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こんにちわ、マリア Je vous salue, Marie  作者: すずめのおやど


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大草原の小さな城 - Little Castle on the Prairie-・11

あんぬ「さて、アルトさんの枠の方で語られた判明事情の説明をさせて頂くお時間、またもやって参りました」

https://novel18.syosetu.com/n5728gy/497/


ざんぬ「マリアンヌ…あのときは本当に、えらいこっちゃだったではないですか…」


あると「で、痴女こうこくのあたくしは、クリスさまとあぐねすさんをかかえて、魔王さまとおおるりさんがしきるなえどこにとびこんだのです」


アルト「そして聖院のあたくしアルトリーゼも、痴女皇国のあたくしのあとを追うようにして、おねむりのべらこへいかのからだをわたされて痴女こうこく世界のえぬびー本星へとばされたのです…」


あると「つまりですねぇ、クリスさまはおかまになりすぎて、そのおいのちがあやぶまれたのです」


あんぬ「で、その直前にやってたアレの成果…つまり、アグネスおばさまも受精卵子ごと苗床に放り込まれたと」


ざんぬ「で、なんでベラちゃんまでもを苗床に…という疑問が残りますわね」


アルト「それについてはちじょ皇国のよめに話してもらいましょう」


あると「ですよ、よめ…なえどこ送りにするのって、クリスさまだけでよかったんでは」


マリア「そういう訳にもいかねぇんだよ…でさ、とりあえず二人のアルトには苗床に関係者合計3名を放り込んでもらったんだけどね」


あんぬ「まず、クリス父さんが自己発火燃焼死亡する前に手ぇ打ったのはわかんのよ」


あると「まさに、かんいっぱつでございました…」


ざんぬ「しかし、アグネスおばさままで、苗床に放り込む必要、あったのでしょうか…」


マリア「んでさ、クリス父さんがアグネスさんやベラ子、そしてマリアンヌを腹ボテにしてしまった成果の胎児だけど、実は最終的にはデビルズバレーに移した母体苗床に保存してもらってたんだわ」


あんぬ「ふむふむ」


マリア「本当なら、おばさまもベラ子同様にこのまま一年くらいは苗床に隠しておきたかったんだよ…なんせ、義理の息子に臨月にされたとか知られてみろよ…どんだけでかいスキャンダルになるかさ…」


じーな「まぁ、アグネスさんの思いもわからなくはないんやけど…クリスと離婚してないうちとしては、あんまり賛同できん話やねんな…」


あんぬ「そりゃ連邦世界の地球人類の常識はもちろん、NBとしても国民に知られたらそれなりに問題になると思うわよ…」


りんじー「少なくとも国民の半数以上はミセス・アグネスとオコーネル家に良い印象を持たなくなるでしょう…」


じーな「で、細工をする必要もあったんよな…」


すくるど「とりあえず、ケイシー・キャラハンとジーナ高木…フレミング機関として、何を対策したかを」


じーな(実はアグネスさんがこうなったせいで、実質的なフレミング機関の長はスクルドさんの擬態状態の吉村エイリーンさんになっとるんでな…)


けいしー「とりあえず、ミスタークリスとミセス・アグネスのオ関係を合法化する処置を取らされたんです…」


じーな「随分とオコーネルの爺さんに握らせるもん握らせたけどな…まぁ、あの爺さんもアグネスさん以外に後継がおらんから最終的にはうちらでそのワイロ、回収できるんやけど」


けいしー「カンサイショウニンな上司のミセス・ジーナはともかくですね、まずはミセス・アグネスは実子かつワーズワース家の後継者つまりフレデリック君がいた関係もあって、ワーズワース家に籍を残しておりましたが」


じーな「これを一瞬だけ、籍を抜いてオコーネル家に一旦は実家帰りさせた」


あんぬ「なんか、ジーナかーさんらしい裏技抜け道探しの話になりそうな…」


ざんぬ「あたくしたちの転校とか、あるいは金衣になったりお代官さまになった件でもジーナおばさまの助言があったと…」


じーな「うちを影の大悪人のように言うな。んで、自由労働党としては下院にある法案を出していたんやわ…」


けいしー「これ、リンジーは知らなかったと思うけどね」


じーな「で、どんな法律かっちゅうと、一夫一妻ではなく重婚を認めるという内容の、通称複数婚法っちゅうやつや」


けいしー「NBを別時間軸の本国みたいにム◯リムの傀儡国家にするつもりでしょうか…と思いましたけどね」


じーな「で、背景には痴女種、それも完全体痴女種が孕むだけやなしに孕ませることができるのをNB社会として容認しようという動きにも繋がってるんやけどな、表向きはNB厚生福祉省と財政省の要望を受けての立法や」


けいしー「つまり、金持ちには複数の妻の妻帯を許可するから、子作りに励み納税人口を増やして欲しいということですね」


じーな「福祉に寄り添うシングルマザーを量産するよりは遥かにええやろと言うこっちゃな。まぁ、NBの場合生活保護を受けるようなんは今やほとんどおらんけど…」


けいしー「で、この複数婚法、通称重婚法の下院通過と上院承認…つまり法案成立を待って、ミセス・アグネスはクリス・ワーズワース第二夫人となる婚姻届を提出されたんですよ…この重婚法の初適用例になったんです」


じーな「ただなぁ…この婚姻届、クリスがあわや懲罰偽女種もかくやの自己発火死亡寸前状態に陥って、苗床で緊急保存された後に提出されてるんよな…」


あんぬ「え。それって、重婚を認めても肝心のクリス父さんは苗床のままじゃん…アグネスおばさまは身体異常になってないんだから、下手したら苗床から自力で上がって来れるわよね…」


マリア「で、なんでこうしたかって言うとさ…父さんとアグネスさんを単純にくっつけるためじゃなくて、父さんとの子供を法的に認知させるためなんだよ…」


けいしー「ですので、いつ出来た子供であるとか、詳細を隠すためでもあるのですよ、ミセス・アグネスの隠居…」


マリア「あとさぁ、苗床ってさ、その中で遺伝子を掛け合わせて最良の結果を吐き出すこともできるんだよな…んふふふふふ」


じーな「マリ公が悪者顔やけどな、ここでもう一つ悪党な話があるんやわ」


あんぬ「と、姉と同じく悪党の顔になっている我が母が申します」


じーな「ええやんけっ。んでマリアンヌ、お前、ベラ子とアグネスさんとスクルドさんとお前が腹ボテになった時の子、全員男やったんちゃうかったっけ」


すくるど「で、この件に関して私も噛んでるから言っとくわよ。この子供たちは未来に影響甚大だから、一旦は中絶扱いにしてもらっています。ただ…その4人の子の要素を抽出して、アグネス・ワーズワースが望む子として1人を生み出すのも可能らしいわね」


りんじー「あー…なんとなくミセス・ジーナやマリアサンが何をしたいかわかってきました…」


じーな「つまりやな、単なる中絶やなくて、ちゃんとした子供として苗床から出せるいうことやな」


マリア「そそ。で、ベラ子と父さんには引き続きほとぼり冷ましのためにしばらく苗床の中で保存されておいてもらおうって寸法だよ」


けいしー「そしてですね、隠居が継続するミセス・アグネスはミスタークリスと書類上の再婚となった後も、そのデビルズバレーとかいう小さな町の城に住まう訳でしょう」


じーな「ケイシーちゃんが言いたいことはわかる。デビルズバレーだけやのうて、ルーン大陸自体が通常のNB人は立ち入り禁止、痴女種女官でも魔毒抜きの従者を従えるのが好ましい状況やな」


りんじー「それはいいのですけどね、ミセス・アグネスの住居はなーーーーーーーーーーるべく私とジーザスの居城から離して頂きたいのですがぁっ」


けいしー「リンジー…あのね、あんたとミセス・アグネスをデビルズバレーに置いてる理由の一つはね、NB人の遺伝子をナエドコのジーンプールに溶かすためでもあるのよ(にやり)」


じーな「それも、ある程度は優秀なもんを溶かしてもらわんとなぁ(にやにや)」


りんじー「そんなぁあああああああ」


あんぬ(っていうかあたしも実はジーナかーさんとクリス父さんの娘でしょ、混血NB人なのよね…)


ざんぬ(ええ、マリアンヌもいでんしを苗床に食べさせるひつようがある身分ですわね…)


じーな「というわけで、リンジーさんには隠居を認める代わりにそれなりに、年金や恩給に代わるもんをな」


りんじー「それ給付金じゃなくて労働義務では…」


けいしー「言っとくけどリンジー、あんた特別国家公務員職のままよ。そしてあんたが出した痴女皇国出向者の基本的人権剥奪宣誓書はまだ無効じゃないのよねぇ…HeHeHe」


りんじー「あんぎゃあああああああ!(泣)」

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