第十六話 開幕
短いですすみません。
「イエーィ!盛り上がってるかい?」
「「「「「「ウォー!」」」」」」
「ははは、すごい熱気ですね。」
僕は、今『コロッセオ』にいる。まあ参加者ではなく解説としてだが。
「正直言って、君さあ達観視しすぎてない?普通こう言った公の場所とかだったらまず緊張して笑い声とか出せないはずなんだけど?」
「はははそうですねえ少なくとも、500年くらい生きてたらこんなふうになるんじゃないですかね?」
「ねえ、それ冗談だよね?冗談だよね!?」
「………」
「何その沈黙!?余計に怖くなったわ!」
僕の隣にいるのは運営から実況役として雇われた『アイ』さん。一般のプレイヤーらしいが、そこら辺の事情は放置しておこう。
「さ、さあとりあえずなんか怖いこの人は放置して全員準備はいいか!『コロッセオ』開幕だ〜〜!」
そういうと、花火が上がり『コロッセオ』がはじまった。
「さて、とりあえず見物と言っておきましょうかね。正直言って『剣聖』さんと『女帝』さんが予選をパスしていると言うことは少々残念ですが。」
「まあまあ、しょうがないと思うよ。正直言ってあの御二方は埒外の生命体だと思っているし私は。」
「ふむ、確かに。そこに関しては激しく同意致しますね。正直言って私も多分アイテムなしの場合だとまず勝てないでしょうしね。」
「え?冗談でしょ。君普通に強そうだったけど。」
「私の場合は、基本的に初見の相手は得意じゃないんですよね。それに『変世機』の能力の把握も未だ完璧とは言い難い状態ですから。」
「へーそうなんだ。さて、まあ雑談はここまで!さあ、第一回『コロッセオ』予選バトルロイヤル開始だ!」
そうして、僕たちの目前にある闘技場に100人ほどのプレイヤーが出現した。




