↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
田舎っぺ聖女様の花嫁奮闘記 〜 形だけの結婚と言ったのに、いつの間にか溺愛して来るクズな公爵様を躾けます 〜  作者: 鳥庭右京


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

29/35

27話 スライムの名は?



「引き返すのは非効率。私には私の都合があるのです。貴女達は、私が被る損害の補填を出来ないでしょう?」


 冷たいレンガの通路、冷たいミラの言い方は、再びリュカの精神を逆なでした。


「そんな言い方ないだろう。今回は助けてくれなんて言ってない。そっちが勝手に助けたんだ」


 むくれながら反論する。しかし秒で論破される。


「デミゴブリンに襲われて『助けて〜!』と叫んでいたじゃない。助けを求められたから助けたのよ。お分かり?」


「ぐっ、ちくしょう」


 リュカは黙るしかなかった。

 正直な話。デミゴブリンの強さを知った今、恐ろしくて脚が震える。カナリヤと2人きりで出口へ戻ったとして、途中でデミゴブリンに遭遇する確率は高いのだ。その時、2匹以上と遭遇したら逃げるのも難しい。万が一、カナリヤが犠牲になったらと想像すると、ミラ達から離れ難い自分がいた。


「だいぶ時間を消費してしまったわ。本当は途中で宝箱をいくつか回収したかったのだけど、仕方ない」


 やれやれと頭を振る。それから足下でミラを見上げる小さい毛玉のダンジョンモグラにお願いした。


「モグラさん、最終階層へお願い」


『ガウガウ!』


 ダンジョンモグラが任せろと手を振る。

 壁に向かって『ガウ、ガガウ』と呪文の様に言葉を紡ぐ。合わせて謎の腰振りダンスも披露する。


「何こいつ? 可愛い♡」


「モグラさん。グッと来ますね♡」


「ん♡」


 メガネを掛けてベストを着た、なんか小さい毛玉が可愛いのは当然として。ダンジョンモグラの儀式よって、レンガの壁の一部が輝く。すると縦の長方形に光る入り口が現れた。


「ここを潜れば最終階層ですわ。行きますわよ」


 恐れず入れとミラは言う。

 順番はダンジョンモグラ、ミラ、リュカとカナリヤ、最後にヌッコだと言う。


「危険ですお嬢様、私が最初に行きます」


 ヌッコは護衛の使命を果たそうと考えた。たとえミラに護衛が不必要だとしても、責任は果たしたいと。


「そういうのいいから。さ、レッツらゴー!」


「お待ちを、お嬢様!」

「壁に入った!」

「おっ〜!」


 ミラは紅葉の遊歩道を歩くが如く、光の入り口へ足を進める。リュカとカナリヤは幼さ故の好奇心で後に続く。ヌッコは逡巡しながらも、覚悟を決めて飛び込んだ。


「でぇ〜〜い! 女は度胸〜!」


 ◇◇◇◇◇


 アスカーダンジョンの30階層。最奥にダンジョンボスが座するここは、ミスリル級冒険者の実力がなければ、通常エンカウントの魔物にも苦戦する。


 ここに出現するのは、ガチガチに武装したハイオークと、魔法を使うゴブリンウィザード。2種類の魔物が部隊を組んで、連携して襲い来る。


 命の危険を最小限にして、安定した探索をしたいなら、ミスリル級を3人。ダンジョンボスのミノタウロスジェネラルを倒したいなら、ミスリル級と金級を合わせて最低5人が必要だとされている。




『グゴガァァォー!』

『クケケケケケ! 炎の矢!』


 ヌッコが光の入り口を抜けると、まず強い獣臭が鼻を突いた。それから獣の咆哮と火の魔法。目の前には武装ハイオークが3体とゴブリンウィザードがいた。ミラ達の姿を確認した瞬間、殺意全開で襲い掛かる姿勢を見せる。


「うわぁぉ!」

「うっ〜!」

「奥様! カナリヤちゃん!」


 3人はそれぞれ叫んだ。心の準備もないまま突如襲われて、声が出せるだけ大したものだ。しかし、叫んだからどうなる事でもない。


 ヌッコは咄嗟に床を蹴ってに前へ出る。自らを盾にしてミラとカナリヤを守ろうと、体が自然に動いた結果だ。


 ゴブリンウィザードの魔法『炎の矢』が眼前に迫る。ハイオーク達も剣や斧を振り上げて駆ける。

 ミラから授かった聖輝付与のハンティングナイフを出す余裕もない。ヌッコはプロダンス大将軍との戦いに続いて人生2度目の死を覚悟した。


(ごめんなさいカリム様! もう会えない!)


 幸薄なヒロインっぽい展開。ミラと一緒でなければ胸熱の展開。そう、一緒でなければ。


「スライムキング、出て来るべ」


 ミラは呟いた。すると巨乳のブラジャーに擬態していたスライムキングがニュルンと谷間から飛び出す。不定形粘体を津波の様に広げ、通路を完全に塞いでしまう。そして。


『ギャァァァ!』

『オゴゴゴゴー!』

『ヒィィヤァァー!』

『ゴブゴブゴブブー!』


 大津波が魔物を飲み込み、饅頭の餡の様に包んで、強酸消化液で消化吸収してしまう。たった1分間程度の出来事である。


「良くやりましたね。スライムキング」


『キュイッ! キュイッ!』


 通路いっぱいに広がったスライムキング。ミラに褒められると、体を半分に縮めて嬉しそうにプルンプルンと震える。


「ヌッコも良く守ってくれました。ありがとう」


 ミラはヌッコの行動も褒める。護衛として、メイドとして立派であると。


「あ〜、え〜と、はい。勿体ないお言葉です?」


 ヌッコは自分の存在意義に疑問を感じ始めた。


「なにこれスゲ〜! こいつ、お嬢様の従魔なのか!」


「うっ! うっ! うん!」


 哲学の海に沈むヌッコとは対照的に、リュカとカナリヤはお祭りの山車でも見るように、スライムキングに大興奮。


 スライムとは、通常の認識では最弱の魔物である。進化して強くなったスライムを見れるのは、ダンジョンの奥か秘境のみ。スライムキングともなれば幻か伝説級なのだ。一般的な反応として、恐怖するか興奮するか。どちらも正常な反応だ。


「従魔。まあ、近いかしら。触ってみる?」


「良いのかよ!」


「うっ〜お〜!」


 許可を得た2人はスライムキングを触る。

 スライムに体臭は無く、表面はつるりとして柔らかく、しっとりとして嫌な感じはしない。暑い夏ならヒンヤリと快適な触り心地だろう。


 プニプニ、プルンプルン、プニョプニョ。


『キュイッ♡ キュイッ♡ キュイッ♡』


「名前は? なんて名前?」


「な、な」


「名前、……ですって?」


 スライムキングの名前。聞かれてミラは焦った。だって、名前を付けていないから。


「従魔だろ? 名前を付けて契約するんだろ? 冒険小説ではそうなってるぜ?」


 普通はそうだ。従魔とは、特別な才能を持った人間が、魔物と契約して従える。その際に名前を付けて主人と魂の紐付けをする『名付け』の儀式が必須である。


「名前。名前。名前……」


 これまで、ミラに懐く魔物は名付けなくとも言う事を聞いてくれた。加えてミラにはネーミングセンスがないので、魔物を従えても固有の名前を付けた試しがない。名前と言われても、ミラの脳内ではプルプルはプルプルとしか思えないのだ。


 悩む、悩む、悩む。するとカナリヤが。


「……タマネギ」


 そう呟いた。


「え? タマネギ?」


 カナリヤは普段、母親に喋るなと言われた心の傷で意味のある単語はほとんど喋らない。なのでこれは、とても珍しい事だった。


「タマネギって、スライムの名前かしら? カナリヤちゃん」


「うっ!」


 そうだと頭を振るカナリヤ。

 ミラは考える。不定形粘体のスライムは、今は丸い形状をしている。色は半透明の水色。どう見てもタマネギには似ていない。どちらかと言えばハポネス国の和菓子、水まんじゅうだ。


「奥さ、お嬢様。カナリヤちゃんがタマネギと言うのなら、タマネギでよろしいのでは?」


 復活したヌッコはカナリヤを全推しする。出会って間もない間柄でも、美少年と判明したからには全力で推していく所存。


「タマネギね。水色のタマネギ。タマネギ」


 顎に手を当てて悩む。スライムの名にタマネギは有りか無しか。それが問題だ。


「うん。一旦保留にしましょう。それより先を急ぎます」


 今は従魔の名付けに時間を取られる場合ではない。限られた時間でミノタウロスジェネラルを倒し、最高級霜降り牛肉とAランクの魔石を手に入れて帰らなければならないのだ。


「良い名前だと思うけどな、タマネギ」


「う〜」


 リュカとカナリヤは肩を落としながらスライムキングを撫で回す。


『キュイッ、キュイッ』


 スライムキングは『元気出せよ』と震えて答えた。


 残念がるカナリヤを慰めて、一行はボスの間へ歩き始めた。ダンジョンモグラに先導され、長く薄暗い迷路を間違いなく進んで行く。途中何度も魔物と遭遇する。その全てをスライムキングが食べてしまう。道のりは、散歩の様に穏やかである。


「そう言えばさ、お嬢様はなんで教会に来なかったんだよ」


 歩きながらリュカが問う。自分もムシモン神父も待っていたと言う。


「家人を使いに送ったのです。なのに、身元を確認出来るまで待って欲しいと追い返されたのですわ」


「そんなの神父様から聞いてないけどな。お嬢様はどこの金持ちのお嬢様なんだ?」


 リュカはミラの顔を覗き込んだ。

 愛らしく人懐っこい顔をしている。品もあるし清潔だ。実は王家のお姫様と告白されても、半分は信じてしまう。孤児の自分とは違う世界の巨乳。それがリュカの感想。


「近い内に教会へお邪魔しますから、その時まで秘密ですわ。それよりも」


「なに?」


 ミラは人差し指を空中でクルクルと回した。これはミラ独特の表現法で、仲間とかグループを表している。


「不細工な男の子はどうしたの? 3人で冒険者パーティーではなくて?」


 ブーヤンがいない。前回は仲良し3人組で冒険者になったと言っていたのに、なぜいないのか。

 腹痛か。喧嘩別れか。それともウンコを漏らして社会的に死んだのか。ブーヤンの可能性は計り知れない。


 その質問に、リュカはバツの悪い表情を作る。


「実はさ、ムシモン神父様に冒険者を辞めろって怒られてさ。ブーヤンは素直に従って、冒険者ギルドの魔物解体所で見習いを始めたんだ」


 ブーヤンは真面目に働いてミラへの報酬を工面する道を選んだ。魔物解体所は、臭い、汚い、キツイが三拍子揃っているので、孤児でも通常待遇で雇ってくれる。少年見習いの稼ぎは少ないが、安全で堅実ではある。


「そうなのね。それは立派だわ。で、貴女は?」


 ミラとリュカの身長はほぼ同じ。それでも鋭く責めるミラの眼差に背筋が凍るリュカ。


「俺は、冒険者を辞めたくない。強い冒険者になって、お金を沢山手に入れて、有名になって、世間を見返してやりたい」


 だからムシモン神父に内緒でアスカーダンジョンに来たと言った。王都を守る鉄条網の外へ出て、薬草を取ったり弱い魔物が罠に掛かるのを待つよりも、ダンジョンの方が効率的だと考えたのだ。


「自分の力量も、敵の戦力も分析出来ないのに、都合の良い結果だけを考えるのね。遠い東方のハポネス国ではこう言うそうよ。『獲らぬマーモットの皮算用』それともう一つ『マーモット獲りがマーモットの穴に落ちる』今の貴女にピッタリね」


 ミラは意地悪に笑い、知識をひけらかす様に語る。リュカは悔しそうに顔を伏せて、ミラと並んで歩くのをやめた。半歩後ろに下がったリュカを、カナリヤが手を握り、無言で慰める。


 しばし無言の時間が流れ、ミラ達一行はダンジョンの最奥、ボスの間の入り口に到達した。


 目の前には巨大で細かな装飾の施された鉄の扉があり、通常の人間の力では到底扉を開ける事は叶わない。

 これは一定以上の倍率の身体強化魔法を使える者だけが開けられる扉だ。つまり、ダンジョンボスに挑む資格を扉の開閉で試している。


「スライムキング、開けて下さいな」


 けれど、聖女に対して試しは無意味であった。

 スライムキングは体の一部を腕の様に変形させると、扉に手を付き体全体で押す。地響きに似た音が響き、扉と地面が擦れた個所から埃が舞う。ボス部屋の空気が外へ向かって急速に流れ出し、ミノタウロスの臭い、もしくは牧場の匂いが芳しく香る。


「くせぇ〜! 牛糞の臭いだ!」


「あうっ!」


 リュカとカナリヤが耐え難い悪臭に鼻と口を手で塞ぐ。

 ヌッコも顔を顰めたが、さすがは訓練されたメイド兼護衛である。少しだけ顔を背けていつでも動ける様に構えている。

 そしてミラは。


「浄化! 浄化! 浄化! ひぃ〜臭いっぺ〜! 密閉された空間に、長い間家畜を閉じ込めるなんて虐待だべし! 浄化! 浄化〜!」


 聖女のみが使える究極の浄化魔法を連発していたのである。邪気を祓い、不浄を清め、邪神に穢された大地を癒す伝説の魔法。『浄化』それで牛糞の匂いを清め祓い給え。


「酷い目にあっただよ。こったら所に長居は無用だべ。スライムさん、頼むべな」


 ミラは標準語を忘れてスライムキングに指示を出した。

 スライムキングは「任された!」と体を震わせ、巨大な扉を全て開けきる。


 ボスの間は縦横100メートル、高さ30メートルのドーム状である。中心部にはミノタウロスジェネラルがバトルアックスを構えて立っている。


 身長5メートル。推定体重1トン。牛の頭に人間の体。全身がはち切れんばかりの鋼の筋肉に覆われ、太い血管は皮膚の下を這い回る蛇の様に浮き出している。両手首には魔法付与された金の腕輪。腰には虎柄のパンツ。足には魔法付与されたサンダル。それ以外は裸だ。


『ブモオォォォォーーー!!!』


 ミノタウロスジェネラルが吠えた。

 まるで、早く部屋に入って戦えと訴えているようだ。


 リュカとカナリヤは生命の危機を感じた。生存本能がボス部屋への入室を拒んで膝が笑い、お互いを支え合ってようやく立っている状態。


 ヌッコは聖輝付与されたハンティングナイフを構えると、ミラの前へ出る。聖戦士任命されると同時に身に付けた特別な力。聖戦士力解放を行い、戦闘準備完了。


 そして本命。スライムキングが『やってやりますよ!』と、ボス部屋に体を滑らせようとした、その時であった。


『ブー! 警告します。従魔登録されていない魔物はボス戦闘に参加出来ません。早急に従魔登録を済ませるか、魔物を退去させて下さい』


 謎の女性の声がボス部屋の前に木霊する。

 ダンジョン運営からの警告。スライムキングは不可視の力で侵入を阻まれる。ミラは初めて聞いた謎の声に目を丸くした。聖女でオリハルコン級冒険者でも知らないダンジョンの機能であった。


「スライムに名前を付けろって言ってるぞ。どうすんだよお嬢様?」


 リュカは事態を理解した訳ではないが、美少女故の純粋さで、声に従った方が良いと提案する。ボス部屋のミノタウロスジェネラルと入り口を塞いでいるスライムキングを見比べて、ミノタウロスジェネラルを倒すのに必要な戦力だと考える。


「う〜ん。ダンジョンにこんなルールがあったなんて知らなんだですわ」


 ミラは腕を組んで、眉毛を八の字にして悩む。


「ミノタウロスジェネラル程度、ヌッコの指先一つで瞬殺ですわ。けれど今後を考えると、名付けをして従魔にしておくのが得策だわね。だべし」


 ミラはヌッコを見る。リュカを見る。カナリヤを見る。最後にスライムキングを見て、再びカナリヤに視線を移した。


「カナリヤちゃん。貴方のアイデアを採用します」 


「あうっ!」


 ミラは決めた。自分で考えるより、他人が考えた名前の方が、後で変な名前と馬鹿にされても責任転嫁できる。

 

 腕組みを解いて右手をスライムキングに突き出したミラ。巨乳をプルンと誇り高く張り、背筋を伸ばして宣言した。


「呻きの渓谷より我に従う魔物にミラ・オーエンス・マンディブラリスが名を与えよう。これより我が従魔となり、魂を繋げ、半身と成れ」


 ミラの体から黄金の魔力が溢れ出す。それは輝く粒子となって空中で川の流れを作り、スライムキングに注ぎ込んで粘体を覆い満たしてゆく。


「汝の名は『タマネギ』新たなる生命を得よ『タマネギ』」


『キュイィーーン!!!』


 スライムキングが眩く輝いた。目を開けていられない光量である。同時に清涼感のある良い香りも漂う。フローラでフレッシュで元気の出る香りだ。


『キュッキュキュッ! キュッー!』


 スライムキングの声が少し変わった。それまで幼女を思わせる舌足らずなトーンだったのが、少女の様にハキハキとなった気がする。


 光が収まり、ヌッコ、リュカ、カナリヤが目を開ける。


「……なんて、神々しいのでしょう」


「スライムだよな? スライムって、こうなるの?」


「おっー!」


「ではタマネギ。やっておしまいなさい。だっぺ」


『キュイッ! キュイッ! キュイッー!』


 そこには水色の水まんじゅうに黄金ラメが煌めくスライムキングがいた。否。聖女の聖なる魔力を取り込み、魂の半身となったスライムキングは進化した。


 ホーリースライムキングの誕生である。




 マーモット「ゔあぁぁぁぁぁーーーーー!!!!!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。