第23話 席替えの主役、まさかの欠席!?
席替えなんて学生時代だけのイベントだと思っていた。
……まさか62歳になって再体験するとは。
そして今日は、
主役の欠席により “ドラマだけが一人歩きする日” となった。
1|席替えで変わる“景色と空気感”
朝教室に入ると、レイアウトが変わっていた。
例の 18歳男子の「前はイヤです」直訴事件 の影響が、
まさかの翌日反映。
私は前列から後方へお引っ越し。
で、座ってみて驚く。
・先生の視線が刺さらない
・クラス全体がよく見える
・心がやたら落ち着く
「あれ? 後ろってこんなに住みやすいの?」
と、のんきに思っていたら――
その“席替えの主役”である18歳男子、まさかの欠席。
おい。
主演俳優が舞台にいないんですけど。
朝から脳内だけ小劇場が始まった。
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2|Word7日目、クラスの“温度差”が分裂し始める
Word授業もついに7日目。
クラスの温度差がくっきり表れ始めた。
ここで、現時点の 職業訓練・人間カテゴリーMAP をご覧ください。
【A:余裕すぎる若者3名】
MOS演習まで突入。
先生より先に進むスピード狂。
毎日思う。
「ねぇ、同じ授業受けてるよね?」
【B:52歳の彼女(スルー&独自進行モード)】
授業は聞かない。
でも淡々と自分で進む。
MOSも受けない。事務職も狙わない。
“ブレない人生”が逆にまぶしい。
【C:63歳の彼女(ため息の人)】
事務希望だけどMOS不要派。
授業は聞くけど質問はゼロ。
「無理かも…」が口癖。
気持ちが先に折れがち。
【D:61歳の彼女(努力の鬼)】
復習・予習・居残り・ノート・質問。
全部やる。圧がすごい。
努力量はほぼ修行僧。
【E:私(62歳)=ギリギリ追走組】
平日4時間・休日6時間の自主練でようやく追いつく。
“ギリギリでいつも生きてるアラカン”。
【F:50歳の彼女(地に足タイプ)】
経験もあり、余裕もあり。
淡々と進める“安定の大人”。
……こうして並べてみると、
同じ教室とは思えないほど、
人生の速度が違っていた。
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3|職業訓練校=ミニ社会だと悟った日
同じ教材。
同じ先生。
同じ時間。
なのに “見えてる景色” が全員違う。
努力する人
諦める人
淡々とこなす人
高速で突っ走る人
泣いてしまう人
質問ひたすらする人
そして私は……観察してメモする人(笑)
まるで 小さな社会の縮図。
だから少しずつ温度差が
空気にギスッと影を落とす。
でも私は思う。
こういう“人間模様”こそ、
アラカン学び直しの醍醐味。
全部ひっくるめて、
リアルで、しんどくて、めちゃくちゃ面白い。
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今日も後ろの席から、
62歳の私は人生ドラマを観察中。
【質問】
あなたはどのタイプに近い?
A:余裕
B:マイペース
C:ため息
D:努力型
E:ギリギリ追走
F:地に足タイプ
あなたのタイプ、ぜひ聞かせてください。
◆今日のまとめ
・ 席替えひとつで景色もメンタルも変わる
・ Wordは“温度差”がモロに出る科目
・クラス全員、まったく別ルートで生きている
・ 職業訓練校は「勉強」×「人間ドラマ」の二刀流
【24話・予告】
Word授業、気づけば新幹線スピード。
アラカン初心者は線路脇でゼーゼー追走。
テキスト2日で終了?
総合問題もう始まる……?
「待って、私まだ乗ってないんだけど!?」
次回、
学び直しは“体力勝負”編 いよいよ開幕!




