ぢょおうさまとおよび -Adora me-・3
なんじゃあ、この態度がくっそでかいアマ。
思わず、ぶん殴るどころか聖剣を抜きかけましたよ。
で、わしの目の前で色々ほざいてくださる、このクソアマ。
何者かと思いましたが、室見様からIFFすてーたすが送られて参ります。
…え?
Simone Edwarda シモーヌ Thousand Suction. (Limited Ten thousand)千人卒(限定万卒) Slut Visual. 痴女外観 Yellow Rosy knights. 黄薔薇騎士団 South-Euro Branch, Imperial of Temptress. 痴女皇国南欧行政局 Opéra royal de France ロントモン過激団 La prison du viol de la Grande Chartreuse,Instructrice d'agression féminine 強姦教導騎士
あの…ルーン大陸に黄薔薇騎士団員って、必要あるんすか…。
「シモーヌさん。この方がこのルーン大陸の西方族自治区の統治を担当なさるイリヤ様です。痴女皇国の位としてはNB行政局・ルーン大陸開発担当部長となりますが、痴女皇国皇族待遇者でもあられますから粗相のないように…」
「あらあら、それは失礼をいたしまして申し訳ございません…差し当たりましてはふつつか者ではございますが、なにとぞよろしくお願いいたしますわ」
と、頭を下げて礼を知らぬでもない素振りをしよります。
しかし、頭を下げるだけならかねはかからぬという性根がちらりと見えたりするんですよ、今のわしには…。
で。
わし、正直なところこいつには面識がなかったんです。
少なくとも、思い出せませんでした。
しかし、室見様から密かなる入れ知恵を受けたのです。
超々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々弩級の問題児であるという、注意つきで。
そして、どういう風に問題児なのか。
関わっていた支部長職や幹部の皆様からは、速攻でお返事が返ってくるのです。
いえ、わしの地位とかそういうもんに忖度してじゃありません。
皆様は一様に、驚かれるのです。
なんであいつがルーン大陸送りに、と。
そしてですねぇ。
次の反応も、共通してました。
イリヤさん、そいつ、どないしますの。
ええ、このシモーヌ・エドワルダというおなごを今後はどう使うのか。
みなさん、それを懸念しておられるのです。
で、このおなご。
マドリードに本社があるアヌス映画社(Anus Films)っちゅう会社の専属女優というのが表向きの顔だす。
なぜに、フランス人なのにスペインの会社と契約しとんのか。
それは、この後のれっしゃの中でこいつの主演した映画「尼僧エドワルダ」を拝見しながら教えてもろうたのですが、時の流れを無視して今、ゆうてしまいましょう。
なぜかというと、こいつのやらかした数々の悪行は大人やない方々には到底、その全貌をお話しできないからです。
で、ランス中高等寄宿学校事件という事件のあらまし、フラメンシア殿下から教えられます。
(わしのほんまの父親がジョルジュ・バタイユやというのはともかくですな…)
で、シモーヌめは当時、その学び舎でまだまだ大人扱いされとらん年齢のバタイユ氏と机を並べて学ぶ仲でした。
しかし、ちいと癖のある顔立ちですが長身で身体もしっかりしておったバタイユ氏が、生家のごったごたに巻き込まれてこの寄宿学校に放り込まれたも同然という身の上を聞くと、さもお前の理解者はこの私であるとばかりに接触を図って、悪事の尖兵に仕立て上げてしもうたのです。
そして、学友であったマルセル・マンディアルグという少女を痴女種女官に仕立て上げ、3人で大暴れした結果。
なんとそのランス中高等寄宿学校で学ぶお子らのうち、百を超す数の女生徒たちを全員孕ませてしまいよったのです…。
そして、全ての罪をマルセルに押し付ける工作を図ったばかりか、ランスを逃げ出す際に盗んだ馬車で村娘を轢き殺してスペインへ逃亡。
更には、英国人の貴族に匿われておったり、当時のフランスで身の毛もよだつ鬼畜変態小説を書いて発禁を食らうたり、果ては救世主教の神父とか牧師とかいう職のえらいお方をかどわかして姦淫の罪を犯させた後で殺したりとか。
おのれの書き散らした創作はなしの通りに女を集めて鬼畜行為のあげくに惨殺をもくろむとか、同じくこいつを罪人にせずして誰を罪人にするねんとわしが思うたドナイシタン・サドという貴族と意気投合して、更なる鬼畜変態淫行を重ねようとしよったそうです、フラメンシア殿下の説明では。
しかしこれ、当時のフランスを完全に我が物にはしていなかった聖母教会と痴女皇国の仕組んだ計略の一面もあったのです。
考えてみてください。
懲罰で強姦する国ですよ、痴女皇国。
ですので、当時は敵対していたフランスの救世主教会の威信を地に落としたり、時のフランス王の治世をがったがたに揺さぶる尖兵としてシモーヌと、そして二人の変態息子は利用価値があったらしいのです。
しかも、2人とも家柄こそ違えど、いちおうは貴人の息子。
その当時のフランスを牛耳り、王にも面従腹背に及ぶ者すら少なくはなかったらしき貴人の位にある連中の評判をこぞって地に落とすほどの事をやらかしたようなものですよね…。
ええ、バタイユ氏も女の尻にこだわった鬼畜変態小説…そして、背徳の悪事を重ねた挙句にフランスから逃亡する自伝的な小説「尻球譚」を上梓して見事、当時のフランス当局から発禁を食らった御仁だそうですね…。
ですが、そんなむっちゃくちゃな男二人を抱え込んで、助平かつ過激な歌劇の台本や活動写真…つまりえろびでおの物語仕立てを書かせ撮らせたのは、フランスを我が手中にと計略を巡らせていたフラメンシア殿下の母君で荒らせられる痴女皇国南欧行政局・局長のイザベル1世陛下。
つまり、スペイン王国の女王様です。
そして、そんな地位の御仁はサドという貴族と、これまた貴人の位を親から一応は継承したバタイユ氏や、その身内の女たちを囲い込むと、スペイン王国の首都マドリードでこの悪党一派に過激行為をさせる隠れみのの歌劇団を立ち上げさせたのです。
ええんか、そんなこと。
しかし、実際には痴女皇国本国も了承していたこの一連の工作です。
いかに悪党といえど、痴女皇国スペイン支部で匿った後、不殺の掟だけは踏み外させなかったそうです。
しかし…言い換えれば、人殺し以外は何をやらかそうとも良いとゆうたようなもんじゃないでしょうか。
ええ、貴人の子をたぶらかしてヴァンセンヌの森とかいう、淋の森の類似の場所で客を引かせたあげく、わざとその醜聞行為の数々をえろほんに仕立てられるよう入れ知恵して客を脅させたり、あるいは他の貴人を籠絡して娯楽館なる、名前で大体想像がつくことをしとる妖しい館の中で世間にバレたらまずい行為の数々をやらせて散財させたりなどなど。
そして、ロントモン過激団なる役者の集まりを指揮してビアリッツ保養地に貴人富人を集めて身の毛もよだつ催しを重ねるなど、およそ人を欲と鬼畜の道に走らせることにかけては悪魔とかいう存在に値するくらいの外道だそうで。
(堕天使という存在が痴女皇国世界にはいて、連邦世界の悪魔とは少し違うんだけど人を堕落させる性質があります。しかし、シモーヌさんに憑依する堕天使さんは誰もいませんでした。そして堕天使族のえらい人からは「こやつに憑依する必要なし。放っておいても我らが絡むと同じか、より素晴らしき事を為すやからである」と悪人認定出されたくらいなのよ…普通にしてたら、とてもそんな風に見えないでしょうけど…)




