表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
15/31

玄武の後継者-宮原智樹

智樹は最初から六花を疑っていた。



何か裏がある。



必ずある。



四霊が集まるなど異常だ。



何か仕掛けがあるはず。



だから同じ大学へ編入した。



観察するために。



しかし。



一週間。



二週間。



何も出ない。



むしろ。



出るのは善人エピソードばかり。



落とし物を届ける。



困っている学生を助ける。



子供を迷子センターへ連れていく。



老人に席を譲る。



(何なんだ)



理解できない。



人間は利益で動く。



そう教えられてきた。



なのに六花は違う。



そしてある日。



智樹は見てしまう。



六花が誰もいない中庭で。



小鳥に向かって話している姿を。



「鳳ちゃん、今日は暑いね」



「うむ」



返事が返っている。



智樹は固まった。



本当にいた。



鳳凰。



報告は真実だった。



だが。



驚いたのはそこではない。



六花が鳳凰を神獣ではなく、


家族のように扱っていたことだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ