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Episode.2-5
「普通はギルドを作る時ってどうやってメンバーを揃えるんだ?」
ふと疑問に思った。
ギルドに所属していなければ塔は登れない。塔に行かなければ冒険者との出会いは無いし、出会いが無ければメンバーを揃えることは出来ない。
ぽっと出の人間が他のギルドに出向いてめぼしい人材を引き抜くわけにもいかないだろうし……
「まぁ、多いのはギルドから独立する形で、そのまま何人か連れて来るのだろう」
ドワーフのおっさんは三つ編みにした髭を撫でながら続ける。
「元から連んでる連中で作るのもある。あとは塔で意気投合してギルド設立なんてのも意外とあるな」
まぁ、これは少ないがな。とドワーフのおっさん。
塔で意気投合?
ギィッと後ろからドアの開く音がした。
「ヤウガイロウ……」
ドワーフのおっさんは額を押さえて俯く。
「おまたせ」
ヤウカイロウはいつもの笑顔で外開きのドアを内に押し開けて入ってくる。もはやわざとだろう……
「ヨル!」
俺を呼んだのはヤウカイロウの後ろから入ってきた女の子だ。
水色のサラサラロングヘアーに金の髪留め。白魚のようなその指でいかにも魔法使い風といった杖を握りしめ、愛嬌のあるつり目で俺を睨みつけている。
「ソラ! 久しぶり」
理想のパーティーに一歩近付いたぞ!




