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こうしてすべてが終わった

 こうして世界崩壊に関するイベントを一つクリアしてしまった私だが、


「まとう、世界崩壊の危機のイベントはまだまだたくさんあったはず、ゲーム内で」


 私はそう真剣に自分を慰めてみた。

 だってもうすでに仲間になる子達には話してしまったし、と私が思っているとユーグが、


「多分今ので終わりだと思う。初期の段階で崩壊が止められてよかった」

「わ、私あの子達に何て説明すればいいのだろう」

「今後もそういったものが起こるかもしれないし、様子見でいいのでは?」

「な、なるほど。これが飛んでくるかもしれないしね」


 そう言って見せたのは異世界から飛んでくる悪意について。

 これが私達の世界の木の根っこに刺さって、世界が崩壊しかけたらしい。

 いつだれがそれをしたのかが分からないけれど、世界と世界の間で漂う悪意と認識されているものだ。


 それが原因でこうなり、そして、


「私、この世界の女神だった」

「完全に全部忘れているあたりが、そういう物だとはいえ……はあ。でも元に戻ったのならどうする? これからもルナとして生きていく?」

「もちろん、老衰するまでいるわ。両親を悲しませたくないし」

「……相変わらずルナはこの世界が大好きですね、妬けてしまいます」

「でもこれからはこの世界でユーグと一緒だよ。そうでないと私の魔力でこの体も爆発するし」

「……僕が好きだから、一緒に居て欲しい、ではないのですか」

「うーん、好きじゃないと一緒にはいないよ」


 そう答えた私に、苦笑するユーグ。

 本当にルナは……と呟いている。

 そこで、私は後ろから抱きつかれた。


「た、助けてくれ、彼らが私を城に連れ戻そうとするんだ!」

「ヤード魔王様……そういえば世界崩壊関係はどうにかなりましたが、これからも私の家に?」

「もちろんだ! 誰があんな奴らの魔の手がそこら中に伸びている場所に居られるものか!」

「では、この先もずっと?」


 そう問いかけられてヤード魔王様は呻いた。

 だがすぐにユーグを見て、


「そうだ、もういいだろう、早く私を男に戻せ」

「……実は大変いいにくい事なのですが、男性に戻すとこの世界に歪みが生じるので無理です」

「なんだと?」

「本当は貴方は、女の子として生まれる予定だったのですが、ゲームだとこうだよねというルナの能力のせいで、男になっていただけなんです」

「」


 ヤード魔王様が絶望したように何も言わなくなった。

 しかもそこでフィフスが、


「それで魔王が一月以上不在の場合はその魔王としての地位がはく奪されて前魔王の物になるのですがよろしいですか?」

「……確かそういった決まりもあったような」

「ええ、そうなると私が魔王に返り咲き、全魔族の総力を挙げて貴方を捕まえに行きますが」

「……ちなみに捕まえたらどうなるのだろう、私は」

「そうですね。監禁……とまではいきませんが、4Pはいかがでしょう。大切にしますよ?」

「……一度魔王の城に戻ってから、ルナの家に厄介になる」


 魔王ヤード様は裏技を覚えたようだ。

 そんなこんなで私たちはそれぞれ家に帰り、私は親に怒られたり村から感謝状が届いたりといった日々が数日。

 それからはまたいつものような日々が続いていく。


 時々ヤード魔王様が私の家に逃げてくるが、最近はちょっと様子が変わってきた気もする。

 そして私はというとユーグを連れまわして子供の用に遊んだり勉強したり。

 それはそれで楽しい日々なのだけれど。


「世界崩壊関係の仲間の件はどうしよう、皆何だか待ち望んでいる気もするし。それにヤード魔王様関係……」

「放っておきましょう」


 等と薄情な事を言う。

 どうしようかと考えていた私達が、その後新たな危機に遭遇して、仲間集めも含めた件が大変になるので結果としては嘘にならなかったことのは……また、別の話である。


ここまで読んで頂きありがとうございました。

女体化を突っ込んで逆ハーレムというわけの分からないものを作ってみました。

では、楽しんで頂ければ最話です。

また何か書きましたらよろしくお願いします。

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