閑話 運営たちの地獄の始まり
まあ、言ってもクレーム対応とかそこら辺ですからね彼らの仕事は・・・
ロムルスが『フローライト・オンライン』の世界に行った直後運営たちの方では地獄のような時間が始まらんとしていた。
「What the fuck!?(なんてこったい!)どうなってんだよ!」
「ん?どうしたんですかチームリーダー。あと、いくら私たちがゲームの世界にいるとはいえ故郷の国の言語使ったほうがいいと思いますけど。」
「あ、ああそれに関してはすまない。だが言わせてくれ、後輩。」
そうしてチームリーダーと言われた男は深々と息を吸い込んで叫んだ。
「おい、特典担当!なーにが
『黒色の箱からとんでもないものやらは出てきませんキリッ』だ!とんでもないもんが出てるじゃねえか!これ下手したら、終盤いや完全にサービス修了時に血迷った考えで配布するものクラスじゃねえか!どうなってんだよ金箱も黒箱も全部馬鹿みたいな中身ってよ!」
「え、マジですか?あれ〜おっかしいなあ。ちゃんと黒箱開けてとんでもないもの生成される確率はとてつもなく低くしたはずだったんですけどね。」
「おい、どんな確率だ?」
「そうっすね。たとえんなら、年末ジャンボ宝くじを100年連続で一等当て続けるみたいな確率。まあ要はとてつもない確率だと思ってもらえれば。」
「なるほどつまり?」
「それ当てた人の運が死ぬほど良かったってことでしょうね。多分。」
チームリーダーに問いかけられた男は、自信を持って最後の多分という言葉以外ははっきりと言った。だが、チームリーダーは彼の多分という言葉を聞き逃さなかった。
「ぅおい!まて、多分ってなんだ!しかも、そいつみた感じ新しい種族とかも作ってるがそこら辺担当どうなってんだ!?」
「そんなこと知りませんよ。正直言って、この『フローライト・オンライン』は常に進化し続けてんです。チームリーダーこそわかってないんじゃないですか?」
「いや、進化し続けてるって言ってもさ限度ってもんがあるんじゃないの?」
「忘れましたか?どこかのチームリーダーが、アリスたちに『現実世界とこの世界の時間軸の差はどうする?』と聞かれた時に、数十倍にしやがったのを。おかげで、今現在も我々は仕事に追われてる真っ最中なんですが?ですが、少々興味深いですね。新しい種族、それには興味がつきません。」
そう言われてしまうといかにチームリーダーといえども何もいえず、諦めて責める口を閉じるしかなかった。
「よし。この話は終わりにしよう。とりあえず改めて、確認してみようか。ファっ?」
「どうしましたか、チームリーダー?」
「いや、なんか『霧の島』にスポーンしてんだけど・・・」
その言葉にまた部屋は凍りついた。
「「「「「はぁー!?」」」」」
「おい!特典担当てめえまたなんかしてねえだろうな!?」
「あ・・・・すみませんちょっとやらかしました。」
「具体的には?」
「多分絶対当たんねえだろうなーって考えで、黒箱の初期特典当選者の初期スポーン場所は三大陸にある主要都市ではなくランダムにスポーンするようにしてました・・・・」
その言葉を聞いた一同は、息を深々と吸っていった。
「「「「「ふざけんなこの大馬鹿野郎!」」」」」と。
まあ、彼らの受難はもっと酷くなっていきます。乞うご期待?
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