表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
こんにちわ、マリア Je vous salue, Marie  作者: すずめのおやど


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

321/385

うつされた学園 -sodródó tanterem-・12

で。


このイリヤ・ヤスニの知識ですけどね。


実はフユキから「オハカ」というものの存在は教えてもらってたんですよ。


いえ、過去の剣聖の従者として召喚された勇者たちの中にも、墓というものを知っており、その存在を伝えた者が幾人かは存在したようですね。


そして、淫化帝国に移住した後の私たちは、死者を弔う催事や、個人の冥福を祈ったり遺徳を偲ぶ風習に直面したのです。


ましてや、淫化帝国俗界の統治機関である聖母教会は、墓を建てるかどうかは別として、死者を悼むことを教える組織でした。


(女官や偽女種の完全死亡時には灰も残りませんからね…)


で、死者の功績を残すのは、氏族に伝わる木や石の碑文ですとか、リュネ王城では石棺に刻まれた文字でした。


しかし、リュネや西方の言葉、実のところはあまり語彙(ごい)が多くはないこともあって、第◯◯◯星周期〜第◯◯◯星周期の王◯◯◯の遺骸をここに安置するとかいう程度だったのです。


では、なぜ古代からのリュネの出来事の詳細、割と伝わってんのか。


はいロッテぇえええええ。


(今更何を言ってるんだイリヤ…うち(まおうのおしろ)で記録してたろ…)


(っていうか密通者や密偵がいるってのこそ秘中の秘密だったでしょ…戦士には絶対に知らされない話だったんだし…)


ええ、ロッテがその筆頭でしたよ。


ここまでの私の話で、もしかしたら閃いていたかも知れませんね。


魔族の側にも穏健派や融和派とかいうの、いるにはいたんです。


そして、リュネや西方に密偵を送ってたり、こっちの動向を探ってたり。


が、しかし。


魔族の餌は人間です。


その動かし難い事実の前には、ではリュネや西方と和平を結んだ後のめし、どうすんのという難題の前に、いつも試みが頓挫(とんざ)してはいた模様。


まぁ、この和平の話は、痴女皇国の介入によって成し遂げられましたし、魔族はそもそも増える減るが苗床で管理されてましたから、餌となる人を食い尽くすなんて恐ろしい未来、絶対確実に来ないとは言い切れませんけどね、リュネとのいくさの時よりは起きる可能性はもんのすごく減ったとは思えますよ。


(あと、死ぬという概念は魔族にはあるが、死への恐怖は薄い…苗床で再生できるというのもあるけどな)


で。


私やロッテがお世話になっている痴女皇国の場合は、輪廻転生という考えを採用しているそうです。


つまり、死ねば生まれ変わる。


ただ、その生まれ変わりの判定に際して強く影響を受けるのが「前世の行い」となる。


つまり、悪事を重ねておったり、必要もないのに獣や草木を含めて生命をばんばんと奪っておった場合、今度は自分があっさり殺されたり生まれてから数瞬で死ぬような生き物の生を繰り返すことにも繋がるというのが、聖母教会や慈母寺の教えですね。


この辺は聖院規範となる「不殺の掟」と併せてみっちり叩き込まれたんですよ…ええ、私の痴女皇国の位からすると、最低でも枢機卿にはなっておかないとダメだって言われましてね…。


ですから、死者の冥福を祈るというよりは「次の人生がより良いものであるように」と祈るのが基本ですよ。


そう…痴女皇国でも、元来はお墓は作らない制度なんだそうです。


ただ、生者の際の行状実績を踏まえて墓碑を建立する場合もあるとは伺っております。


で…アレの話になると思うんですけどね、雅美さん。


ええ、私も本宮研修で実物の前に来ましたよ。黒薔薇の修練の場の入り口ですし。


そう、あの強烈なちんぽ墓ですよ、あのお墓。


(やっぱり触れるのね…)


(雅美さん。あたくしが申しましょう。イリヤ、あのちんぽ墓は雅美さんとあたくしの思念を保存するだけが働きではありませんわ。復讐の神ネメシスの怨念も封じられとるからこそ、あの瘴気や邪気がうずまいとるのですわよ…)


初代様が体を取り上げられた恨みもあるって聞いた記憶もありますけど、とりあえずはお聞きした話の内容で。


つまりはまぁ、死ぬということ…避けては通れない件について、風習やら因習も絡んで色々な扱いもあったという、おおざっぱな見解なのです、私にしてみりゃ。


これは雅美さんの受け売りですけどね、例えば王が死んだらその家来とかも一緒に死んで埋められるとか、あるいは主君の死に殉じて自害するとか、まぁそれはそれはいろーんな考えがあったようです。


で、淫化でも淫化の前に栄えた国でも、子供をいけにえにするとか、神への使いにするからと山の上に埋めたりとか。


明日輝(あすてか)魔屋(まや)のあれは避けて通ります)


(そうしてください…)


で、実はこの「お墓あらへん」件も、エヌビーの方々とリュネや西方の者との間で意見が谷のように分かたれる可能性がある話になっとります。


なんでも、痴女皇国世界で言う救世主教では、死者は蘇る可能性もあるから、なきがらを棺に入れて土に埋め、その上に碑文の石を置くのが習わし。


その類似宗教の信者が多いというエヌビーでは、墓がないのがでふぉるとやと言う話になるだけで、頭の固い人が絶句するからとリンジーさんにも言われてましたし。


(でさぁ、うちのかーさんと父さんが一度死亡扱いになった時はさ、連邦世界の日本式にして、完全に焼き尽くすんじゃなしに遺骨を収集できるようにしたのよね…)


(これこれマリアンヌ。あれはうちの遺骸から生体インターフェイスシステムの部品を回収する意味もあったからな…)


で、聖母様と聖父様の場合は、聖院金衣の死亡時と同じ扱いで石の寝台を用意して頂けたのだそうです。


金衣や銀衣といった頂点の要職者はこの寝台の上で灰も残さずに焼かれることで、現生の女官を見守る立場となるという説明、その寝台をいくつも納めている墓所で説明を受けた記憶がありますけど…。


(なもんで、あの寝台をこわされるのはあたくしといえどだめだったのですが、昨今はちょいとばっかりじじょうが変わりましたわよ、イリヤ…)


(ぶっちゃけこの先10万年の間に聖院本宮や痴女宮が破壊されない保証はなかったってことで、エマちゃんとサン=ジェルマンさんがバックアップを兼ねた代替システムを用意したのよね…でしょ、初代様にリーゼ姉…)


(あと、痴女皇国も聖院も「金衣相当者を含めて残ってもらうべき幹部」の数が増えたからな…)


ええと、またしても、なんか、聞いてはならん話を聞いた気もするんですが、とりあえず流します。


で、お墓の話をした理由なんですけどね。


西方でもね。


リュネの海岸村に該当すること、やってたんですよ。


つまり、歳をとったり動けなくなった者を捨てる場所があったのです。


しかし、西方では生きてるうちにそういう仕打ちをするということで、ごめんなさいすんませんと捨てられた者に詫びる習慣があったと。


そして、慈母宗で言えばクヨウって行事になるんですかね。


痴女宮本宮で毎星期の夏という季節にやってる、オボンの行事。


あれと細かい手順は違いますけどね、西方じゃ捨てられた者の髪の毛を入れた箱…(ひつ)の前ですまんごめんと祈りを捧げるんですよ。


--------------------------------


で、そんな話を教員候補役でもある、第一陣の生徒たちにしてるのは他ならぬわし、イリヤですねん。


なんでわしがぁっ。


いえ、マルヴィレとかには「大丈夫なんでしょうね」とものっすごく疑い深い目で見られましたよ。


ですが、このイリヤも実のところは聖母教会でも要職者扱いなんですよ。


そして、枢機卿の位を授かるに当たっては、最低でも教務司教の試験に受かってもらうとか言われましてねぇっ。


つまり、聖母教会に付属する初等学校が存在した場合は、そこで子どもらを教えられる能力が必要とされたんですっ。


ですから私、離魔の聖母教会でがんばって研修受けたり、罰姦から講師役の尼僧の方に来てもらってロッテやエマネたちと机を並べて勉強しましたよ。


あ、東方聖母教会についてはシェヘラザードさんや乳上から教わりました。


あっちは偉いさんを決めるのに投票とかやってませんけど、これも罰姦枢機卿についてまわる条件がありましてね。


罰姦の枢機卿は最低でも東方だと典院司祭、慈母宗の大僧都の業務を覚えておくとか恐ろしいこと言われたんです。


ええと、オクタヴィアーナさん、おられますよね、イタリア教和国のえらいお方。


あの方が一時期、東方の司祭や司教の仕事してた時のように、他の宗派のことも出来るようになっておく必要が…。


(おばさま。淫化に最低2名、他宗派からの転属者がいますでしょ。マンコラのレオノール大司教と絶頂都市(いきとす)のリリス大司教…あと、転属者ではありませんけど、両手挙(ころんびあ)のラス・ラハス修道院担当のリリアス教導大司教なんて、まさにおばさまの仕事みたいなことの担当じゃないですか…わからんことは適当に答えずに、レオノールさんかリリアスさんに聞く方が無難ですよ〜〜〜〜〜♪)


おのれ、エマネ…私より枢機卿登用試験に早く受かったくらいで鼻も高く自慢しやがってぇええええ。


(まぁまぁエマネ様…レオノールですけど、それよりレプタ大司教が、イリヤ様にと)


(イリヤ様、レプタ=ポルタです。淫化におられた時にはお世話に…アバドーンからも挨拶の念を預かっておりますわ)


ええと、魔族幹部ですけど特殊能力を活かして淫化で活躍中の方なのですが、覚えておられますかね、レプタ大司教。


この方は水棲型の魔族でして、実のところはリュネ世界時代にこっちの海岸村をはじめとした岸辺の監視や偵察もお仕事のうちだったようです。


で、レプタさんは単に海岸村に捨てられた連中をさらうだけではなく、リュネの漁師の船はもちろん、魔族側からの海岸を監視する役目でもありました。


と申しますのも、リュネ族を見境なしに食っておっては餌がなくなるということで、かつては密かにつまみ食いをしようとして海を渡ろうとした魔族をしばく役目を負っていたと。


(当時は昔の私のように己の考えが独立していた魔族…豚鬼族や小鬼族もそうですけど、そういう連中が少なからずおりましてね…)


で、リュネの民に引き渡す海の恵みを管理するとか、色々と陰で動いて頂いておった模様。


(私も単純に長生きしてるわけでもないのですけどね…何度かは苗床で再生してもらってますし)


で、そんな立場だったレプタさん、マンコラでは漁師の子供たちの教育役も兼ねておられる暮らしのようなのです。


(ここだけの話でございますけどね…水練のご用命もあるとかで、もしかすると私か、同類がお邪魔するかも知れません…ほら、そっちには塩辛くない海があるとかで)


え。


ぜひ来てくださいよ。


なんせマンコラって、痴女皇国の南米行政局の保養所も兼ねてる場所ですけどね、そこでの慰安担当のお子ら、いわば学校の生徒とかいう存在なんですよ。


で、レプタさんも陸の上でのお姿で教壇に上がってるの知ってますんで。


ええ、優秀な講師は1人でも多く、確保を。


(おばさまが楽をしようとしてる…レプタさんは渡しませんよっ)


(エマネ。わしは今やこの学園の長。あなたの頭を踏んづける事は出来なくとも、口から唾を飛ばして口論する事はできるのですよ…?)


(まぁまぁお二方とも…それよりですね、そっちの苗床にある私の昔の思い出とかを別の魔族なりに移植しても役目は果たせると思いますよ。それとイリヤ様…これはレオノール様にお聞きしたのですけどね、西方の者たちに今後はそちらの大地のやりくりを任せていくとか…なら、このマンコラで実施しておるような表彰ですとか、果ては痴女皇国の方の大地では他の者たちがしておる、過去の偉人なり賢人なりの話を伝える件をそちらでもした方がよろしくはございませんかしら)


ふむふむ。


(で、レオノール様…西方の者たちが自らの中で優れた者を讃えるのと、その業績とやらを受け継ぐことで、他の者もその偉人賢者にならえとなるのではないでしょうか。ほら、リュネだって剣聖に続けってことで教練、しておられましたでしょ…)


な、なんと。


とんでもないところから助言を頂けたようなものです。


と同時にですね。


魔族滅ぶべしっていう大げんか、間違ってもできないんですよねぇ、今…ええ、レプタさんのような出来た方がこうしてこっちを助けようって話をしてくれるのですから。


(まぁ、レプタは「えさになる人どもがみすみすおぼれ死んではもったいない。それに、せっかく生きておるものがなさけない死に方をすれば死んでも死に切れないだろうから、いざえさにしたときになえどこにおとなしく溶けてもらうためにもしんせつにしてやろう」とかおもってたからな。ひひひ)


(魔王様。いらんこと言わんといてくださいっ)


確かに、レプタさんの考えはあざといです。


しかし、それと似たようなこと、ロッテもこっそりやってたん、知ってますから。


で、リュネはもちろん、西方の連中に流行り病とか流行ってなかったの、お気づきでしょうか。


(魔王様が言うんだよ、病にかかったのは美味しくないって…)


まぁ、これも聞き流しておきます。


つまりは魔族の連中、私らや西方のもんを美味しくいただくために、さながらエビに針を打ち込んだり美味しいえさを食わせたりとか、牛にびーる飲ませたりモミモミしたりとかと同じよーなこと、しとったんですよ。


これを、いらんお節介と取るか、まぁ魔族にも事情があったから施しは受けておこうねと流しておくか。


(でもね、ロッテにレプタさん…本音はともかくよ、あんたたちは人を助ける理由があったから漁船が流されたら引き戻したり、船がこけて溺れたのがおったらいつの間にか岸辺に流れ着いてたとかやってたわけでしょ)


(まぁ、それはそうですね。思惑はともかく、人の側から見れば助けられたとは思うはず)


(で、マリア様いわくの「あたしは嘘はついてない」論法でいくとね、とりあえず魔族が人を餌にしていた事実は動かし難いでしょう。でも、餌にする以外の理由で死んでもらっても困るから、差し当たっては人は健康に育っておいてくれってのが魔族の総意でいいんじゃないの。そして実際に疫病を払ったりうんぬんかんぬん、口で伝えられている話でも、なんでか魔族が助けたとかいう話も結構あるんだし、魔族は悪い人さらいで人をばくばく食べているだけじゃなかったってことをまずは教える必要もあると思うのよね)


(あのさイリヤ…魔王様が絶句してるんだよ…お前に理由を言うとそれこそ怒ると思うんだけどな…)


(イリヤ様も政治というものがお分かりになった。その成長を喜ぶべきでしょう…)


うう、レプタさんの物言いがなんか、辛辣(しんらつ)です。


しかし、魔族の密偵として私らの行動を監視したり、その日常を見張り生活実態を報告してたり記録に残す仕事のお役目も与えられていたレプタさん。


つまり、この方はうちらリュネの者の諸々に詳しいのです。


(で、政治の長となったイリヤ様にお話があるのですがね、今後、そのルーンの広い大地、西方だけで取り仕切れるものなのですかね)


んー。


厳しいっすね。


いや、五十星期や百星期もあれば、それなりに偉大な者も出てくるとは思うんだけど…。


(そこで、ちょいとお知恵を。そもそも西方の今は畑作から解放されて時が余っておるはず。これはマンコラも同じで、子らの頭を使う時間を私なり大人たちが作ってやってるからでしょう。で、今、イリヤ様がおられる街は朝から晩まで勉学に励めってところじゃないですか。今は無理としても、そこで学業を修めた者が西方の連中を率いるなら、最後は聖剣で占うにしても西方の者たちだけで決めさせるにしてもですよ、私らの習わされた尼僧の資格と同じで、箔付けができてるってことになるじゃないですか)


ええとレプタさん、あなたリュネの事をどこまで調べたんですか。


考え方がマルヴィレとかとあまり変わらん気がしますよ。


(別に。時々は王城の下町に潜伏してましたけど)


(誰や、手引きしたのはぁっというのはともかく、最初は私がやってくれんかって言われてんのよね…うん、私としては本当なら西方のまつりごとにあまり、口突っ込まん方があの者たちのためになるって思って思いつきを返したんだけど…)

https://ncode.syosetu.com/n6615gx/319/


(はいはい、何を言ってるのよ…ええとねイリヤさん。あたしやたのちゃんが淫化来てあれこれやってた時と同じことすりゃいいのよ…で、イリヤさんは今でこそ淫化の太陽神の使者の地位をエマネちゃんに譲ってメキシコやNBに赴任したわけだけど、元々は祭り上げられた立場でしょ…だから知恵者を引き連れて西方に学問をもたらした功労者や名誉職としてさ、政治の場でも祭り上げられる立場になって、いつでも西方の人に政務実務をバトンタッチできるようにしとけばいいの。ほら、八百比丘尼国の政治がそれでしょ…ま、あそこは魔族に該当する存在を直接統治してる大江山朝廷が存在するけど、人間相手なら京都朝廷と江戸幕府が連立してるからね…)


あー、あそこがありましたね…。


(で、魔尼派が展開してる関係で、魔尼派聖母教会が既に活動し始めてるわけじゃない…今はほら、こっちから送り込んだ司祭とかで回してるけど、順次西方の人を中心に教会運営をバトンタッチしていく形で展開を進めてるでしょう…つまり、イリヤさんの名誉政務職の任命にはね、聖母教会の仕組みが使えると思うのよ…)


----------------------------------


いりや「なんか悪い予感がしますよ」


まさみ「大丈夫大丈夫、痛くない痛くない」


いりや「なんか違う気がしますよ」


まさみ「でねぇ、この仕掛けの前にね、ちょっと骨を折ってもらう人物がいるわけよ…ほら、魔尼派って罰姦所轄でしょう。で、罰姦の聖母様って言えば元来はベラちゃんじゃない…」


いりや「ベラ子陛下をいよいよ起こす時が…」


まさみ「それはまだ早いのよ…で、その起こすタイミングを決めてる人物がね、他ならぬ罰姦の聖女でもあるんだからさ…」


マリア「えええええええ!あたしか!あたしなのか…!」


まさみ「箔付けには必要でしょ…あとね、身内の恥の穴埋めってわけじゃないけどね」


じーな「あのー雅美さん、うち東方聖母…」


まさみ「実の娘さんのやらかしに加えて皇帝室長。ジーナちゃんがやらずに誰がするのよ…」


マリア「で、おばはんとあたしが嫌がってる理由なんだけど…」


じーな「マリ公一人でええやんっ(泣)」


るいーさ「ダメですよ東方聖母様。シニョーラ・タナカの発案には聖母の箔付けが必要だと思うんですよ」


ふるーる「罰姦狂女、いえ教女の立場として教父カルロの言葉を伝えさせて頂きます。聖母休眠の今とあっては、聖女様とご母堂の東方聖母様の預言に従うべき、と」


マリア(言い返せない…フルールさんの言う通りで、あたしとかーさんのコンビの方が確かにハクはつく、つくんだよ…)


いりや「この際誰でもいいんです。私が学園都市の長だけやのうてルーン大陸のリュネや西方側、そして魔族側のまつりごとの仕切り役やゆうのんを認証してもろたら、あとは何も申しまへん…」


まさみ(それはいいけど、イリヤさんの言葉に関西弁混ざってるのに気付いた?マリアちゃん…)


マリア(だってNBにいて、おばはんとしょっちゅう顔合わせてんだぞ。たのもそうだけど、関西弁が出てるのも無理はない、ないんだよ…)


じーな「駄洒落菌で無理やりイリヤさんを首長に据える誘導とかあかんのかいな…」


まさみ「これは西方民に自主性を教えるためのとっかかりなんだから、その段階で得票操作とか心理操作はやらない方がいいわよ。何より西方民のために教育施設を作ったり、いろいろしてるんだから…あくまでもあたしたちがやるのは提案よ提案」


じーな「そのためにうちはマッパにならなあかんのか!」


マリア「つまり、かーさんとあたしが嫌がってるのは聖母や聖女の姿になることなんだよ…」


まさみ「では、ジーナちゃんとマリアちゃんは本当にすっぽんぽん直前の聖母スタイルになるのか」


いりや「大人のアルトさん枠で続けられそうな…」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ