閑話 平和な世界?
「おい、これどうするんだ特典担当?収集明らかつかねえぞ。」
「いや、自分にそんなこと言われても。アホみたいなことしてるのあっちですし・・・」
「『アホみたいなことしてるのあっちですし』だぁ〜!?ふざけてんのかてめえ!元はと言えばお前が黒箱の当選者ランダムスポーンにしたのが原因だろうが!」
「だからと言って誰が霧の島に行くこと想定していますか!?本来だったらあれは、終盤らへんになってからプレイヤーたちのレベルがかなり上がりまくった時にいけるようになるものだったんです!それを、どうしてそうなるだろうとか予想できますか!そもそもの話、あの超気難しいモーガン・ル・フェイとパーフェクトコミュニケーションとったあいつが化け物なんですよ!」
そう、本来運営たちの予想であればモルガンは一眼見た瞬間からプレイヤーたちに牙を向いた。
なぜならその時の彼らにとってソロモンは憧れの存在というか守護者みたいな存在になっており、彼を褒め称えるような言葉を真っ先に言うような状態であったからである。(まあ結局のところ予想であって確実にそうと言い切れないのだが)そしてそれを話すのはソロモンに対して復讐を望むモルガン。そうなって仕舞えばバッドコミュニケーションというほかない。言うなれば言葉を発した次の瞬間、全力ブッパされて即死みたいなものだったのだ。
「それに自分以外にも責めるべき人間はいますよ!そう、てめえだ種族担当!」
「はい!?私ですか?流石に私は何もしてないと思うんですが。」
「いいやしているね。そもそもの話が、お前が新しい種族作るのに許可を不必要にしたせいで新しい種族つくって最悪の場合モルガンが全盛期を上回る可能性も生み出しやがった要因なんだからな。」
その言葉に少し驚きながらも種族担当は反論する。
「だったら、もし必要にしていた場合は私に死ねと言っているようなものですが。そもそもが話この自由をテーマとする『フローライト・オンライン』においてプレイヤーたちが新しい種族を作ることに許可をした方に対して文句を言ってください!」
「いや確かに自由がテーマだったけどよ、もうちょいどうにかできただろ。いくら細かい設定というか微調整が少し苦手だと言ってもよ。」
「馬鹿を言わないでください!私に微調整をしろと言うのは例えるのなら猫に対して進んで風呂に入れと言っているようなものなんですよ!」
「いやそこは普通誇るところじゃねえよ!」
そうして今日も運営たちは平和に苦しめられているのであった。




