ポラロイドカメラが出来た
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まだまだ夏が続いている中、レーデンベッテ率いる地図作成部隊が旅立っていった。急いでやらないといけないのかと言われると、微妙な所ではあるんだが、無いと困るのも確かなんだよな。絶対に必要なのはその通り。しかし、俺たちに必要なのかと言われると、微妙な所なんだよな。クレメンティア子爵家が必要だというのであれば、解らないでも無いんだけど。俺たちにはそこまで必要ないんじゃないか。そう思わない事も無いんだけど、盗賊を放置しておくわけにもいかないからな。対策は必要である。大体拠点にする場所は決まっているんだ。冒険者が立ち入らない森なんかが最適だな。木材採取のために残してある森が一番の隠れ家になるはずだ。基本的にはそう言った隠れやすい地形なんて存在しない。大体は草原だからな。草原のど真ん中に陣取る馬鹿は居ないとは思うんだよ。建材も確保しにくいし。地図を作ってみれば解る事だけどな。どうなるのかは不明だ。
夏が続いているのもそうだが、兵士の訓練も続いている。連携不足も解消してきているようだし、期待が出来そうな感じになってきていると、報告を受けている。勿論だが、オーロンドたちからだな。多少は使えるようになったんじゃないかと聞いている。実力的には、サラマンドラを何とかって感じだな。武器もあるんだし、戦えないことはない。武器の性能だけで見れば、余裕で倒してもらわないといけないくらいのものではあるんだが。ホーリーアイアンの武器というのは、それだけ強力なんだからな。武器の性能も実力の内だ。武器に使われる様な連中は、そもそも武器の性能を引き出せていないんだ。弱い内は強い武器を持つんじゃないと言われることもあるが、俺はそれに懐疑的だ。強い武器を持っても良いとは思う。まあ、それで実力が上がる訳でも無いんだけどな。
武器は何処までいっても武器だ。使う側に実力が無ければ、武器の実力も発揮されない。達人がなまくらを持つのとは訳が違う。なまくらでも戦える達人は居る。どんなに酷い武器を持っていたとしても、本人の実力がもの凄い事になっているのであれば、割とどんな魔物でも討伐できるんだ。だが、ド素人に良い武器を与えたところで、強い魔物に勝てるのかと言われたら、無理としか言いようがない。まあ、それはそうだ。どれだけ良い武器を持ったところで、それをまともに扱えるのかどうかは別の問題だからな。良い武器を持っていたとしても、戦い方が下手なら苦戦する。だから武器なんて何でも良いだろうと言う事になる訳で。でも、その武器に慣れるという意味では、始めから強い武器を持っていても良いんじゃないか。そう思うんだよな。それで何が変わるという訳でも無いとは思うんだよ。でも、最終的に強くなっていくなら、武器は始めから強くても問題ないとは思うんだよな。……武器の扱い方を覚える前に強い武器を持ってしまったがために、勝ててしまうなんてことは殆どないはずだからな。まあ、実力に合わせて武器を変えるという方が、成長するとは思うけど。
そんな訳で、俺は何をしているのかというと、仮称神属性の素材を使いつつ、反転のユニークスキルを道具に付与するという事をやっている。師匠から課題に出されているからな。何とかなるんじゃないかと思いながらもやっている。何とかなる気はするんだ。問題は素材の方にあるんだけどな。ユニークスキルを付与する事は出来る。防犯グッズを作った時の様に、特定の機能だけを付与する事は出来たんだから。ただ、属性を反転させるという事に特化したような素材が無いのが問題だな。何というか、素材を目の前にしていう事では無いんじゃないかとは思うんだが、これじゃない感が半端じゃないんだよ。これじゃあ無理だよなって感じがするんだ。これを加工しても、無理だよなって思う事が普通になってきている。どんな素材でもいい訳ではない。出来れば、普通の属性素材で何とかしたい所ではあるんだけど、それは今の所無理だから。既に試した後である。後は仮称神属性の素材でどうするのかって所なんだよ。
神属性の素材の入手が特殊過ぎて問題が大きいんだ。神属性の素材の入手には、反転が必要不可欠。そして、どの属性も持っていないことが条件なんだ。魔力を含んだものは沢山ある。それでこそ、野菜だって魔力を帯びている。ちゃんと属性は無いからな。野菜なんかは神属性の素材として活用は出来る。だけど、野菜で反転のユニークスキルを付与できるのかって問題があるんだよな。一応試したけど、無理っぽかったからな。試さないなんてあり得ないからな。試しはしたんだ。無理だったんだけどな。消費するものだから、それで成功されても困るんだけど。
何とかしようとはしているんだけどな。何ともならないから困っているだけで。思った以上に反転のユニークスキルを付与するのは難しそうなんだよな。これ以上は素材を何とかしないといけない。素材を入手して、片っ端から試していくしかない。しかも、属性素材は手に入るんだけど、神属性の素材は手に入らないからな。基本的に無属性の素材って、素材として扱わないから。魔石くらいなんじゃないかな。無属性素材なんて滅多に見ない。というか、好んで使う錬金術師がいないんだから仕方がないんだけど。錬金術師が使うのであれば、採取もしてもらえるんだけど、使わないからなあ。素材として認識していないものが殆どなんじゃないだろうか。あるにはあるけど、魔力を吸い出すことくらいしかやることがないし、誰も使わないんじゃないかな。そう思う。
そんな訳で、研究は停滞中である。一瞬のひらめきでどうにかこうにかするには、俺の才能では不可能だ。錬金術師としての才能は、そこまでない。俺は努力型なんだ。発想力が飛びぬけているとか、そういう感じではない。努力でどうにかしているだけだ。後は転生者というブーストがかかっているだけで、そう大したものではない。作るものが珍しいかもしれないけど、それは前世で知っているから、ある程度形になるだけで。天才の様に、段階を飛ばしてどうこうできることは無い。それはあり得ない。人には出来ることと出来ない事がある。出来ないものは、逆立ちしようが出来ないんだ。それが普通。俺は普通の範疇でしかない。師匠の様に、天才的な錬金術の才能がある訳ではないんだ。……まあ、錬金術に才能が無い訳でもないんだけど。
まあ、そんな訳で、研究も停滞している。進めることは出来るのかもしれない。けど、俺の発想力がついてこない。……息抜きに研究していたポラロイドカメラの方が成功したくらいには、研究が滞っている。いや、ポラロイドカメラに成功するとは思ってもいなかったんだけどな? 画層がどうしても荒くなるから、それを何とかしないといけなかったんだよ。写し出すことは出来ていた。ただ、画層数の関係で、どうにもならなかっただけで。それを何とかしないといけないよなって思っていたんだけど、なんか、解決できてしまった。ちょっと素材として要求されるものが、お高いっていうのと、反転を使用しないと量産が出来ないものになってしまったのはあるんだけどな。
必要なのは、死者の魂魄と魍魎の炎だ。それを反転させて、聖属性にしてから、焼き付ける機構に組み込むことで、画層数を解決できたんだ。……一般的には出回らないとは思うぞ。そもそも死者の魂魄がホムンクルスに必須だから、お値段的にもお高い。そして、聖属性に反転させないと駄目だったから、反転のユニークスキルを付与したものが必要になってくる。現状、俺しか作れないものになってしまっているんだ。そんな道具を公開できるわけもなく。普通に作れないのであれば、錬金術大辞典に載せられない。作れないんだからどうしようもないんだよな。聖属性にそれらしい素材があるなら別なんだけど、聖属性の素材に詳しい訳ではないからな。基本的には手に入れることは不可能な訳で。それを使ったものを公開するにはちょっと抵抗があるんだよな。誰も作れないんじゃあ問題しかない。公開はしないけど、自分たちで使う分には問題ないよね? という事で、自分たちで使うんだけど。
「ボリクラ、見てくれ。これがクレイナードだ。そっくりだろう? こうやって写真に撮っておけば、絵なんて必要ないんだ。そっくりな自分が写し出されるんだからな」
「そっくりなのは良いけど、これって何に使うの? 子供の頃の写真を残しておけるのは良いけど、使い方はそれでいい訳? 詳しくは解らないんだけど、それって結構な値段するっしょ? もうちょっと別の使い方があるんじゃないかなって思うんだけど?」
「これが正しい使い方だな。基本的には記録用だ。素材の写真を撮って、図鑑に載せたりするのが主な使い方だな。それを自分の子供に使っているだけで、記録を取っている事には変わりない。成長の記録を取るという意味では、ある意味カメラの使い方としては普通な方だな。まあ、出す所に出せば、もっと有意義な使い方がされるんだろうが、何処にも出せないものだからな。現状、俺しか作れないものなんだ。公開しようにも出来ない。汎用的な素材だと無理だったからなあ。だから、こうしてクレイナードの記録を取るくらいしか、現状使い道が無いんだよ。値段はもの凄く高いけど、作れるんだから問題ない。土属性の紙も沢山用意できるし、ボリクラはクレイナードの記録を取ってあげてくれ。大きくなった時に見せられれば楽しい事になるかもしれないしな」
「まあ、良いけどね。こんなに高いものを使っていいのかなって感じはするっしょ? それはどうしようもないのかなってね。まあ、面白そうだから、記録は取っておくけど。有難く使わせてもらうけどね。でも、お師匠さんから課題を出されていたっしょ? そっちは大丈夫なの?」
「大丈夫じゃない。現状手詰まりだ。打開策が見出だせない。だからお遊びでこっちの方を作っていたんだけどな。それが成功したからこうしてある訳なんだけど」
「お師匠さんの方の依頼を何とかしなくてもいいの? 急ぎなんじゃないの?」
「いや、急いでは居ないな。無理に進めることじゃない。というか、無理に進められるのであれば、進めている。進まないから放置しているだけだな。進まないんじゃあどうしようもない。どうしようもない事に、時間はかけられないからな。新しい素材が見つかるまでは、このままなんじゃないかなとは思うけど」
師匠からの宿題については、無理なものは無理だからな。現状手詰まり。どうしようもない。解決策が思い付かない。今の素材では足りないことが解っている。だから、反転のユニークスキルを付与したものについては、後回しで良いんだよ。それで悶々としているくらいなら、他のものを作っていた方がマシだ。そっちの方が楽しいし。時間を無駄にするわけにはいかないからな。長いと言っても、時間は有限だ。無限にある訳ではないんだ。だから、無駄に消費する事は避けないといけない。子供とこうやって遊んでいる時間も貴重なんだ。ちゃんと意味がある時間だからな。無駄じゃない。
無駄な時間はどうしても無理なんだよ。何というか、無駄に時間を過ごしていると、虫唾が走るというか、鳥肌が立つというか。何とも言えない気持ちになってくるんだよ。無限に時間が使えても、その辺は変わらないんだろうなって自信があるけど。なんとなくだけどな。時間の使い方に関しては、そうとしか言えないんだし。浪費するのは無理なんだ。何かの意味が欲しい。
「だから、子供と遊ぶ時間も重要なんだよ。無駄な時間じゃないんだ。大きくなってから、自分の父親だって認識されていないと辛いからな。なんだかんだと大きくなるのが早いんだし、ちゃんと認識してもらっていないと寂しいじゃないか」
「それは大丈夫っしょ。心配しないでも、ちゃんと教えるって。そもそも子供って、母親以外は認識しないっていうし。そんなものっしょ。子供の時の記憶って無いっしょ? そんなものなんだよね。あーしも子供の時の記憶なんて無いし。普通は覚えていないものっしょ? サンルーグは覚えている訳?」
「……いや、覚えてない。どうだったかな。というか、子供の時というか、学校に行く前の記憶があんまりない。基本的には勉強ばかりしていたからな。親の顔は覚えているけど、そこまで関わって来たかというと、微妙な所があるんだよな。……多分だけど、王領出身ではあるんだ。もしかしたら公爵領だったのかもしれないけど、そういう事は興味が無かったしな」
「皆そんなものだって。そもそも子供の頃の記憶が鮮明な方が異常なんだって。昔の話っしょ? 最近の話ならともかく、覚えることがいっぱいあるんだから、昔の記憶から消していくのが当たり前っしょ? 昔の事は昔しか覚えていないんだよね。まあ、だから記録を取るのも面白いとは思うんだけどさ。昔はこうだったんだよって教えたいっていうか」
「それは解る。昔のお前はこうだったんだぞって教えたい。基本的にクレイナードはいい子だからな。大人しいし、夜泣きもしないしで、育てやすかった方だとは思う。……もっと酷いことになるんじゃないかって思っていたからな。夜中にも起きないといけないのが普通だと思ってた」
「それはあーしも同じ。皆がいうには、クレイナードは大人し過ぎるんだって。子供って、もっと手間がかかるものなんだって言われたからね。全然楽勝だよって言ったら、本当はそうじゃないって言われたからね。まあ、偶に居るみたいだけど。でも1人目でそうなると、2人目は苦労するんじゃないかって言われたけどね。結構酷い子供は酷いらしいから。クレイナードがここから酷い方向に行く可能性もあるんだけど。動き出したら今度はやんちゃだったって事もあり得るからさ」
「やんちゃなくらいで丁度いいとは思うけどな。妙にお利口でも困るというか。手間はかからないんだけど、手間がかかった方が嬉しいというか」
「それはなんとなく解る。あーしも手間がかかった方が可愛いというか、何というか」
「だよな。順調すぎるのも考えものなんじゃないかなって思うんだよな。子供は少々やんちゃなくらいで丁度いいとは思うんだよ」
走ったりしだしたら、どうなるのかは解らないけどな。そもそも何に興味を持つのかで、大きく変わってくるんだよ。錬金術に興味があるようなら、学校に送り出さないといけない訳なんだよな。そうなると、師匠にお願いしたいような、そうじゃない様な。師匠なら信用は出来るんだけど、変な事を吹き込まれないかが心配だ。何を教えてくれるのかが問題だよな。
とにかく、手間がかかる程、子供は可愛いって事なんだよ。楽が出来て良いじゃないかとは思うかもしれないんだけど、そうじゃないんだよ。子供に手を焼かされたいっていうの? 多少は何かアクシデントというか、イベントが起きて欲しい訳で。順調に行くのは良いんだけど、順調すぎるのも考えものなんだよなって思う次第なんだよ。




