅5m深さ10m距離500mを正方形を囲うように掘る。
掘った土は内側に出していくと創造魔法持ちが壁を建てていく。
土が見えない巨大な手で粘土のように捏ね上げられていく様はホント魔法だ。お昼までに一面がやっとこさ攻略されとりあえずお昼休憩。
「以外にキツい」
ドカリと乱暴に座り込んだ塩田が弱音を吐くなんて珍しいとマジマジと見てしまった。
「なんだよ、俺が工作苦手なの知ってるだろ」
ブスくれた様子に笑いがでる。確かに小・中の図工や美術の時は画伯とあだ名されるぐらい前衛的な物を作り上げてたなぁ、と懐かしく思う。
「工作苦手でもレ○ブロックは得意だったじゃない、あの感覚でイイんじゃない?」
塩田は小学生の時はよくうちにお兄ちゃんと遊ぶために来ていた。塩田家が隣のアパートから引っ越す高校入学前迄はよく来ていた。
その時に佐藤家に大量にあるレ○ブロックで色々作ってくれた。お城とか宇宙基地とか壮大な物を。
「そうか、あの感覚でいいのか」
得心がいったのか素早く立ち上がって真由さんの所に行くと作り直しの許可を取っていた。
「作り直しって大丈夫なの?」
「はい、これを見てください」
塩田は足元に四方に尖塔を備えたミニサイズの砦を瞬く間に造った。
「へー、凄いね。うん良いよこれでいこう」
Goサインが出てからは早かった。塩田の頭の中には明確な出来上がり図があったんだろう、一度すべて崩して元の壁の高さに仕上げるまで30分もかからなかった。
そうなってくると堀を掘って土を提供する方が俄然忙しくなってしまった。
塩田~ レ○ブロック詰みが楽しいのはわかったからもう少し自重しようよ (*T^T)
結果日が暮れる頃には芸術的な砦とそれを囲む堀、そして二つ目の耕作地を囲む堀も完成してしまいましたとさ。
完成したそれを見て高笑いを上げる大魔王とその足元に力尽きた掘削作業員がいたとかいないとか・・・




