表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
こんにちわ、マリア Je vous salue, Marie  作者: すずめのおやど


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

307/385

大草原の小さな城 - Little Castle on the Prairie-・10

で、痴女皇国三代目皇帝ではなく、二代目皇帝代理摂政となった高木スザンヌ。


ルーン大陸に来ているんですよ、視察で。


それも、視察名目ではなく、本当に視察なんです。


で、視察に来た理由。


痴女皇国としての支援状況や現地の状態のうち、本国や本宮の今後の方針決定に必要な情報を持ち帰るためなのです。


とはいえ、リーゼ姉の分体もいますし、ジーナかーさんも時々、戦闘機に乗ってルーン大陸まで来るのです。


「しかし…マリアンヌ、あなたとしては、うるまさんですか…びくに国からお越しのお方、どうなのですか」


「あの人は任せておkな部類よ」


ええとですね、例によってアルトさんの枠の方で進んでいた件をご説明する時間ですね。

https://novel18.syosetu.com/n5728gy/496/


まず、ルーン大陸の苗床の中でも、労働魔族を生み出すだけではなく、魔王様を養うための母体苗床を管理する補佐役を兼ねた魔族代表摂政の役目、アスタロッテさんの代役が着任しました。


ただ、その方は純粋なリュネ世界の魔族ではなく、痴女皇国世界の八百比丘尼国で「えらいさん同士の出来婚でできてしまったお嬢さん」だったのですっ。


その外観は…一言で言うと、女天狗(にょてんぐ)


それも、いわゆる天狗や鴉天狗とはまた違った、真っ青な野鳥のような羽根の翼がトレードマークかつチャームポイントらしいのですが、とにかくお色気満々の日本人の半裸のおねーさんに青い翼が生えてるお姿を想像して頂きたいのです。


Ooruri(Shitori Suzuka,L'Oiseau bleu, Sitri) 漆間大瑠璃 Million Suction(Limited Ten million)百万卒(限定一千万卒) Slut Visual (heavenly maiden mode) 痴女種外観 Purple rosy Knights. 紫薔薇騎士団 The Extra-Human Knights 八百比丘尼国大江化外衆(人外騎士団) Imperial of Japan administrative bureau.Imperial of Temptress. 痴女皇国日本行政支局 Crow Tengu Uruma Family 烏天狗族 Suzuka heavenly maiden ladies 狗賓


で、この漆間(うるま)大瑠璃(おおるり)さんですが、狼男に変身できる紀伊半島の一族の人が天女とアレをしたためにカラス天狗の子供が生まれてしまったため、人狼の一族から分派した漆間という鴉天狗族の若旦那の娘さんになるそうです。


そして、黒薔薇騎士団にも入団できそうなIFFステータスランクの高さを叩き出している理由ですけどね、この方のお母様は八百比丘尼国の人外集団の中の一派である天女(てんにょ)族を率いている鈴鹿御前(すずかごぜん)というお方です。


で、この方は天女族ですが、大江山朝廷で巫女さんとしても勤務しておられる関係で、鬼細胞の変種をお持ちなのです。


いえ…天女族自体が、鬼の変種らしいんですけどね。


ま、ともかくとして、この鈴鹿御前というお方、人外揃いの大江山朝廷の中でも、外道丸さんとプラウファーネさんの鬼族トップ姉弟どちらかに匹敵する強大な能力者だそうです。


その鈴鹿御前様が、カラス天狗の一族…それも、カラス以外にも変貌可能な能力者のお兄さんが大江山に用向きで来られた際につまみ食い感覚でアレに及んだ結果、孕んでしまわれた結果がその、漆間大瑠璃というお嬢さんなのです。


で、あたしたちの話にはチラっとしか出てきていない犬神一族や、分派して高尾山に一党の棲家を築くことを許された鴉天狗の漆間一族、この方々も比丘尼国ではかなりの強大な能力者を輩出しているとお考えください。


しかし、比丘尼国の近代化に伴って、その強大な能力を秘匿しながら人の世界へと徐々に溶け込んでいく暮らしを営んでおられるのは鬼や天女や妖怪(もののけ)の皆様と同じ。


「ただ…痴女皇国世界の地球がアイスボールに近くなるほど冷え込むゆう調査結果の通りやとすると、やな」


「そうですわよジーナおばさま…いくら強いかたがたや、おかみ様たちであっても人の活動は女官とおなじで、あのかたがたのごはんとなるもの…かみさまや鬼さんたちやもののけのみなさまは寒さにたえられても、ごはんになるひとびとが死にたえてしまえば…」


つまり、人間が移住先を探す場合、その人間を必要とする存在もセットで移住させる必要があるのです。


特に、痴女皇国世界の人々であれば、なおさら。


ええ、埋蔵資源が連邦地球に比べて少なかった痴女皇国世界や聖院世界の地球であれば、人間だけで文明社会を築けていなかったのですよ…いえ、築けていても宇宙へ進出するまでその文明社会が継続していたかは極めて疑問と言われています。


で、スザンヌを送ってきたジーナかーさんも、アグネスおばさまの休職に伴ってNBの副首相として臨時に昇格しております。


「ただ、この体制もあと半年ということや…アグネスさんの任期満了を待たずに内閣と下院解散をマッジルベリー首相は公言しとるしな…」


ええ、副首相から臨時に昇格されたマッジルベリーという、もと・NB防衛軍大将という経歴の方ですけどね。


このおじさん…いえ、お爺さんは高齢ということもあって、次の首相を早期に決めたがっておられるのです。


そして、痴女皇国流の延命は正直、遠慮するという強い意志を示しておられるのです。


「男が社会と政治の主流になる世界は、終わるのかも知れない」とまで言われておられます。


むろん、それが完全に本当になってしまうと、リーゼ姉が懸念している「女だけの国では立ち行かなくなる」一件がありますから、例え痴女種女官が世界の主導権を握ったとしても、必ず男が世に関与する余地は残す方針なのですが、問題はその関与の仕方ですよ。


ええ、指導偽女種(しどうおかま)という第三の人工特殊性別とも言うべき存在。


あれになる方が色々と面倒がないんですけど、あれを嫌がる男性もまた、少なくないのです。


ですから、リーゼ姉が宇賀神さん田所さん海老原さんや、ゴルディーニのおじさんに対して接しているように、本当に男のままで一生を終える事を希望する人の望みを叶える必要もあると考えられています。


「一度枯れた男に回春を持ちかけても、あまり効き目がない場合もあんのよな…」


「ほらかーさん、罪人の人の中でもかなり若返らせないと効き目がないってのさ、クレーゼおばさまやアレーゼおばさまはもちろん、デルフィリーゼおばーさまも言ってたじゃん…ねぇスザンヌ」


「そうですわよマリアンヌ…ぞんがいに殿方ってのはでりけーとな存在で、股間のおしっぽに力をみなぎらせただけでは精気の質があがらないということ、クレーゼ母様からも言われておりましたからねぇ…」


ですが、人生経験や知恵のある男性の需要はあるのです。


ですから、リーゼ姉が死期の迫った男性はもちろん、あまり死期の迫っていなかった男性でも突然死の形で半ば無理やりに隠居させているのも、この辺の問題に先手を打っておいたと考えるべきでしょう。


そして、もう一つ…とんでもないことをお教えしときましょう。


完全体痴女種の場合、いわゆる「FUTANARI」という姿です。


ま、懲罰を受けたりなどで強制的に外観固定されていなければ、一定条件を満たせば完全な女性の姿にもなれるんですけどね。


んで、今回のクリス父さんの種付け暴走を容認していた理由も、ちゃんとあるそうです。


逆に、完全体痴女種であれば、男性の生理も入ってくるそうなんですよ、身体制御機構の中に…。


でね…クリス父さんの偽女種化、一日一回に限って認めるとかいう話があったでしょ…。


そうですよ、例えば父さんなら父さんの閃きや着想など、いわゆる天才の方向の思考を他者に移植できないかって実験の結果に、ある程度の答えが出たからこそ父さんの偽女種への変化を認める方向に踏み切ったんです、リーゼ姉が。


「しかしマリアンヌ…あんたには申し渡しておくけどな、くれぐれもフレデリック君までクリスと同等の措置に及ばせぬようにな…あの子はもはや、偽女種状態やと特にアグネスさんを第一の女に認識してしもうてるから…」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ