表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
14/26

青龍の後継者-神宮寺玲弥

神宮寺玲弥は六花の大学へ編入した。


もちろん偶然ではない。



全ては神宮寺家の命令。



桜庭六花。



四霊を従える少女。



その観察。


接触。


そして可能なら神宮寺家へ迎え入れる。



玲弥は感情を排した。



必要だから近付く。



ただそれだけ。



そう思っていた。



講義室。



玲弥は窓際の席に座る六花を見つける。



普通だ。



拍子抜けするほど。



笑っている。



友人と話している。



神秘性も。


威厳も。


何もない。



(この少女が)



(四霊を従えている?)



信じられなかった。



その時。



六花が落としたペンを玲弥が拾う。



「ありがとう!」



満面の笑顔。



ただそれだけ。



なのに。



玲弥は妙な違和感を覚える。



見返りを求めていない。



純粋な感謝。



神宮寺家では見たことがなかった。



(変な奴だな)



それが最初の感想だった。



しかし。



その日から玲弥は気付いていく。



六花は誰にでも同じだ。



教授にも。



友人にも。



清掃員にも。



態度が変わらない。



利用価値で人を見ない。



それが玲弥には衝撃だった。



自分がずっと出来なかったことだから。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ