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第十八話 本戦三回戦2

(状況は最悪、というよりも勝率がほぼゼロに近い状況だな。正直言ってこの女の能力は俺でもわからん。能力の発動または能力の名前さえわかれば何か取れる手はあるだろうが…どうやってこの女にそれを使わせるかそれが問題だな。仕方ない、あいつとの再戦用に取っておくはずだったものを使うとしよう。)


「おい女帝!貴様、俺を舐めているな?」


「うん、舐めているよ。私を倒すのなんて、正直言って他の序列一位でも不可能だろうし。」


「そうか、俺もそう思っていた。俺もかつてそんな考えで『黒王(チェルナボーグ)』に挑みそして敗れた。わかるか?そうやって油断している奴ほど負けるんだよ、この世界は。」


俺の言葉に、目の前の女はため息をつきながら呆れた表情で俺に言った。


「そんなことは関係ないよ。それに、あの人絶対弱いでしょ。『変世機(ウヌス)』の性能も見た感じ特殊能力とかそう言ったものとかはなくシンプルに、物理に特化してる感じだし。」


「そうかもな。さて、長々と話に付き合ってくれて感謝しよう。これで、俺の能力の発動条件は整った。」


「どうい、う?]


()()()() 『地下冥界・第二層(シバルバー)』俺の能力は、相手の能力を奪う能力だが俺の職業には相手の能力を模倣する力も含まれている。そして、それを発動するにはその能力にあったためが必要だ。感謝するぞ、女帝(セミラミス)おかげであいつの能力を使うことができた。」


すると、俺の周囲がまさに火の海煉獄へと変貌する。そしてそこには、数多のコウモリやなんとも形容し難い獣そして空には


「竜!?」


「『以前、竜を喰らう機会があってね。その時に竜の遺伝子を獲得したからこの空間内で培養していたんだ』か相も変わらず無茶苦茶な理由だ。」


『『『ガルルルルル』』』


「気をつけておいたほうがいいぞ、この空間内の獣は『黒王(チェルナボーグ)』とベロボーグそしてそれらに権限を付与されたものたち以外全てに牙を剥く。さて、先に行くぞ。せいぜい苦労しておけ。ああ、言っておくが俺が殺されてもこの空間は一定時間続く。がんばれよ。」


そう言い終えると、俺は獣やコウモリたちに食われた。

 地下冥界・第二層(シバルバー)に関しては、コロッセオの後三ヶ月間の回想編で詳しくやるつもりなんで。まあ今現在言えるのは地下冥界・第一層(シバルバー)が意味しているのは『死』という概念とそれらに関わるものだったりします。ま、これはあくまで僕の持論で済んであんまりわかんないと思いますが。もう一つヒントをあげるなら地下冥界・第一層(シバルバー)に複合されていたTIPEが関係してます。現時点ではこれ以上は無理ですね。

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