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こんにちわ、マリア Je vous salue, Marie  作者: すずめのおやど


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大草原の小さな城 - Little Castle on the Prairie-・2

そればかりか、痴女種女官になってしまうと、生き物の運命を司る神様からすれば、普通の人間とは見なされないようなのです。


「だからせめて、痴女種女官の出生とある程度の運命傾向だけでもさ、私たちが噛みたいのよね…」


で、これも大人向けのお話では既に出ていた件なのですが、概略を説明させて頂きますと。


「私たち運命選定種は、運命を定めるべき生き物が賢いほどに利得を得るのよ。あんたたち女官がアレをして精気を得るのと類似のことが、生き物が産まれる時に起きるって思って欲しいわけよ…」


うむうむ。


つまり、痴女種における精気と同じ役割の…食料を得たいと申しておいでなのですね。


しかし、私どもはアレこそ日常行為ですけど、そのアレが実際に人の出産に結びつくかといえば、そうでもないわけです。


まず、受精卵を苗床という血の池のような液状生命体に取り込ませて餌にする必要があります。


そしてこの苗床、遺伝子を組み替えたりブラッシュアップする機能があります。


そればかりか、取り込んで溶かした人間を「溶けた状態で生かしておく」ことすら可能なんだそうですね。


つまり、必要に応じて人間を量産することすら可能なのです。


ええ、まさに苗床という表現通りの機能があるのです。


(スクルド、面倒がらないように…あなただけが仕事を増やされるわけではありませんよ…)


(そうよスクルド、ウルド姉様も私も、担当する者どもを増やされたのであれば、得られる利得も増やしてもらいたいところなのですからね…)


(そう思うなら姉様方も交渉の場にお越しになってくださいっ)


(まぁまぁ。とりあえずですね、苗床を通じて産ませるのであれば痴女種女官としての地位を得るわけですから、そっちの方でなんとか一つ)


え。


心話に割り込んで来られたのは、マリアさん…マリアリーゼ陛下です。


(ええー、マリアリーゼ…あんたらの管轄にすると、私たちがあまり美味しい思いをできなくなるのって知ってるでしょ…)


(ところがですねスクルドさん。あたしら聖院の時代から女官にするためには出家を基本としてるわけでしょ…ですから、本来ならそちらで運命を定めているはずの人物の運勢を生まれた時から捻じ曲げてるわけじゃなくて、出生から女官として任じて体も女官種または痴女種に転換した時点までの間のタイムラグ…時間差が存在するんですよ)


つまり、マリアさんの説明では、生まれた時から女官または偽女種という訳ではなく、普通の人間である期間が必ず存在するから、とりあえずその時点での運命を決めてもらえる余地があるというのでしょう。


そして、やはりと申しますか。


マリアさんとスクルド様の間には、何らかの取引がある模様。


(そして…スクルド。いずれ我らの方で取り仕切らねばならぬ者は増えるのですから、今から文句を言うておってはいざ、増やされた時に往生するのは明らか…)


(左様さよう、ウルド姉様が申す通り…むしろマリアリーゼは我らの取り分を減らさぬよう考えてくれたのですから、礼こそ申せど文句を申す話ではありませんよ…)


で。


やはり、私としては()()件…あの一件はどうなのか、それを逆にスクルド様にお聞きしたいところ。


あれは流石にまずい、諸々まずいと思えるのです。


では、何がどう、まずいのか。


既に大人向けの話では、その戦慄すべき事実が暴露されていますけどね。


まず、通称・尻。


あれの偽女種化については、1日1回を目処に変身許可が出ました。


これについては、そもそも尻が自分自身の擬似身体を使って色々と試験や実験を行いたいからという名目で各方面に働きかけていたようなのですが、もっと困った話として、その尻の希望を後押しした人物がおるのですっ。


それも、二人…ことによっては、四人。


で、偽女種に変わると何が起きるのか。


一言で言うと、絶倫。


そして、ポルノ男優のように半ば自由自在に制御可能となるのです。


何が、とか言わないでくださいね。


(本来はもっと強力な変化が起きるんですけどね…私も一応は知ってますし…)


と言われるのは、留学名目でNB本星にお越しのミス・高木マリアンヌ。


本当はマリアンヌ嬢「とある密命」を帯びてお越しなのですけど、まぁともかく表向きは留学です、留学。


そしてご当人は下院議員閣下と通称・尻の正真正銘の実子かつ次女となるのです。


しかし、その実子であるという事実にも関わらず、なんとも頭痛のすることが現実に起きてしまったのです。


ええ、一体全体何があったのか、皆様にもお教えしておこうと思います…お教えしなくてはならないと私には思えるのです。


(まず、その前にクリス父さんとフレデリックくんを巡るむちゃくちゃな関係よね…これだけでも連邦世界やNBには垂れ流せない話よ…)


そして、実のところはマリアンヌ嬢と類似の事件の被害者でもあるのです、わたくしリンジー・キャラハン。


(父さんとの間に子作りしたのは、リンジーさんの希望やNBでの勢力争いが絡んでるから仕方ないと思いますよ。ただ…ただ、その…)


ええ。フレデリック・ワーズワース少年に犯されています、私。


(もちろんリンジーさんなら許さない限りは不可能よね、希望しても…)


ただし、私よりももっと痴女種能力が高い者が加勢すれば話は別です。


そして、あの「強◯検定」の上級資格者や、上級指導員資格者の許可が出てしまえば…。


(そうですね…しかしミス・マリアンヌ…あなたに比べればマシですよ、私の受けた辱めなど…誰ですか、実の父親であるあの尻めにあなたを強◯させるとか思いついたのは…)


----------------------------------


あんぬ「しばく。ほんましばく…と言いたいところですけどねぇっ」


すくるど「これは流石にちょっと怒っといたわよ…」


りんじー「それと本件、本当ならもっとエゲツナイことを希望されてたんですよね、ミス・マリアンヌ…」


あんぬ「アルトさんの大人枠で話が出ますけど、未成年の方向きに端的に説明させて頂きます。仮にですねみなさん、実の娘に子供を産ませようとする父親がいたら、どう思われます?(青筋びきびき)」


りんじー「少なくとも下院議員閣下は怒る、私はそう思います…」


あんぬ「さすがにジーナかーさんもその話聞いたら血相変えてたもんね…」


りんじー「と言うわけで、その辺の詳細は来年早々にでも…」


あんぬ「皆様におかれましては、こういう無茶苦茶な家庭に生まれ育っておられませんように…」


りんじー「来年もよろしくオネガイモウシアゲマス、なのです…」

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