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一度でいいからと望んだであろう世界で  作者: すずはっぱ
第1章
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4 現状確認と、やっぱりわからんこと

※今回は前回のキラーパック殺戮事件から2ヶ月後です。


特に物語の進展はありません。

とんでも武器を作り出してから2ヶ月がたった。

特にこの国での進展はないが、色々な情報を得たので、まとめておこうと思う。


・ギルドについて


ギルドにはランクというものが存在しており、ある程度依頼を達成すると上がるらしい。

どうやって上げるのかというと、依頼を達成すると貢献ポイントというものがもらえ、それにより上がるようだ。

何に貢献しているのかは知らないが、まぁその国にとかその辺だろう。


ランクは全部で5種類。

上からABCDFだ。

ギルドでカードを発行した時、誰もが例外なくFから始まるらしいが、その真偽は定かではない。

特に知ろうとも思わないが。

タリシタンで説明してくれとも思ったが、過ぎたことなのでまぁよし。


詳しいことは追々知っていくとして、今はこんなところか。



・スヴェールについて


こっちが本題だ。

女神様に言われた、この国の裏については、ある程度の確証を得た。

ギルドにいた他の人達に話を聞いたり、買い物ついでに店の人に聞いたりした。

かなりの人数に聞いたので、信憑性は高いと思う。

全員が騙されている可能性はあるが、何のためにそんなことをするかはいまいちわからない。


得た情報をまとめるとこんなところだ。


この国は世界各国でも有数の戦力を有しているらしいが、中立を謳っており、同時に、入国、滞在する際も種族を問わないという徹底ぶり。

しかし、それも裏を知ってしまえばそれが理由かとも思ってしまうものだ。


さて、問題の裏だが。


簡単に言えば人身売買だ。

それも法外な値段で。


地下で人体実験をしているらしく、現在は『神の右手(ゴッドハンド)』を作成中だとか。

視界に捉えたものを瞬時に手のひらへと収める効果を持つらしい。

なお、成功した試しはない。

これまでに300人は犠牲になっている。


どこから人を連れてくるのか。

それも、先程の種族を問わない点に関わってくる。

この世界には純粋な人間以外の方が、数が多いのだ。

表立って出てこないが、最も多いのは獣人らしい。

獣人は義理堅く、約束は自分の命に代えても守るという、とんでも集団だが、人間はこれを利用したそうで。

もちろん、獣人全員がそうではないようなのだが……まぁ、その点はどうでもいい。

今は結果さえあればいい。


他にも、この国の特産品とかも教えて貰ったが、どうでもいいので忘れてしまった。




それじゃあ今度は、僕達の半年間の拠点について。


家を買った。

ただ、すっごい小さい家を。

大体20㎡ぐらいか。

まぁ寝る場所と、料理する場所があればいいかな程度だし、そもそもこの国に永住することもない。

ちなみに値段はよくわかんなかった。

サリナが勝手に買ってきたのだ。

一応聞いたが、教えてはくれなかった。

なんで?



実験も続けていた。

だが、この辺りについてはまた今度ということにしよう。



・自身のことについて


この世界での経歴は女神様に説明された通りなので、これ以上考えることはないが、スキルのことは未だに分からないことが多い。

本当に最初の、タリシタンに向かう時の脚力についても、身体能力こそ少なからず関係してるとはいえ、スキルによるところが大きいことがわかった。


今度、スキルを全部まとめて一覧みたいなものを作ろうかと思う。



そして、服について。


服に関しては、今まで見たことのない周りのものばかりで、自身に目がいっていなかったのもあり、高校の制服(女子用)を着ていた。

これ絶対女神様のせい。


さらに驚きなのが、制服はこの世界では珍しくない、というか、特に何も言われないこと。

国際通りみたいなところで串焼きを売っていたお兄さんに聞くところによると、先代勇者が制服で戦い、その制服のレプリカのようなものが普及したようだ。

勇者ってスゲー。


まぁ、そのレプリカを見たことが未だにないんですが。



とまぁ、この2ヶ月はそんなところだ。


さてここまでは既存の情報をまとめたから、今度は実際に起こった出来事についてまとめよう。


ランクは現在C。

どこまであげれば、女神様のいう協力者がこちらに気づくのかは知らないが、女神様曰く、もう少しです、らしい。

はよ。


ランクを上げる際に、初めて指定式任務が来た。

が、蹴った。

ランクに見合わない実力を持っている僕達を利用した貴族だったのだ。

まぁ、内容も内容で、他の貴族を陥れてこいだと。

せっかくなので、その貴族の悪評でまかせを流しておいた。

その貴族が後にどうなったかは預かり知らぬところである。


それが真っ当な依頼だったら、もう1つランクが上がっていたかもしれないが……。



いつになったら協力者が声をかけてくれるのかはわからないが、まぁ気長にやっていくしかないだろう。


今日も今日とて、サリナとの任務が待っている。




━━━



【アイラのメモ帳】


早川透 アイラ・トール

スキル

総撃スキル Lv.10魔法スキル Lv.10

反撃スキル Lv.10統帥スキル Lv.10

会話スキル Lv.10耐性スキル Lv.10

回復スキル Lv.10創造スキル Lv.10

移動スキル Lv.10空間スキル Lv.10

(その他不明)


パッシブ

生命スキル 感応スキル 反射スキル

索敵スキル 対話スキル 適応スキル

詐称スキル

(その他不明)


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