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女神アテナとの戦い

オデュッセウス:「こりゃ参ったなぁ・・・イタケはテレマコスがなんとかするとして・・・」

悩んでいても、神託に従うほかなくオデュッセウスの結婚生活は続き子供も生まれた。


子供も名はポリュポイテス、元気な男の子だ。


王としてテスプロティアを治めることになったオデュッセウスは、この地の守護神アレスに従い、近隣諸国を征服していく。

女王カリディケ:「すごい!オデュッセウスが王になられてからテスプロティアの領地は広がる一方だ!」

オデュッセウス:「俺も年を取ったと思っていたが、まだまだやれるな!」


はじめは女王カリディケのことを気ぐらいの高い女だと思っていたオデュッセウスだったが、女王自ら戦場に出て一緒に戦うカリディケとは馬があうことが分かっていった。


そして、今回の隣国ブリュゲスとの戦いも、王オデュッセウス、女王カリディケの二大巨頭が戦場で活躍していた。


カリディケ:「今度の相手はいつもと違うな」

オデュッセウス:「なかなか手強い相手だ」

馬上から戦況を見定めているカリディケとオデュッセウス。


軍神アレスも参戦し、突破口を開こうとするが、敵の抵抗が激しく突破できなかった。

軍神アレス:「何者かが手を貸しているようだ」

アレスは、テスプロティアの兵士に憑依して戦いを続ける。

だが、憑依した兵士に、次々と不意をついた攻撃が飛んでくるのだった。


オデュッセウスは敵軍のなかに、知っている男を見つける。メントルだ。

オデュッセウス:「こりゃ不味いぞ、敵軍にアテナがついてる」

カリディケ:「アテナがついていようが、こちらにもアレス様がついている」


その夜、オデュッセウスの所にアテナが現れる

女神アテナ:「オデュッセウスよ、この戦いから下がりなさい」

オデュッセウス:「お言葉ですが、私は今この国の王、下がれと言われても下がれません」

そこに、アレスが現れる

軍神アレス:「一方的に、こちらに下がれとは虫がいいな」

女神アテナ:「私はオデュッセウスと話をしているのです」

オデュッセウス:「私は神託により、この国の王となりました。引き下がれません。」

軍神アレス:「そういうことだ。帰っていただこう」

女神アテナは、そっとその場から姿を消した。


女神アテナ:「オデュッセウスが相手となると、これは守りきれぬぞ・・・」

女神アテナは神託の神アポロンに話をつけることにした。

女神アテナ:「なんとかならんのかアポロン」

アポロン:「確かに、神託を下しちゃいましたからねぇ・・・いまさら変えるわけには・・・」

女神アテナ:「どんな神託を下したのだ?」

アポロン:「ポセイドンの件で、カリディケと結婚しろと」

その言葉をきいたアテナは何かを閃いたようだった。


次の戦いの時、いつものように先頭を駆けていくオデュッセウスとカリディケ

アレスも憑依して戦う。

アレスはまたアテナに邪魔されながら戦うことになると覚悟していたが、その日は簡単に敵陣を撃破できた。

喜びに沸くテスプロティア陣営、女王カリディケも勝利を喜んだ。

だが、そこに一本の矢が飛んできて、女王カリディケの心臓を貫いた。


オデュッセウスは陣を引き上げ、カリディケを手厚く葬った。

あっけない女王カリディケの死だった。


オデュッセウスの前に女神アテナが現れる。

アテナ:「カリディケが死に神託は解消された。」

オデュッセウス:(・・・アテナ様が考えられたことだな)

アテナ:「故国イタケに帰ってはどうだ? ペネロペも待っておろう」

オデュッセウス:「・・・この国にはまだ幼い息子がおります」

アテナ:「では、その子が成人し国を動かせるようになるまで待とう」

隣国ブリュゲスとの戦いは停戦で終わった。


オデュッセウスは、カリディケとの間に出来た息子ポリュポイテスが成人すると、息子に王座を譲り故国イタケに帰った。


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