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30 キャラクターメイキング 山田貞治

30


 

 さて、夜になりました。いつもなら日が落ちてレーションを食べたあとは子供組でしょうもないことを喋っているんだが今日は親世代を交えて鑑定による健康診断を開催しました。


「じゃあスイちゃんよろしくな」


 貞治おじいちゃんが一番手だ。


「『鑑定』」


名前:山田貞治


年齢:76


性別:男


職業:槍士


体力:7→257


筋力:5→255


敏捷:3→253


知力:25→125


器用:12→112


精神:58→158


幸運:3


経験値:363



 ステータスアップ箇所(700→0)


 頭→知力、精神(+100)


 体→体力、筋力(+250)


 腕→器用(+100)


 足→敏捷(+250)


スキルポイント(700→0)


 槍術EX

 経験値20倍EX

 身体強化EX

 自動回復EX

 状態異常無効EX

 即死攻撃無効EX

 ストレージA

 生活魔法B


《状態》

 動脈硬化 軽度

 高脂血症 中度

 高血圧 軽度

 変形性関節症 中度


 現在状態異常無効効果により無症状


 

 あ、これヤバイやつだ。


「貞治さん見てくれると解ると思うんですが今無症状なのはスキルで押さえてるだけなんで治ってるわけじゃないようです」


「ふむ、どうしたもんか」


「どうしたらいいですかね?」


 治癒系魔法を持っている人達が雁首揃えて貞治さんのステータス画面を覗き込んでる。


「怪我とかだったら傷を塞ぐのに破損した細胞を修復してもとの状態に戻すイメージでいけるんだから同じ感じでいいんじゃないかしら?」


 これは星家の叔母さん月子さん。介護福祉士をしていたそうだ。


「?」


「つまりね、これって体の中の血管が破損している状態なんでしょう? だったら身体中の血管がこうツルッと綺麗に血液が流れるようにすればいいんじゃないかしら? 配管を掃除して壊れたり漏れているところを新しくしたりして修理して直すって感じで」


「ほー、なるほどねぇ」


「あと自動回復EXを持ってらしゃるなら自動回復の時に体のメンテナンスも一緒に行うようにするといいんじゃないかしら? 新陳代謝を即して細胞を活性化する感じで」


「例えは悪いかもしれないけどエアコンの自動お掃除機能みたいに夜12:00~とか設定しておくとか出来るといいわよね」


「理屈はわかったがやり方がわからんな」


 ですよね~、何かないかな。普段自分の血液が体の中流れていることなんて意識したことないしなぁ。


「スイ、手貸してみろ」


 ? 何だかよく解らないがホイと右手を出す。と手を握られて左手も取られて握られる。


「スイ、体温感じるか?」


「うん、塩田は体温高いもんね」


「そしたら今から魔力を流すから右手から入って左手に抜けてくイメージをしてみろ」


 塩田の体温が魔力の暖かさだとするとじんわり腕を伝わって背中を通って足先まで温もってくる、そして左腕を通って左手へ。


「手離すから両手を組んで治癒魔法をその要領で循環させてみな」


「『痛いの痛いの体の中から飛んで行けー』」


 両手を組んで呪文を唱えると体の中をキラキラしたペールグリーンの光が駆け抜けた感じがした。


「おぉ? 何か疲れとか色んな物が消えた気がする~」


 早速貞治さんに試してもらう。


「『新陳代謝』」


 貞治さんの口をついて出てきた呪文はやっぱりわたしとは違った。何か大人っぽい。


「おぉー、これはいいな。何か身体中がスッキリするぞ」


 効果に驚いた様に身体中のあちこちを動かして嬉しそうにしている。


 仕上げに鑑定をかけてみると


《状態》 状態異常無し


 と出た。OKです。ミッション完了です。治癒系魔法を持つメンバーと情報を共有し、持病等の不安がある人は自動回復のスキルを取ることの有用性を話し取りあえず今日は全員にメンテナンス回復魔法というべきものをかけていく。


 とその時


「私に触るな!」


 御園父に差し出した手をはね除けられ怒鳴られた。


 何でかな、わたし御園家と相性悪いのかな?




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