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反転の錬金術師  作者: ルケア


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奴隷を購入していく

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 何というか、思った以上に外よりも坑道の方が楽勝だった。飛んでないデーモンは飛んでいるデーモンよりも弱いというか。冒険者も強くなったのは確かなんだけど、それ以上に場所が問題だな。ベルンケラーの都市部分の方が苦戦した感じである。楽勝だったんだから、良いんだけどな。狩りが出来ると解ったことが重要なんだ。採掘が出来ると解ったことが重要なんだよ。俺抜きでも十分にやっていける。ミスリルの供給が出来るようになる。安定供給は難しいだろうけど、何とか金属の供給が出来る様になれば、色々と捗ることになるとは思うんだよな。鉱山都市だけあって、鉱物資源は豊富なんだ。結構いい感じのインゴットが出来るようになるとは思う。問題は何の金属なのか解らない鉱石もあるって事なんだけどな。その辺は研究者に任せることにする。鉱石をインゴットにするまではこっちでするが、仕様なんかは確認して欲しい。


 そんな訳で、製錬を開始した。鉄とミスリルは勿論のことではあるが、他の金属もだな。鉄とミスリルは解りやすいから良いんだけど、その他の金属だよ。基本的に同じような色だから解らないんだよな。作ってみては居るんだけど、何の金属なのかが解らない。まあ、インゴットに出来るって事は、何かしらの金属なんだろうけど。鉛なんだろうか。コバルトなんだろうか。ニッケルなんだろうか。金属に詳しい人が必要だな。というか、レアスキルである鑑定が使えれば問題ないんだけど、使える人は限られている。ユニークスキルを持っていないと無理だからな。鑑定のユニークスキル持ちも探しているんだけど、中々見つからない。奴隷で探すんだけど、普通は売れ残らないからな。鑑定なんて欲している人は幾らでも居るんだ。研究機関なんかだと、必須級のユニークスキルだろう。そんな気がしている。研究機関には居るんだろうな。詳しい事は知らないけど。


 とりあえず、採掘してきた金属はインゴットで、鉄が13個、ミスリルが5個、金が1個、銀が2個、銅が2個、解らない金属が6種類で12個になった。解らないんだから仕方がない。何に使えるのかも解らない。何かには使えるんだろうけど、判別が出来ないからな。色合いが微妙に違うと言えばそうなんだけど、製錬の時に生じた違いでしかない可能性もある。だから、6種類っていうのも間違っているかもしれない。あくまでも、見た目と重さ的には6種類あるんじゃないかっていうだけだ。金属は重さが重要なんだ。基本的に元素番号が大きくなればなるほど重くなる。金属にした時点で、若干違う事もあるんだけど、基本的にはそうだ。重くなっていくはずである。まあ、世界が違うんだから、そこも違う可能性は十分にあり得るんだけどな。その辺の検証は勝手にしてくれるとは思う。俺がやるべきことは、インゴットを作るまでだ。作った先に何があるのかは、研究機関が決めればいい。名前なんかもそれで解るだろう。……ただ、インゴットにしたのは良いんだけど、保存方法はちゃんとしておかないといけない。これで空気に反応して燃えるとかあってはならないからな。保存瓶に入れて、ちゃんと保管しておかないと。輸送も気を付けて欲しいな。保存瓶が割れて燃えましたって事になって貰ったら困るし。水と反応する可能性もあるし、金属は解らないんだよな。怖いものではあるんだよ。


 作ったものに関しては、クレメンティア子爵家に持っていってもらった。そこから王に献上する感じになるんだろうとは思う。ミスリルの鉱脈が見つかれば、もっと大規模に掘れるんだろうが、望み薄なんだよな。昔に掘られているはずだし。少量のミスリルは放置されているのは、当たり前だ。コストに見合わないからだな。基本的にコストを考えて採掘するんだし。今回みたいに、人件費で白金貨が飛ぶような事をしなければならないのであれば、普通は掘らない。少量なら、鉱脈を見つける方が効率が良いからな。そんなのでも、こっちにしてみたら貴重なので、しっかりと確保をしていくんだけどな。昔の鉱山だ。掘り尽くされているような事は無いんだよ。鉱脈を見つけることは難しいだろうが。既に鉱脈は掘り尽くされている可能性が高い。それか、残っているなら、もっと奥にあるのかだな。下手をすれば、ドラゴンが出てくることになるとは思う。まあ、余裕で倒せるとは思うけど。俺がいかなくても対処方法は幾らでもあるんだからな。俺がいかないといけない事態にならないでほしい。俺だって錬金術で忙しいんだから。研究には時間がかかるんだ。毎度毎度、ベルンケラーまで行かなければならない様な状況にはならないでほしいんだよな。出来る限り、いかないでもいい方向で話を進めていきたい所ではある。


 じゃあ後は何をするのかって、研究だ。新しく素材が手に入ったからな。特に呪われた骨と呪われたロッドに期待をしたい。呪われた状態で使えるようになるのか、それとも祝福されたものにしてから使うのか。色々と使い道がある。反転のユニークスキルを付与するのであれば、この素材が良いんじゃないかって思える様なものになって欲しい。そのままでは無理だろうな。簡単に付与できるとは思えない。何かしらに作り変える必要はあると思う。どういうものに作り変えないといけないのかは、これから研究するとして、結果が出てくるのが暫く後になるんじゃないかな。呪われたものに関しても、沢山採取が出来たので、困ることは無いだろう。必要に応じて、もう少し取ってきてもらう必要があるかもしれないが、それはその時である。


 研究もしなくてはならないが、それとは別に、今回も獣人の奴隷の冒険者を卒業扱いにした。1組は、地図を作りに行っているので、卒業はもう少し伸びるんだけど、他の獣人たちは奴隷から解放して、冒険者として働いてもらう事になる。これでまた30人の枠が空いた訳だ。それなら、補充をしに行かないといけない。テッケルンで補充をしないといけない。出来る限り冒険者として育てていくからな。人間でも良いんだけど、寿命の事を考えると、獣人の方が良いんだよな。人間だとどうしても60歳くらいで寿命が来てしまう。獣人は300歳くらいまで生きる。しかも老化が遅いから、250歳くらいまで冒険者として活躍する事が可能だ。だから、育てるなら獣人がお得なんだよ。長く活動できるようになるからな。獣人の冒険者を育てていけば、他の狩場にも行ってもらう事が出来るし、そっちにも錬金術師を誘致する事が可能になるだろう。今はエレミーさんのところで修行をしているだろう新人もいるだろうしな。資金に関しては困らないだろうし、修行する場所としては優秀である。


 そんな訳で、テッケルンで奴隷を買い漁った。高くはなっているが、その程度の金額で良いんだなって感じでしかないので、獣人を30人買った。いつも通り、戦う覚悟がある男性の獣人を買った。女性の獣人に関しては、奴隷から解放した人たちが、嫁さん探しのついでに買っているらしいので、買わなくても大丈夫。獣人はよく売れる。テッケルンでは特にそうだ。よく売れるから、仕入れる量も多くなる。仕入れてくれば売れるんだからな。クレメンティア子爵家も買っているんだろうし、売り上げとしては十分すぎるほどなんだろう。クレメンティア子爵家から買う時は、もっと高いんだろうけどな。その辺は足元を見るくらいの事はしてくるだろうし。まあ、俺もお得意さまではあるんだろうけどな。半年に1回、30人くらいの奴隷を買っていくんだから。良い感じで値段を調整してくれれば良いとは思う。金は絶対に払うんだから。儲けてくれればそれで良いとは思うんだよな。奴隷商人だからって、差別されている訳ではないんだし。……若干、白い目で見られる程度の事はあるんだけどな。扱っている商品がそうなんだから、当然ではあるんだけど。


 で、掘り出し物なんだけど、今回は5人の掘り出し物があった。ドワーフの男性が2人、アルマサニーの男性が1人、ソルガスの女性が1人、ガブリンの女性が1人である。ガブリンとは珍しい。魔物のゴブリンと似ているんだけど、種族としては全然違う。ガブリンという種族は、本気でゴブリンと間違えられることが多いくらいには間違えられる。見分け方は簡単なんだけどな。ゴブリンには角がなくて、ガブリンには角がある。まあ、小さいんだけど。おでこに小さな角があるんだ。それがゴブリンとガブリンの違いである。肌の色は同じだし、背丈も変わらない。まあ、間違えても仕方がないとは思う。でも、これでもかなりの長寿種である。……買ったガブリンの女性は、かなり若いんだけどな。珍しいくらいに若い。普通に1000歳を越える様な種族なのにも関わらず、18歳という若さなんだよな。……見た目から年齢は解らないんだけど。見た目で解るのは、人間くらいである。他の種族は基本的に解らないんだよな。


 そんな訳で、アルマサニーの奴隷に関しては、エレミーさんの所に置いてきて、ドワーフの奴隷に関しては、村長に一任してきてある。……どんどんとドワーフが増えていくよな。良い事ではあるんだけど。職人気質なんだから、職人として使ってあげるのが良いとは思う。子供も作れるなら作った方が良いし、色々と出来ることがあるんだから、しておいた方が良いとは思うぞ。基本的には種族として増えていってもらわないと困るんだし、どんどんと奴隷を仕入れてくるからな。何でか知らないけど、この辺りはドワーフの奴隷が多いんだろうか。あつまってきているようにしか思えないんだよな。俺が買うからってものあるんだろうけど。とにかく、異種族は買いなんだ。人間と獣人以外の異種族はどんどんと買う。それで村に集めていくんだ。村が異種族だらけになっても問題ないとは思うんだよな。こういう村があるってだけでも、かなり面白いとは思う訳で。出来ることなら色々としておきたい所ではあるんだよな。宣伝して、どんどんと異種族に来て貰わないといけない。来てもらって、結婚してもらって、この村に住んでもらうと。それで、どんどんと村の人口を増やしていけば、村も発展するんだし、良い事しかないよな。まあ、それを俺がやる必要があるのかって言われたら、微妙な所ではあるんだけど。


「そんな訳で、紹介するぞ。今回買って来た奴隷は、ガブリンの女性であるメローニ、ソルガスの女性であるエメラリアだ。……ソルガスは2人目だから、ジョーンズとの相性が良ければ、そのまま家を建てるから、そっちに移り住んでもらう事になるとは思うんだけど、どうだ? エメラリアも農家としてやっていくのか、ジョーンズも半分くらい農家としてやっていくのかは、色々と考えないと行けない所ではあるとは思うんだけど」


「我としては、このまま結婚まで行きたい所ではある。そもそも同族がいる方が珍しいんだ。こんなに早くに同族が見つかるとは思わなかったからな。出来れば、ここの店員として稼ぎつつ、農家もしたいとは思う。農作業については、近所の人に聞けば良いだけの話だからな。何とかなるとは思う。最終的には農家として暮らしていくことになるだろう。それで店主が良ければ、だが」


「勿論いいに決まっているだろう。エメラリアはどうだ? ジョーンズで不足はあるか?」


「ありませんね。そもそも比較が出来ないので。農家としてやっていく事にも不満はありません」


「それならどうする? 村長が住民が増えることもあるからって、住宅を建ててくれているが、それとは別に作ってもいい。金については心配いらない。俺から出すから、どっちでもいいぞ。新しく建てるなら、少々は時間がかかるが、そんなにも多くの時間は必要としないはずだし」


「既にある物件で構わない。引っ越しの準備も殆ど必要ないからな。直ぐにでも移り住むことが出来るのであれば、そうした方が良いだろう」


「それじゃあ、明日だな。明日には村長の所に行こうか。それで色々と説明をしてもらわないといけないだろうし。お金に関しては心配するな。それなりの金額を包んでやるからな。ウェーネたちにもそうしたんだから、気にしなくても良い。まあ、暫くはジョーンズはこっちで店員をやりながらの農家だな。農家のための魔道具も渡しておくから、良い感じに使ってくれ。麦の収穫には参加するんだぞ? 一大イベントだからな。それである程度は仲良くしておいてもらわないといけない。出来るか?」


「問題ない。その辺の事は任せてもらおう。人が嫌いな訳ではないからな。人付き合いが苦手だという事も無い。その辺りは出来るだろう。困るような事は無いはずだ」


 それは良かった。とりあえず、これでソルガスも村の住民という事になったな。良い事である。村人がどんどんと増えていくのは望ましい。農家は増えても困ることは無いからな。食べ物は余るくらいで丁度いいんだ。沢山作って、沢山輸出をする。それで良いんだよ。それでテッケルンに持っていってもらえれば、テッケルンの食料価格も抑えられるはずだ。ギリギリだと高くなりがちだからな。余裕がある位で丁度いいんだ。テッケルンの発展もしてもらわないと困るんだよな。どんどんと町として大きくなってもらわないと困る。とりあえずは、今は村が大きくなるフェイズだと思えばいいんだけどな。村が大きくならないと、町が大きくならないから。村の人口が増えていくことは良い事である。農家が増えることは良い事なんだよな。


「それじゃあ、ソルガスの家庭が出来た事を喜びつつ、新しくこの家の住民になるメローニだな。ガブリンは珍しいから知らない事もあるかもしれない。まあ、ゴブリンとは間違わないようにな。本人たちも気にする事だし。まあ、初見で見分けろってのは無理があるとは思うが」


「その辺はあちしが話をするよ。ガブリン族のメローニさ。基本的に、ゴブリンは鬼と悪魔のあいの子だと言われている。ガブリンは鬼と精霊のあいの子だって話さ。まあ、そんな事はあり得ないんだけどね。そう言われているって事を覚えて貰えれば良いよ」


「あーしも初めて聞くんだけど、ガブリンって種族も居るんだね。かなり珍しいっしょ?」


「そうでもないわよ。けど、若いガブリンは珍しいわ。何で奴隷になったのかは知らないけど、若くして奴隷になるのは色々と家庭環境が関係していそうなのよね」


「まあ、それは私たちも一緒の話だろう。色々とあるのさ。色々とな」


 うん。まあ、色々とあるんだろうな。ガブリンは俺も初めて見たけど。ガブリンは魔力が少ないから、錬金術師になりに来る人がいないんだよな。学校でも見たことがないし。初めてみるタイプの種族だなあって奴隷商人の所でも言ったからな。奴隷商人も珍しい種族だって言っていたのは確かなんだけど。珍しいと売れるは違うからな。珍しいから売れるって訳でもないし。まあ、珍しい方が売れやすいのは確かなんだけどな。色々と使い道があるって事なんだよ。何に使うのかは解らないけど、研究者とかは欲しいんじゃないかなって。

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