第39話 孤独な三連休(中日) ――そして夢の中までExcelに追いかけられた夜
三連休の2日目。
今日も私は、静かな部屋でひとり――ただ黙々と Excel と向き合っていた。
昨日の勉強時間は、まさかの 10時間。
なのに、不思議と疲れがない。
むしろ、ひとつ理解するたびに
脳のどこかで パッ…! とライトが灯る。
「わかるって、こんなに嬉しいんだ。」
学生時代、誰も解けなかった問題を
なぜか自分だけがスッと解けた、あの瞬間に似ている。
あの“ひらめきの快感”が、
まさか60代になって再び訪れるなんて――
人生って、本当に予測不能で面白い。
1|そして昨夜、私は Excel に取り憑かれた夢を見る
高揚感のまま眠ったせいだろう。
夢の中に、なぜか見覚えのない派遣会社が登場した。
「あなたを欲しいと言っている企業が、たくさんあります!」
……いや、
私、そこに登録した覚えゼロですが?
しかも夢の中の私はなぜか評価されている。
・努力
・姿勢
・場を明るくする力
全部まとめて高得点。
夢のくせに、妙にリアルで泣きそうになった。
夢の中だけでも、私は採用されたい。
……うん、絶対これ、
講師に褒められた嬉しさを引きずったまま寝た私の仕業。
夢って本当に、感情を誤魔化さない。
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2| 孤独だけど、嫌じゃない
三連休ぜんぶ Excel に捧げるなんて、
普通ならだいぶストイックな休日だ。
でも今日は――
不思議と “孤独” が 寂しくなかった。
・わかった瞬間、世界が一段明るくなる
・自分のペースで、静かに進んでいける
・誰にも追われず、誰とも比べなくていい
この感じ、ちょっと贅沢だった。
「今日も、ひとつ階段をのぼれた。」
そう思える“中日デー”。
孤独なのに、なぜか満たされている。
不思議な日だ。
今日のまとめ
・勉強は基本、孤独な作業
・ でも “理解の瞬間” だけは世界が明るくなる
・三連休すべてExcel漬けでも、どこか幸せ
・ 夢の中で褒められる=リアルで頑張っている証拠
アラカンの成長はゆっくり。
でも、確実に前へ進んでいる。
明日は、教室に戻る。
この静かな時間を、胸の奥にしまって。
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【第40話・予告】
Excel模擬テスト初日。
教室は 風邪・焦り・沈黙 の三重苦でほぼ戦場。
若者は相変わらずの忍者スピード、
アラカン勢はもはや瀕死。
そんな中で――
私はまさかの 914点 を叩き出す。
次回、
風邪 vs 根性 vs Excel の三つ巴バトル開幕!
62歳、まだ伸びます




