大草原の小さな城 - Little Castle on the Prairie-・3
で、日時は変わりまして、元はリュネ王城だった円形城砦が移築改装されたのが、今のルーン大陸総督府庁舎です。
で、この庁舎が中心に存在するリュネ王城市という都市。
海岸沿いに半円形の人工島を埋め立てて造成した上で、元々あった陸地も使って円形の区切りの城塞都市風に見えるように築かれています。
つまり、円の半分となる人工島は海に面しており、埠頭が何本も海に伸ばされていますので、この街を上空から見ると、円と棒を組み合わせたあの痴女皇国の国章、あれが半分陸地にめり込んだように見えなくもないのです。
更には、円周のうち海に直接面した部分は港湾となっていますが、この海に面した部分から総督府庁舎を中心とした区画…円を三等分に切り分けられたうちの一角がNB人向けの居住区画に充当されています。
つまり、ルーン大陸外との交流手段のうち、海路の出入りはNB側によって管理されているのです。
そればかりか、空路も。
ええ、敢えて空港が作られてはいないのです、ルーン大陸。
「スケアクロウがあるからって言っても、空港がないのはちょっと…」
「軍の展開も、アークロイヤル級かテンプレス級を空母や強襲揚陸艦シフトで配置すれば事足りるからな…」
つまり、輸送機のスケアクロウには、水上機としての運用が可能なH型やG型が存在しますから、それを使えば空港は不要。
港の目の前に広がる海が滑走路の代わりにもなる、ということです。
そしてルーン大陸の産品を積み出すには船を使うのが一番手っ取り早い訳ですが、ここでコンテナ船としての他、航空母艦の機能も備えたアークロイヤル級や、スケールダウンしたテンプレス級は…戦闘機に限りますが、超音速航空機の発着が可能ですし…そしてアークロイヤル級やテンプレス級自体が海上航行だけではなく、空中を飛行することも可能です。
そればかりか、船団ごと恒星間を空間転移することすら。
要はこれらの政策の理由、ルーン大陸とNB本星の他の都市との交流ポイントを限定することで外界との直接接触を避けさせているのです。
なんともはや、流刑地として使われていた時期のオーストラリア大陸もかくや…いえ、それ以上でしょう。
実質的な国内鎖国に等しい地域なのですから、現状のルーン大陸。
「まぁ、無断で上陸しても長くて1週間から1ヶ月で死亡しますからね…」
そう、痴女種女官であっても一定以上の位階に昇格している立場でなければ、魔毒抜きの行為抜きには延命が不可能なのです、この地。
ただし、人の交流は希薄でも、物流はそれなり…なのです。
このルーン大陸にあっては、建前上は本国直轄扱いの王室保護領とされています。
そして独自の経済圏を築いておりまして、食料も自給自足が、基本。
ですが、オーストラリア大陸に匹敵するというより…とってもよく似ているように再造成されてしまったこの大地。
豪州大陸のように、大半を砂漠や荒野として放置したまんまというのも勿体なさすぎる話でしょう。
そこで、計画されたのが「痴女皇国世界の地球の流刑地大陸や淫化帝国と同様に、労働魔族を投入して農耕や鉱業生産に役立てよう」という話なのです。
何せ、NB本星自体が惑星開発がまだまだこれからの部分も大きい中で、労働人口の確保はもちろん、更には労働魔族と痴女種や偽女種を運用しさえすれば法治国家や先進国家における労働者の人権やら何やらをすっ飛ばして開発が可能なのですから、他地域を追い抜いて開拓されてしまうのは当初から見越されていたのです。
ですから「物理的に気楽に来れないだけで、その存在自体はNB国民にはよく知られている」のがこのルーン大陸王室保護領。
そして、いずれは、ということで買春観光地としての整備も企画されています。
なにせ、このルーン大陸。
連邦地球の南極旅行や近隣の英国海外領土への旅行以上に、具体的な集客の目玉が存在するんですから。
そう、エキゾティックかつ卑猥な外観の土人美女だけでなく、ファンタシィの世界…想像上の存在のはずだったエルフたちや、そしてサキュバスとでもいうべき女悪魔たちの存在が明らかになっている上に、可能ならば魔毒の影響外となる地域の男たちの精子が得られた方が魔毒抜きの効率が上がるという、まことに切実な事情も存在するのです。
(ほら、イリヤ様とフユキくんの関係がそうですけど、リュネ世界の外から少年を召喚していたでしょう…あれがまさに剣聖のための特別措置だったんですよ…私でも専従勇者、リュネか西方の男児だったんですから…)
と、プリンセス・エマネには教えてもらいましたけどね。
従って、関係者の間では「他地域からの観光客、それも男を受け入れるかどうか」ではなくて「いつ、どうやって受け入れるのか」というところまで話が進んでいるとお考え頂きたいのです。
そして、売春ではなく男を買おうという買春目的の女の方も…痴女種女官化されていればオッケーという方向で落ち着く予定です。
で。
もう一つ、重要事項があります。
現在、このルーン大陸の開発開拓は、英国王室保護領ルーン大陸の自治政府が主導して実施しています。
しかし、実際には痴女皇国の事業も同然なのは云わでもがな。
そこで…NB政府やフレミング機関所属者の顔もある私だけでなく、痴女皇国からの担当者も臨時派遣されて来たのです。
それも、茸島の売春施設に大きく手を入れた南洋行政局の幹部が。
Margareta (Margareze)マルガリータ Thousand Suction.(Limited million) 千人卒(限定百万) Slut Visual. 痴女外観 Orange rosy kinghts. Mother budda denomination, Imperial of Temptress. 橙騎士団 Oranje ridder, Borobudur Nanyang Mercy Mother-tempel. (Ridders van het paleis van Jakarta) 南洋慈母寺僧兵(ジャカルタ宮殿所属) Saint. 聖女 Imperial lineage of holy temple. 金衣皇統
で、このマルガリータという出家名のお方。
元来は南洋行政局の秘蔵っ子として、オリューレ行政局長の片腕または代替者としての育成が進んでいたようなのです。
それは、この方のIFFステータスを拝見すればよくわかります。
ミス・高木マリアンヌの類似品であろうことは容易に想像、つきますね…。
Marienne Takagi 高木マリアンヌ Single Suction(Limited Billion)一人卒(限定十億卒) Variable female Visual 可変型女性外観 Our Marie 3rd. Imperial of Temptress and Holy Temple. 第三代聖母候補(痴女皇国・聖院)Setagaya tokyo Branch, Interior Bureau. White Rosy knights, Imperial of Temptress. 白薔薇騎士団
で、このミス・マルガリータに与えられた「もう一つの出家名」をお使いになるかは現状では不明ですけど、実はこの方の育成が進んだが故に私がNB本土への帰還が成ったことはお伝えしておきましょうか。
従来、茸島の聖院学院神学部で行って来た罰姦や東方向けの未成年者教育と、茸島保養所における女官買春施設の管理ですが、現在は南洋行政局茸島県庁の管轄にされています。
そして、聖院学院神学部はシチリア島のモンレアーレ大聖堂やマヨルカ島のパルマ大聖堂など、大型の教育施設を併設した聖母教会修道院に分散、聖隷騎士団の本拠地もフランス国内に移転しております。
では、茸島買春の主力はどうなったのか。
これ、アルトさんの枠でも恐らく詳細をお話しする事になると思いますが、端的に申し上げましょう。
茸島の慈母寺荘園、南洋慈母宗ではなく魔尼慈母宗の管轄に移されました。
そして、ファインテック茸島支社の地下に設置された苗床によって管理される南洋人男女が、茸島支社員を含む島内の売春行為の主力とされてしまったのです。
いえ…本宮女官の娯楽として旺盛な利用者が常に発生している茸島保養所での買春ですが、苗床運用が開始されたことに注目頂きたいのです。
そして、本宮にも所在する千人卒以上の完全体痴女種女官や、百人卒未満ですがFUTANARIにされている特命女官も、茸島で少年を買うだけでなく、少女も買えてしまえるのです。
これが、どういう結果をもたらすのか。
そもそもリュネ世界での苗床は、魔族兵士の生産や食料貯蔵を行うための液状生命体です。
そして、その餌は哺乳類…わけても人類の肉体が最適だったのだそうです。
しかし、それではあまりに弊害あまたということで、痴女皇国によるリュネ世界への進駐の後に「女性から抜き取った受精卵子を人体の代替として餌にする」よう改良された経緯があります。
ええそうです。
本宮の地下にも苗床はありますが、ここで様々な人種から抜き取った受精卵子の遺伝子を苗床内部で掛け合わせ、売春に最適化された女官候補を出産する実験結果を踏まえて、茸島の苗床も拡充されたのです。
「そもそもファインテック支社地下の苗床自体がそういう遺伝子改良のための実験施設でしたからね…」
「まぁまぁメフラウ・リンゼイ…本来ならば我が母オリューレがここなルーン大陸とやらへの慈母寺式統治を広めに来る話でしたが、わたくしが派遣されたのは実績作りもさりながら、近い将来はこの星に於ける痴女皇国の移住拠点作りにあります…そのためにも、精気収入を上げるべく魔尼慈母宗型の管理体制をこのルーン大陸に築く必要があるでしょう…何せ、今ですらえぬびー国民の三分の一以上が精気摂取を必要とする聖院女官の類似とあっては、もはや民主主義とやらの枠組みでは統治もままならず、倫理や論理の矛盾も避けては通れない事でしょうし…」




