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反転の錬金術師  作者: ルケア


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皆で雑談

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 夏真っ盛りで、暑い。それは良いんだけど、師匠から連絡は来ない。まあ、研究が長引くことは普通にあることだから良いんだけど、経過報告も欲しいなあっと思う今日この頃である。部屋は快適な温度に保たれているから良いんだけど、外は暑すぎる。夏って何でこんなに暑いんだろうか。雪が降るのもおかしいが、暑すぎるのはちょっと。大体、水気が少ないはずの土地なのに、すぐそこに沼地があるのがいけないんだ。そういう場所になっているんだから仕方がない。ここの土地には、水気は少ないんだ。井戸から水を汲み上げる仕組みになっているんだから。水気の多い場所だと、川から水を取り込むとかもあるんだけど、川なんて流れていないし。けど、沼地はあるんだよな。そこから地下に水が流れ込んでいるんだとは思うけど。……地下水の流れの専門家では無いからな。正しいのかどうかなんて解らない。けど、きっとそうだと思っておけば良いんだよ。地下水なんて何処から来ているのかなんて解らないのが普通だ。まあ、海から来ているって事は無いけどさ。それくらいしか解らないんだよ。


「冒険者も増えてきたよな。治安が悪くなっている訳ではないけど、外に出る時は気を付けるんだぞ? 外は色々と危ないんだから。特にエレナちゃんは気を付けてね? 夕方に帰らないといけないんだから。前も事件があったからなあ。あの時は防犯グッズがあってよかったけど。冒険者が増えると、どうしても治安が悪くなるからさ」


「それは気を付けるんですけど、気を付けると言っても、向こうからやってくる訳ですよね? それをどうにか出来るとは思えないんですけど……」


「エレナなら余裕。こう、バーンとやればいい」


「そうそう。この面子の中だと、エレナちゃんが一番身体能力強化魔法をマスターしているんだし、何とかなるっしょ。最悪逃げれば良いだけだしさ」


「えーねもバーンって出来るよ」


「ウェーネちゃんが斧でバーンってやったら、死んじゃうんじゃないかな……。ユニークスキルまで持っているんだし。サンルーグさん、ウェーネちゃんのユニークスキルの才能的には、どの位なんですか?」


「ウェーネの才能か? そうだな……。まあ、間違いなくSランク冒険者に割り振られるな。レジエナとクラークはAランク冒険者で止まる。それは確定している。クラークは斥候としてはプロフェッショナルになるとは思うけど、Sランク冒険者って理不尽な強さの持ち主って感じだから。斥候で飛びぬけていても、Aランク冒険者で止まるだろうな。それで、ウェーネの才能だが、何度か模擬戦をした感じだと、俺よりも確実に強くなる。で、俺は実力的にはAランク冒険者で止まる。だから、ウェーネの全力がどうなるのかは解らない」


「えー。でも、サンルーグに勝てる気がしないんだけどー。なんかどんなに強い攻撃をしても、流されるっていうかさー。正面から受けてくれたら何とかなる気はするけど、絶対にそんな事はしてくれないし……」


「そりゃそうだ。ウェーネの攻撃は、1撃1撃が重すぎる。受け流すから戦えているだけで、まともに受けたら俺の腕が折れる。剣は折れないとは思うが、俺の腕が持たない。だから受け流すしか出来ない。これが、受け流せない様な攻撃がとんで来たらやばい。俺が死んでしまう」


「まあ、死んでもうちが死者蘇生してあげるから大丈夫なのよ。寿命で死んだって以外なら、死者蘇生は何とかなるの。……死体が綺麗な状態ならだけど。流石にぐちゃぐちゃにされたら、蘇生できるものも出来なくなるわ。ある程度原型を止めて貰わないと。真っ二つくらいなら何とかなるわよ?」


「いや、死ぬのは御免なんだが。模擬戦をしてやれるのも、身体能力強化魔法が第二段階までだ。第三段階になったら流石に死ぬ。ウェーネに手加減してもらわないと、確実に死ねる」


「ウェーネ、そこまで強い?」


「さあ? えーねもまだよく解らない。強くなったーって直ぐに解れば良いんだけど、解らないからさ。レジエナちゃんは強くなってる?」


「バッチリ。弓の扱いも覚えてきた。撃てば当たる。当てる様にする。ただ、魔物が吹き飛ぶ」


「えー? それって持って帰れないんじゃないの?」


「ん。倒すのは出来る。持って帰るのは無理?」


「無理じゃないぞ。まだ誘導の魔法が不完全なだけだ。というか、誘導しか出来ていないからな」


「それってどう言う事なの? うちもレジエナの弓は見たけど、あんな威力で不完全なの?」


「まあな。何というか、まだ矢に貫通力を与えられていないんだよ。弾け飛ぶのは、力の加減とかじゃなくて、余りにも威力が分散するからなんだ。倒すだけならそれで良いんだけど、素材を持ち帰ってこないといけないから、当たった時の衝撃で吹き飛ばない様に、貫通力を上げる必要がある。極めると、吹き飛ばなくなるはずだから。それが出来る様になってからだな。冒険者になるのは。具体的に言えば、いつも的にしているあれを、吹き飛ばさない様になったら合格だな。風属性魔法で誘導しつつ、土属性魔法で貫通力を上げて、空間属性魔法で魔物を抉り取る様にすると。そのくらいの魔力操作が必要だ。今はまだ風属性魔法で誘導しか出来ていない。後2つの魔法を発動させないとな。魔力量は多くあるんだし、それが出来る様になったら、弓使いとしても化けるから。天眼の効果で、良く見えるんだろうし、後はそれらの魔法をマスターすればって所かな」


「ん。頑張る」


「あーしも見てたけど、あれで不完全なんでしょ? 色々とおかしいっしょ。そもそもあの弓を引けるだけでも十分化物に感じるんだけど?」


「えっと、案外どうにかなりますよ? 身体能力強化魔法の第三段階までいけば、普通に引けました」


「エレナもあれをどうにか出来るのかー。色々と規格外じゃない? それで安全がとか言っている訳? 安全を確認しないといけないのは、襲う側じゃない?」


「いや、エレナちゃんは身体能力強化魔法を極めていっているだけだからな。戦闘は出来ないんだ。戦闘訓練をしたことがないし。そもそも戦えなくても逃げれるようにって教えているだけだからな。襲われたら逃げる。それが鉄則だ。囲まれても、飛び越えれば良いんだから」


「フェアリーじゃないのに飛び越えるってどう言う事なの? そんなに身体能力強化魔法を極めていくとやばい訳?」


「やばいぞ。俺も最近出来る様になったけど、俺が教えている身体能力強化魔法をリミットブレイクさせた状態で、普通の属性身体能力強化魔法をリミットブレイクさせると、空中を蹴ることが出来る。まあ、簡単に言うと、空を走ることが可能になる」


「マジで!? それってやばいんじゃない? 空を飛べるエルフとか、あり得ないっしょ」


 出来るんだから仕方がないな。最近になって漸く、属性の方の身体能力強化魔法がリミットブレイクまでいったんだ。そうしたら、空を駆けることが出来た。うん。色々と意味が解らないとは思うが、俺も初めは意味が解らなかった。ある一定の速度で足を出すと、空中を蹴ることが出来る。……まあ、そんな事をしなくても、風属性魔法を使えば、同じように空気を蹴ることは可能なんだけど、そっちは移動くらいしか使えないのに対して、2重の身体能力強化魔法だと、戦闘が出来る。風属性魔法に脳の処理を取られることが無いからな。割と面倒なんだよ。魔力操作もしっかりとしないといけないし、戦闘なんてとてもじゃないけど出来ない。それが可能になるんだから、色々と幅が広がるよねって話である。今ならドラゴンが居たとしても、何とかなりそうな気がする。……ドラゴンなんてサラマンドラくらいしか見た事ないけど。居るには居るんだぞ? 魔力がもの凄く強い所じゃないと出てこないけど。最強種だからな。まあ、まず見ない。それを討伐できても、俺はAランク冒険者で止まる。それくらいまでしか出来ないからな。Sランク冒険者は、もっと理不尽な存在だから。同じことをやれって言われたら、無理って答えるくらいには理不尽だ。


「俺が出来るんだから、レジエナもウェーネも出来る。クラークは、魔力が足りないかな。ボリクラも、ちょっと足りないかもしれない。クラークもボリクラも、30分程度なら出来るんだろうけど、それで魔力がなくなるとは思うからさ」


「嘘っしょ? 30分も出来るの?」


「僕も空を走れるんだ?」


「まあ、魔力がなくなるから、おすすめは出来ないけどな。訓練で魔力を馬鹿みたいに使うから、習得までに時間がかかり過ぎる。ディアレスティーナなら余裕、かな? まあ、羽に魔力を集めた方が高速飛行は出来るとは思うけど」


「あれは酷い目にあったわ。まさか、魔力を循環させるだけで、あんなにも加速するだなんて思ってもいなかったもの」


「あーあれね。土壁に突っ込んだやつ。何事って思うのが当然っしょ? 身体能力強化魔法で、飛ぶ速さも変わるだなんて思わないんだしさ」


「ん。もの凄く速かった」


「でも、あれだけ速く飛べると、便利そうではありますよね? ……森の中だと無理な気がしますけど」


「うちもあれで森の中を飛びたいとは思わないかな。普通にその上を飛んだ方がマシって言うね」


「えーねはまだ教えてもらえないの?」


「うーん。ウェーネも属性の方の身体能力強化魔法を使ってみるか。まあ、使われたら、模擬戦は出来ないけど。負けるならまだマシだ。再起不能になりそうだから」


「ウェーネ。頑張る。わたしも頑張る」


「えーねも頑張るよ。サンルーグ、教えてね?」


「また訓練の時にな。とりあえずは、どっちかを先に極める事。それが強くなるための近道だから。どっちもを極めるのは時間がかかるから、どっちかを先に極めた方が良い。どっちが合っているのかは、やってみない事には解らないからな。もしかしたら、放出系の属性の方の身体能力強化魔法の方が合っているかもしれないし。魔力が多ければ、そっちの道も有りだとは思うから。ウェーネの魔力量なら、そっちでも十分にやっていけるからさ」


 精密に量れる道具を作った訳ではないが、エレナちゃんで、5000から1万くらいの間。レジエナで、20万程度。ボリクラで、8万から9万くらい。ウェーネが60万から70万くらい。クラークが約5万。ディアレスティーナが110万くらいだ。因みに俺は国立錬金術師大学校で計測済み。1,251,134という結果だった。師匠は100万に届かないくらいって言っていたかな。詳しい数字までは知らない。


 魔力はあるだけあった方が良いからな。魔法を使うのであれば、絶対に必須だ。ディアレスティーナは、種族的に魔力が多くないといけないので、多いのが普通だ。それよりも多い俺の方が異常だな。普通のエルフは、10万から50万だ。そのくらいが標準らしい。


「でも、魔法って便利よね。魔術が使えることは知っていたけど、簡単に使えるんだもの」


「あーしは大分苦労したよ? そんな簡単って感じでも無かったっしょ?」


「そもそもフェアリーは魔法に向いているんだ。空を飛ぶのに、絶対に魔力操作を覚えるんだから。フェアリーの羽には、空間属性の力が宿っている。それに魔力を流すことによって、魔法陣と同じような役割を果たすんだ。魔力操作を覚えていれば、魔法は簡単に使える。後は放出が出来るかと、イメージが明確かどうかが問題になるだけだから。一番難しい魔力操作については、フェアリーの得意分野だからな。まあ、フェアリーで前衛を担当しようって人の方が珍しいとは思うけど。普通は後衛で、魔法支援が普通だし」


「それはそうでしょ。うちみたいなフェアリーに、近接攻撃をやれって方がどうにかしてるわ」


「それはそうですよね。何といっても、小さいですし」


「ん。でもフェアリーって皆そんな感じって聞いた」


「まあ、大体こんな感じだぞ。……俺もディアレスティーナの他には2人しか知らないけど。見たことがある程度でしかないけどな。錬金術師になりに来ていたし。魔力が多いから、適任ではあるんだけど、道具を一新しないといけないからね。お金がかかるらしい」


 フェアリー用の錬金術の道具を揃えるのは、中々にお金がかかるそうだ。詳しい事は知らないが、それなりのお金が必要になるらしい。まあ、今の俺なら支払えるけど。これで支払えないってなった方が大変だ。フェアリーでは錬金術師に成れないと言っているのと同義になるからな。数えきれないだけの白金貨を持っていても、錬金術師になるための道具を見繕えないとか、どうにかしている。多くても、白金貨100枚くらいだろう。詳しい事は知らないけど。学校側が何とかしてくれるんじゃないかなって思うんだけどな。


「まあ、俺たちの中で、前衛としてやらないといけないのは、俺とウェーネ、後はクラークもだな。この3人だけだろう。冒険者になるつもりが無ければ、普通は前衛としての訓練なんて受けない。兵士団も前衛としての訓練を受けるけど、そもそも人間以外は兵士団になんて入らないだろうからな。俺も入れても入る気は無いし」


「えーねは冒険者が良い。兵士団って皆で行動しないといけないんでしょ? 面倒じゃん」


「……冒険者も、皆で行動するんですけどね。僕らは放置されるんでしょうか?」


「基本的には、クラークが索敵、レジエナが遠距離攻撃、ウェーネが近距離攻撃の順番だからな。……まあ、誤射の可能性が無いくらいに連携出来てくれば、順番は変わるのかもしれないけど、クラークの索敵が一番初めに来るからな? そこは覚えておくように」


「ん。誤射なんてしない。大丈夫」


「じゃあ、安心して突撃できるね」


「僕はとにかく魔物を探せば良いんですね?」


「そう言う事だな。……まあ、人の場合もあるだろうが」


「盗賊の可能性もあるっしょ? そこは考えとかないと駄目だよね」


「ですわね。森の中だから、冒険者しか居ないという訳では無いでしょうし」


「そもそも町中でも警戒しないといけないんですか?」


「町中でも警戒は必須だ。冒険者だと思ったら、盗賊でしたって事は無い訳じゃない。特に、町中で、後を付けられるとかは気を付けないとな。……そういう時は、ちゃんと捕まえるんだぞ? 殺したりすると面倒だからな。捕まえて兵士に突き出すことだ。そうしたら自白剤で何をしようとしていたのかを吐かせてくれるから」


 町中が一番怖いと思う。特に、珍しい種族のパーティーだからな。売ろうとしている人たちから狙われるかもしれない。そういうのは、殺すと面倒なので、ちゃんと捕まえないといけないんだよ。……外なら殺しても問題になることは少ないんだけど。盗賊は殺すに限るからな。基本的には、この辺には盗賊は居なかった。今までは旨味の無い場所だったからな。今は、旨味が出てきてしまっている。町に向かう途中に、盗賊に襲われると言う事もあるかもしれない。注意をしないといけないんだけど、身体能力強化魔法を使って、駆け抜けている相手に、手を出すのかっていう疑問がある。だから、怖いのは町の中だな。町中で尾行をされていたら、直ぐにでも捕縛の態勢を取らないといけない。……出来るかなあ。ちょっと心配である。

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