28 石の中にいますはイヤ
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現在道に行き詰まっております。右手に山、左手にも山そして正面にも山。
右手側の山は標高はそう高くないが山脈が連なる。
左手側の山は標高が高く険しい、迂回すると西へ大きくずれてなおかつ右手側のように山脈が連なる。そして正面の山は更に高い。推定標高3000m越えらしい。
りりさんが言うにはこの山の向こうに大きな湖と川、平野が広がり海も遠くないとのことだ。
いわゆる最後の難所をどう攻略するかだ。
夕飯のレーションを食べながらみんなで雑談してた。
塩:「一瞬で移動できる方法ってないのかな」
瑞:「転移か~」
慶:「あるとしたら無属性魔法か空間魔法だろうな」
塩:「なんか知恵はないのか?」
瑞:「転移は考え方として2種類あるんだよね」
塩:「2種類?」
瑞:「The fly方式とど○でもドア方式」
塩:「なんだそりゃ」
慶:「Flyは2個のポットを用意して送受信方式で分子レベル分解して転送→再構築なので映画では転移ポットの中にハエが混じってハエ人間になっちゃったってやつだよな」
塩:「なにそれコエぇっ!」
瑞:「どこ○もドア方式は紐の端と端をくっつけて間を跳ばす感じかな、ラノベとかだと一度行った場所しか転移出来ないとか縛りがある感じだよね」
塩:「この場合だとどっちもダメだな」
瑞:「だねぇ~」
紫:「どうして真っ直ぐ行けないの?」
瑞:「お山がね~通せんぼしてるんだよ~」
紫:「じゃあユカがトンネル掘ってあげるー、スイちゃんは反対側から掘ってね? でね真ん中であくしゅするんだよ」
昴:「いいな、それ」
慶:「それって?」
昴:「トンネル掘ってってやつ」
塩:「イヤイヤ、物理的に無理でしょ」
昴:「うん。物理で無理だから魔法でズカーンと穴を開けちゃえばいいんじゃないの?」
瑞:「昴さんさすがにそれは無理だと思いますよ~」
昴:「元気○とかあるじゃん」
慶:「○気玉じゃ威力大過ぎだろ地球が吹っ飛ぶわ」
「盛り上がっているところ悪いけど普通に最短距離越えてくだけだから、早く寝たら?」
通りすがりのりりさんに呆れたように言われた。
りりさんクールです(*T^T)




